コンクリートと木の質感を楽しむ開放的な空間×マンションフルリノベーション【私の推し設計!】
こんにちは!
FREEDOM株式会社広報担当の原田です!
今回は「私の推し設計!」紹介です。
以前リノベーションの事例を取り上げたものが非常に好評をいただきましたので、再びフリーダムアーキテクツが展開するリノベーションブランド、REDESIGNの事例を取り上げていきたいと思います!
今回事例を紹介してくれるREDESIGNの設計者は、前職からリフォームの経験があり、現在入社5年目になるKさんです!
概要
築年月:当時築20年
間取り:3SLDK→3SLDK
お客様が喜んでくれたポイントは?
まず、この事例についてお話するにあたり欠かせないのが、お客様が理想を詰め込んだ手書きの構想ノートです。
そこに書かれていた理想を、具現化するような設計が出来たことはとても喜んでいただいているポイントです。
もちろん、ただお客様が考えた通りのものを再現するというわけではなく、お客様へのヒアリングを重ね、具体的なところだけでなくなぜそうしたいのかもしっかりとすり合わせた上で提案・設計を行っていきました。
例えば、クローゼットの中にデスクスペースを作りたい、というお客様の希望は採用しつつ、他にも空間を有効活用するデザインはお客様に合うのではないかと思ったので、効率的に活用出来そうな余ったスペースを隠し収納とすることをご提案しました。
お引渡し後に、何度か完成物件見学会にもご協力いただくなど、お客様の理想と設計者としてのご提案を組み合わせていった全体的な仕上がりは、気に入って下さっていると思います。
設計上こだわったポイントは?
ご友人をよくお家に招くのでバーカウンターのようなキッチンにしたい、というご要望があったため、キッチンにはこだわっています。
先程お伝えしたお客様の構想ノートの中に、リビングに向かい合うようなカウンターキッチンとして、吊り戸棚でお酒やグラスをディスプレイするという案がありました。
しかしあえてキッチンの向きは変えずに、壁を取り払ってリビングとの一体感を演出しています。
キッチンの向きを変えない分、リビングに向かい合うような形のバーカウンターを作ることをご提案しました。
こうすることで、バーカウンターがあるというだけでなく、ご友人とのコミュニケーションが生まれる開放的なLDKが実現しています。
実は、キッチンだけでなく、他の部分も間取りはほとんど変えていません。
例えば、玄関も、配置はもちろん床のタイルやシューズボックスもそのまま、アクセントクロスなど主にインテリアを変えているだけですが、印象は大きく変わります。
お客様の中での優先順位を整理しつつ、変える部分と残す部分のバランスを見極めていくことで、無駄にコストを掛けることなく理想の暮らしを具現化していった、という点もこだわりと言えるかもしれません。
設計上難しかったポイントは?
躯体現しの天井にする分、もともとの壁と露出させた分の壁の境目が不自然になってしまうため、窓際の壁をわざと前に出すなどして調整しているんです。
その部分は少し難しかったというか、思い出に残っている部分ではあります。
そもそも、マンションの最上階の物件では一般的に天井に断熱材が入っていることが多く、天井のコンクリートを見せることは難しい場合があります。
今回の物件に関しても、事前調査の段階では躯体現しが難しい可能性が高かったのですが、解体してみたところ可能なことが判明したんです!
それに伴い、先ほど言ったような壁の調整や、配線の調整も必要になったのですが、お客様の中で優先順位が高い希望を叶えることができ、よりご満足いただける形でお引渡しすることが出来ました。
いかがでしたでしょうか?
引き続き、「私の推し設計!」をお楽しみに!
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