濃漆喰が包み込む暮らし【私の推し設計!】
こんにちは!
FREEDOM株式会社広報担当の原田です!
今回は「私の推し設計!」紹介です。
今回事例を紹介してくれる、設計事務所フリーダムアーキテクツの設計者は、リフォーム会社での経験を経て現在入社9年目、関西エリアを担当しているNさんです!
コンセプト
case747
濃漆喰の家
コンセプト:濃漆喰が包み込む暮らし
お客様が喜んでくれたポイントは?
LDKの壁や天井に漆喰を使用して、「ムラ感」のある仕上がりになった所は喜んでいただいているかと思います。
もともとお客様の方から、海外のアーバンモダンホテルのようなグレージュ又はダークカラー系のイメージとのご要望があり、またリビングのイメージ写真を提示していただきました。
その写真の壁や天井が、まさに濃いグレーでムラ感のある仕上げだったので、そのイメージを再現するため職人さんにコテムラをなるべくしっかり出すように現場で依頼しました。
お客様からは、想像していたよりコテムラの凹凸にあたる光の陰影が素晴らしく、岩壁のような仕上がりがかっこいいと喜んでいただきました。
設計上こだわったポイントは?
お客様からイメージを共有していただいたので、そのイメージに近いホテルのような雰囲気を作るところはこだわりました。
特にLDKや廊下などは、雰囲気を重視してダウンライトは設けず、間接照明やブラケットライトを採用しています。
さらに質感に重さを感じられるように、壁のタイルやピットリビングのカーペットなどをご提案し、全体的に暗めでホテルのような落ち着いた雰囲気をイメージしています。
また4人のお子様とお母様との7人住まいになることから、収納の充実や家事動線についてご希望があったため、キッチンからパントリー、ファミリークローゼット、洗面と1周できる配置していることもこだわりのひとつです。
設計上難しかったポイントは?
喜んでいただいたポイントでもあるLDKの壁をどのように仕上げるかという点は難しかったといえるかもしれません。
当初はポーターズペイントという塗料を検討していて、ムラ感のイメージはそちらのほうが近かったのですが、予算を超えてしまう可能性があったため、他の方法でイメージに近いものが出来ないか検討することになったんです。
塗装屋さんに提案していただいた、黒色を塗ったあとに、スポンジでグレー色を載せてムラ感を出すという塗り方は良いムラ感を出すことが出来たので、寝室の壁に取り入れています。
しかし、LDKの壁全体を同じようにするには時間がかかりすぎることから、LDKは凹凸をコテで表現できる漆喰を採用することになりました!
漆喰に決定したあとも、濃いグレーのサンプルを3種類ほど作って、イメージに近いものをお客様に選んでいただき、最終的に今の壁の色となりました。
様々な方法を細かく試していったことで、お客様のイメージに近づけたのではないかと思っています。
いかがでしたでしょうか?
引き続き、「私の推し設計!」をお楽しみに!
<フリーダムアーキテクツでは理想の暮らしを実現する設計者を募集しています>
設計者の採用情報をみる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?