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落ち着きと温かみを持った家【私の推し設計!】

こんにちは!
FREEDOM株式会社広報担当の原田です!
今回は「私の推し設計!」紹介です。

今回事例を紹介してくれる設計者は、case752の紹介もしてくれた実務歴7年のKさんです!



コンセプト

case753
円佇の家(えんていのいえ)

コンセプト:落ち着きと温かみを持った家

ルーバーから光が漏れる、和モダンな外観


お客様が喜んでくれたポイントは?

効率的な家事動線を実現した間取りは、喜んでくださっています。

家事動線を意識したい、ということだけでなく、お客様の頭の中には「この部分の収納にはこれをしまいたい」という計画もありました。
そのため、収納の用途やお客様の理想の動線を前提に、細かい部分を決めて行くことが出来たんです。

例えば、洗面所手前の収納は、片側には扉を付けずに出し入れしやすい棚としたり、洗濯機と乾燥機はあえて洗面所に置かず、キッチンの奥に収納を設けたりしています。

もうひとつ、大判のタイルを飾っている玄関も気に入っていただいています!
アートなどアクセントになるものを飾る案自体はあったのですが、よりお客様らしさをが出るのではないかと思い、タイルを飾ることをご提案しました。
一枚ずつ違うデザインを一緒に選び、現場で高さや照明の位置を決める際も立ち会っていただくなど、お客様と一緒に作り上げていったという印象が強いところでもあります。

タイルがアクセントとなった、オーダーメイドの収納を取り付けた玄関


設計上こだわったポイントは?

縦長のLDKの中で、天井の高さを変えているところです。

当初は、窓際のエリアが高天井になっているだけでした。
しかし、座って過ごすことの多いリビングの天井を少し下げることで、「落ち着いた雰囲気が好き」というお客様のライフスタイルにより合った空間になるのではないかと思ったんです。
また、リビングの天井を下げることで、高天井としている窓際の部分がより高く感じられる、という効果も考えられたので、天井高を変えるご提案をしました。

どこをどのくらいの高さにするか、というパターンをいくつか考え、お客様とご相談しつつ、最終的にキッチンとダイニング、リビング、窓際部分、と3か所の天井高をそれぞれ変えた今のデザインになっています。

さらに、リビングは天井を低くするだけでなく、壁や天井を板張りにしています。
一般的に使われる大きさの建材では少し小さかったのですが、一回り大きめの建材を使用することで写真のように綺麗な3分割のデザインとすることが出来ました。

天井高を変えることで、場所によって印象が変化するLDK


設計上難しかったポイントは?

難しかったのは、外観のルーバー部分です。

お客様お好みのキューブ状の外観にするために、ただルーバーの引き戸や目隠しを取り付けるのではなく、コーナー部分までルーバーを使ったデザインとしています。

実現させるためには、標準ではない収まりの調整が必要だったので少し難しかった印象があります。

あとは、先ほどもお話したリビングについてです。
リビングの板張りについて、色は造作のテレビボードに合わせた色に塗装してもらうことにしていました。

ただ、使用しているシナの合板は、もともとの色が薄く現場で塗装するとムラが出やすいという難点があったんです。
工務店さんとご相談を重ねた結果、現場で塗装するのではなく工場で塗装済のものを現場に持ってきてもらうという方法を取ることが出来たため、理想通りの仕上がりとなりました。

外壁に馴染むルーバー部分



いかがでしたでしょうか?
引き続き、「私の推し設計!」をお楽しみに!

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