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メンヘラ思考を変えた本。3

禁煙セラピー アレン・カー

この本は、禁煙をする人のための本だ。
私がこれを読み始めたのも、彼氏にタバコをやめて欲しかったからだ。

だけど、読んでるうちに、あれ?これわたしのための本かな?って思うくらい納得させられることが多かった。


そもそもタバコが依存症なわけだから、いろんな依存症から抜け出せない人に読んでほしいくらい役に立つ本だと思う。


まずはじめに、

この本では”なぜ辞めなければいけないのかではなく、どうして吸ってしまうのかに焦点をあてています。”
自分がなぜ吸ってしまうのか、なぜ辞められないのか。

私の場合はなぜ自傷行為を辞められないのか、それを知ることができました。

タバコをやめれば人生はつまらなくなるという妄想を取り除き、
タバコを吸わなくても人生は変わらず楽しい、むしろ吸わない方が楽しくなることに気づくはず。

本書でタバコは麻薬中毒と書かれている。
その理由や説明も詳しく書かれているのですが、そこは置いておいて。

私がビビッときた言葉

私がビビッときた言葉がある。
吸わないと苦しくなる→ホッとするために火をつける
というそもそもタバコのせいでこの悪循環になっているのに、タバコのせいだとは気づかないということ。
タバコ=喜び、幸せだと勘違いしているということ。

これが自傷行為をしていた自分にまるっきり当てはまっていた。


そして、勇気づけられた言葉がある。

肉体的、精神的に弱い人間がタバコを吸うのはウソ。
強くなければあんなものは吸えないはず。
中毒症状に持ってゆくために、自らすすんで大きな努力をはらっている。

確かに、あんな痛みのあることなんて弱かったらできないのかもしれない。
もしかして、私弱くないのか?
その答えはわかりませんが、少し勇気をもらえました。


幻想

タバコが与えてくれる快楽は幻想であり、むしろ何も与えてくれないし、心が奪われていく。

自傷行為をする事で感じていた快楽、安心感は幻想で、むしろ何も与えてくれない、心が奪われていくだけ。

辞め方

私がこの本で1番好きなのはタバコの辞め方。
これが本当に好き。
なんかこー、思い切りがあってズバッとしていて好き。笑

タバコをやめたい人も自傷行為をやめたい人もぜひ読んでほしい。

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