読書だけでは到達できない場所

おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マンfreeです。

本日は、「読書だけでは到達できない場所」というテーマでお話させていただきます。

まず大前提のお話をさせていただくと、
僕はけっこうな読書家で、本を読むのは大好きですし、読書ってめちゃくちゃ得るものが多いと思っているので、今日の話は読書を否定したりとか、読書家の人を否定するような話では一切なくてですね、
ただ、本から得られる効能にはやっぱり天井があって、
読書を過大評価しすぎると危ないよねっていう話をしたいと思います。

もちろん読書をすれば、その分知識が増えて、頭の中に引き出しが増えるので、しないよりは全然した方がいいとは思います。

ただ、読書っていうのは、それをすること自体で成長ができるわけではなくて、
あくまで実践を通して成長をすることの手助けであるっていうことですね。

成長っていうのは、昨日の自分よりも前に進んだりとか、
昨日できなかったことが今日できるようになったとか、そういうことだと思うんですけど、
当たり前ですけど、それって、読書だけじゃ無理ですよね。

僕が今まで出会った人の中でもいましたけど、
年間何百冊とかビジネス書を読んでるにも関わらず、別にたいして仕事ができないとか、
コミュニケーション本をたくさん読んでるのにコミュニケーションが下手な人とか。

もちろん、読書をすること自体で心が救われたりとか、読書っていうのは成果を出すことだけが効能ではないと思うので、なので繰り返しにはなりますが、成長や成果という意味では限りがあるよねっていう話になります。

たとえば、子供の時に、自転車に乗れるようになりたい、って思ったときに、
本を読んで乗れるようになれる人なんていないじゃないですか。
実際にやってみて、失敗して、やり直して、それで体に染み込ませていくっていう、
この繰り返しがないと、人って成長できないようになってるんですね。

他にも、たとえば、「女の子にモテる方法」みたいな本を男がいくら読んでも、モテるようにはならないわけで、それよりも実際に恋愛をして、たくさん傷ついたり、逆に相手を傷つけたりして、
こういうことすると相手が傷つくんだ、こうすると相手が喜ぶんだっていうのを身を以て学んでいって、
そうやって相手との距離感のとり方を段々わかってくると。
もちろん数が多ければいいって話ではないですよ。

なので、同じセリフを言っても、かっこいいと思われる人と、気持ち悪いと思われる人がいて、これなんかは相手との距離感のとり方次第なんで、座学で学べることではないんですよね。

仕事も全く同じで、
たとえば、プレゼンが上手な人とかも、本当に場数でしかなくて、
たとえば、毎週のように数十人、数百人の前でしゃべっていれば、いやでも話なんてうまくなりますからね。

もちろん、誰もが最初から上手いわけではなくて、
最初はなかなかうまく話せなくて、自分て下手だな−と思いながらも、
周りの上手な人のいいところを真似したりとか、そうやってうまくなっていくわけで、
この周りの上手な人を真似るっていうのも、こういうときはどうすればいいんだろうっていう自分なりの課題意識をもっていないとできないわけで、
それは自分が大舞台で失敗するとかしないと、本当の意味での課題意識っていうは出てこないわけなんですよね。

なので、やっぱり仕事ができる人っていうのは、これまでもレベルの高い環境に身をおいて、
チャレンジして、失敗して、で、修正して、自然と自分のレベルが上がっていくわけなんですね。

今話したような、自転車に乗れるようになる話も、恋愛の話も、仕事の話も全部そうなんですけど、
結局、人って身体で覚えていくことでしか成長ってできないんです。

その身体で覚えていくプロセスの中で、
どうしてダメだったのか、とかの振り返りとか、
次はこうしてみようとかっていう、対策のために、手段として読書があるわけなんです。

なので、話をまとめると、
もちろん、読書は素晴らしいことっていう前提がありながらも、
読書だけしてて実践が伴わないと、頭でっかちになっちゃって、
結局、仕事も恋愛もうまくいかなくなるので、チャレンジと読書の両輪を回していくことが重要だよねっていうお話でした。

というわけで、本日は、「読書だけでは到達できない場所」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始める。キミは何をする?

freeでした。

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