恩を返し合う人間関係。 -返報性の原理-

おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マンfreeです。

本日は、「恩を返し合う人間関係。-返報性の原理-」というテーマでお話させていただきます。

今日の話はですね、前々から話そうと思っていたネタで、
僕、その時その時の気分で話したいことを投稿していて、
結果ですね、もう1年くらい寝かせてしまったっていう話になります。

まず、タイトルにもあった「返報性の原理」っていうのが何かっていうと、
一言でいうと「お返し」のことで、人って誰かから何かをもらうとお返しをしたくなる、という半分当たり前の話になります。
多分、この言葉が有名になったのは、「影響力の武器」っていう本で、この心理をビジネスに活かすとどうなるか、みたいに取りあげられたのがキッカケなんじゃないかなと思います。

ビジネス観点でいうと、
例えば、スーパーの試食を店員に勧められて食べてしまうと、
買わないと気まずくなるから買っちゃうとか、そういうことですね。

もちろん、この返報性の原理っていうのはビジネスだけではなくて、
例えば、SNSで自分の投稿にいいねを推してくれた人には、自分もその人にいいねを押し返してあげたくなったりとか、例えばそういったことですね。

もうちょっと身近な例で言っても、例えば、
「自分が辛いときに助けてくれた友達とかに対して、その感謝として自分も何かをしてあげたくなる」とか、そういうことです。

もちろん、試食の例のような、埋め合わせ的なものもあれば、
本当に自分が辛いときに力を貸してくれた恩人みたいな人がいて、その人への感謝からお返ししたいっていう恩返しみたいな意味もあったりします。

今日の話はどちらかというと、タイトルにも付けている通り、
「恩返し」の意味での話になります。

たとえば僕の話をすると、
僕、大学のときの友達で、今でも仲がいい友達がいるんですけど、
僕、その友達にめちゃくちゃ大きな恩があってですね、
僕、大学生のときに、自分でビジネスやってたりで、大学の授業になかなか行けなかったんですね。
そんな僕に、その友達は、何も言わず、テスト前にノートとか過去問とかを全部貸してくれたんです。もう神ですよね。

僕、大学3年と4年の2年間で、授業一コマ分しか出席してないんですけど、
2年間で60単位以上取って、ストレートで卒業したっていう、
その友達のお陰でミラクルを起こしたわけなんです。

でもそれって、僕しか得してないじゃないですか。
友達は何の得も無いですよね。
もちろん、友達なので損得を超えたものがあるかもしれないんですけど、
でも友達でもなかなかそこまでできるものじゃないんじゃないかなと思っています。

で、これは一生をかけて返さなきゃいけない恩だなって思ったんですね。

そんなこんなで、大学卒業した後も、
合コンとかがあれば、真っ先にその友達誘いますし、
友達もそこから彼女ができたり、けっこういい思いをしてくれてですね、
そうすると、また彼も、僕にお返しをしたいって思ってくれるようになって…。

なので、お互いに「アイツを勝たせたい」って気持ちになって、
結果的にWin-Winの関係が作れるんですね。

例えが合コンかよって思った方もいるかもしれないので、真面目な話もしておくとですね…。

僕学生時代に、自分で事業をやってた時に、資金で困ったことがあってですね、
その時にお金を貸してくれた人がいて、その方が、「返すのは出世払いでいい」って言ってくれたんですね。
めちゃくちゃカッコいいですよね。

ただの大学生の僕に、そんなこと言ってくれるなんで、感謝しかなくて、
で、その人とは、その後あまり会う機会がなくて、
僕、社会に出てから、その方に自分から連絡取って、「あの時のお金を返したい」って言って、
で、僕、頼まれてもいないのに、自分の意思で、その感謝の気持ちも込めて、
めちゃくちゃ利子つけて返しましたからね。

で、もちろん、今の話はお金の貸し借りなんで、返して当然の話ですけど、
差がつくのは、別に返さなくても問題は起きない、
サービスでやってくれてる時ですよね。

僕でいうと、さっきのテスト前に助けてくれた友達の話とかです。

で、この時にダメな例は、
こうやって自分を助けてくれた人がいた時に、
感謝ができない人がいるんです。

もちろん、口では「ありがとう」とはいいますけど、
本当の意味で感謝ができてない人ってことです。

どういうことかって言うと、
こういう恩を受け取ったときに、心の中で「ラッキー!」って思っちゃう人で、
恩を返そうっていう発想にならないで、受け取ることによるメリットしか考えられてない人です。こういう人って、間違いなく貧しくなると思います。

なんでかっていうと、恩を返し合うようなWin-Winの人間関係って、
お互いが良い影響を与え合って、螺旋を描くようにお互いが登っていけるんですけど、
こういう「ラッキー」って思っちゃう人は、一度もらって終わりで、人間関係に継続性がなくて、それ以上の大きな見返りが求められないんでねね。

例えば、社会的に成功している人が、
ある若者の将来を見込んで、例えば焼き肉をご馳走するとするじゃないですか。

でも感謝できない人は、奢られた時に「ラッキー」と思っちゃって、
ここで恩返しをすれば、後々、もっといろいろ教えてもらって成長できたりとか、
大きな価値を手にできるのに、最初の一回で終わっちゃんです。

もちろん、最初の一回分は得をしているかもしれないけど、
その最初の受取分なんて、今後受け取れたであろうメリットに比べたら微々たるものなんです。

これ別に「おごり返せ」って意味じゃなくてですね。
だって成功している人からすれば、お金は十分にあるわけですし、
じゃあ何がお返しになるかっていうと、自分の成長を見せることなんです。

ご馳走したほうからすれば、自分がしたことで、若手がもっと頑張ろうって思ってくれて、
自分がしたことが、社会に良い影響を与えてるって思えるのが嬉しんですよね。

なので、「なかなかチャンスがない」とか、思ってる人は、
知らず知らずのうちに、自分を助けてくれようとした人に無礼な態度を取ったりとかで、
人間関係を棒に振ったっていう可能性があることは覚えておいた方がいいと思います。

かつ、大人の世界が厳しいのは、何か無礼を働いた時に、
いちいち誰も怒ってもくれないってことです。
何も言わずに去っていくので、去られた方は何も気づけず、改善もできないんですね。
改善もできずに、そのまま年を取ってしまうので、
気づいたときには人生積んでるってことになりかねないんです。

なので、話をまとめると、
困ったときに自分を助けてくれたりとか、恩がある人に、感謝しなかったりすると、短期的な人間関係しか作れずに貧しくなってしまうので、自分から相手にも与えて、Win-Winの関係を長く続けられる人がいろんなチャンスも巡ってきてうまくいくよ、ってお話でした。

というわけで本日は、「恩を返し合う人間関係。-返報性の原理-」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?