品がある人。ガサツな人。

おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マンfreeです。

本日は、「品がある人。がさつな人」というテーマでお話させていただきます。

前回ですね、「色気は品から生まれる」ってことで、「品」をテーマにお話させていただきましたが、この「品」というのをですね、少しアングルを変えて今日はお話できればなと思っております。

で、「品がある」というのをですね、もう少し解像度を上げて、解釈するためにもですね、
その反意語と一緒に考えてみたいと思うんですけども、
もちろん「品がある」の反意語っていうのは、人によっていろんな言葉が思いつくとは思うんですけども、一つ挙げられるのは今日のタイトルにもある「ガサツ」っていう言葉ですね。

ディズニー映画の「美女と野獣」の実写版が数年前にやったと思うんですけども、
で、「美女と野獣」って、その名の通り美女でヒロインのベルと、野獣になってしまった元王子様が結ばれるって話なんですけど、
野獣って、見た目は野獣なんだけど、中身はけっこう繊細というか、
品をちらつかせるところがあったりするんですよね。
で、この野獣と対象的に描かれるのが、元々ベルを狙ってるけどベルを射止められない「ガストン」って男性キャラが出てくるんですけど、
ベルがガストンを好きになれない理由として、「あんなガサツな人無理」って言うんですよね。
僕も映画を見てた時に、そのガストンのキャラクターを見ていて、それを表現する言葉として、「ガサツ」っていう言葉を使った翻訳の方は凄いなと思いました。
もちろん、ガサツって一般的な言葉ではあるんですけど、すごくピンと来たというか、なので僕の中でこのガサツって言葉はけっこう残ってるんですよね。

なので、今日は「品がある人と、ガサツな人」という焦点で話したいと思います。

で、今日の話の結論から言うとですね、
「品がある人」と「ガサツな人」を分けるとすると、
それは、「落差がある事をするかしないか」だと思っています。

これどういうことかって言うと、
「ガサツな人」は落差が大きいことをしてしまうのに対して、逆に、
「品がある人」は物事の落差が小さくて、全体的にスムーズだ、っていうことですね。

ちょっと何言ってるかあまりイメージがわかないかもしれないので、
具体例を交えながらお話したいと思います。

たとえばですね、車の運転を例に取ると、
皆さん車の運転が上手い/下手って、どういうのをイメージします?
僕はというとですね、それは「揺れが大きいか、小さいか」だと思ってます。

もちろん、乗る車種によって揺れの大小は変わってきますけども、
同じ車に乗ってても、誰が運転するかで、揺れって大きく変わってきますよね。

で、揺れで一番差が出るのは、車の「発進時」と「停車時」だと思います。
つまり「始まり方」と「終わり方」ですね。

止まっている状態から車が急発進する時も、逆に走ってる状態から急ブレーキをかけられても、身体が投げ出されそうになったりとか、それなりに負担がかかりますよね。
なので、一番車酔いしやすいのも、この急発進の時と急ブレーキの時なんじゃないかなと思います。

僕もタクシーとか乗ってるときに、この発進と停車に落差がある運転されるのってけっこう苦手で、なので、僕も自分が運転するときとかは、この発進時と停車時に、いかに急発進と急停車をせずに、「いかになめらかに動き出して」「いかになめらかに停車するか」っていうのを心がけて運転するようにしています。

たとえば、新幹線って、けっこう意外なんですけど、実はシートベルトがついてないんですよね。あれだけスピード出るのに、なんでシートベルトが付いてないかっていうと、やっぱり揺れないからなんですよね。
新幹線って、そもそも走行中もあまり揺れないし、急発進も急停車もしたりしないので、すべての動きがなめらかなんですよね。
海外の方が新幹線に乗って一番驚くのは、速さよりも、揺れないこととかって言ったりしますよね。

なので、いかに動きの落差がなく、滑らかであるかによって、乗る人のストレスが関わってくるってことなんですよね。

車の運転以外でも、例えば自分のカバンとかの荷物を、置く時に、
「バンっ」って音立てて置く人もいたりしますけども、
ああいうのも、近くにいる人ビックリしちゃいますよね。
これも、荷物を置く瞬間のやっぱり「落差」なんですよね。

なので、荷物を置くときも、バンって勢いよく置かないで、なめらかにそっと置くと。

あとは、全然毛色が変わる話なんですけども、
エッチの時とかも、
ガサツな人とかって、もう取り敢えず挿れることしか考えてなくて、
挿れたら挿れたで、もう必死にガシガシ動くことしか考えてないと。
で、終わり方も急に自己満で終わるみたいな感じですよね。
これも、始まり方と終わり方の落差の話で
もう全体の「流れ」とか「スムーズさ」なんてあったもんじゃないんですよね。

ちょっと僕も出してる例が適切かどうかわからないんですけども。笑。

なのでですね、なんで、急な落差に人が驚いたりとか、ストレスが生まれるかっていうと、
おそらく人の身体が、そういう急な動きとか、落差のある動きに対して、おそらく適応できるようにできてないんじゃないかなと思います。
まあこれは人間に限らずですね、動物とかも、急に何かすると驚いたりはするので、動物全般に言えることなのかもしれないんですけども。

ただ、例外はあってですね。
落差とか振れ幅が大きいことをすることが「善」とされる場合もあって、
それは、「笑いを取る時」と「サプライズで感動させる時」の2つですね。

よく笑いの用語で「フリとオチ」とか、「緊張と緩和」みたいな言葉があったりしますけども、それって、聞き手にある期待値を与えて、そこから敢えて差を作って期待を裏切るから笑いが生まれたりするんですよね。

あとサプライズで人を感動させたい時とかも、受け手が感づいちゃうと、驚きや喜びが半減しちゃいますよね。

で、今の話で思い出したんですけど、
僕サウナ行くのが好きなんですけど、サウナよく行く人だったらご存知だと思うんですが、サウナってだいたいサウナ入る→水風呂入る→外気浴の3つで1セットなんですよね。
ただ、この一つ目のサウナの暑さと、二つ目の水風呂の冷たさの、温度差がないと、
その後の外気浴時でととのいにくいっていうのがあるんですよね。
なので、僕もいつも、サウナの時はめちゃくちゃ熱いのに入って、水風呂はめちゃ冷たいのに入るようにしています。

なので例外は、「笑い」と「サプライズ」と「サウナ」の3つですね。

なので、ちょっと話が脇道にそれてしまいましたが、
話をまとめると、「品がある人」と「ガサツな人」を分けるのは、
物事の境界線の落差を大きくしてしまう人と、
境界線の落差を減らして、スムーズにして相手にストレスと与えない人の違いだよっていうお話でした。

というわけで、本日は「品がある人。ガサツな人」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。

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