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【こち活まとめ】こち亀61巻~70巻 1ツイートレビュー

1日1巻でこち亀の1ツイートレビューをし続けているのですが、その61巻から70巻のレビューについてこちらにまとめてみました。

こち亀内の面白レビューを探している方はご参考にどうぞ。

※紹介の都合上、多少オチを書いてしまっているものもありますのであらかじめご了承いただける方はご覧くださいませ。

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こち亀61巻
作中にまだ出てきてない時に麻里愛を表紙に登場させるも67巻まで登場せずというトリッキーな情報戦略がとられている。
今見るとされるがままの両さんも麻里愛の腕の長さとかも中川の表情もしっくりくる予告になっている。

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こち亀62巻
ソウルオリンピックのタイミングで日暮巡査を起こしに行くと食虫植物に食べられて消化されかけている状態で発見。
ねむけざましとスタミナドリンク漬けにれたところ、ぜんぜん眠れなくなり30日間起き続けることに。
4年に一度というのが連載ならではのキャラ設定ですな。

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こち亀63巻
巻末コメントに山田洋次監督が登場。
それを受けて次のページに秋本先生のメッセージが。
「昔の下町には寅さんや両さんみたいな人がほんとうにいたわけで、2人とも存在感があり、路地から歩いてきそうというのも当然の話です。」という秋本先生コメントが染み入る。

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こち亀64巻
コーラの栓を歯であける両さん。
ダイヤモンドもかじってしまう強歯で。
調子にのって歯で釘を抜こうとしたら前歯が折れ、ブラシで歯磨きで歯が抜けまくりに。
それがすべて乳歯というからなんともすさまじい。

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こち亀65巻
コピー機でおのれの全裸をコピーする両さん。
麗子に見つかると「まいったな・・・すっかり変態扱いされてしまったよ!」とぼやく姿がまさに変態として堂にいっている。
大原部長の顔写真とおのれの全裸コピーを合成するという行動もかなり深さを感じるものがある。

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こち亀66巻
軍用のジェットヘリから時速200キロで走る新幹線に飛びうつる両さん。
ガラスカッターでくりぬいて車内に侵入。
見事、目的の品をゲットしてヘリからさげた縄梯子に飛びうつる。
トム・クルーズを彷彿とさせるアクションなのだが目的の品がおげれつ写真という。

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こち亀67巻
両さんを両様とよび、めろめろの麻里愛(マリア)が登場。
マリア前とマリア後では両さんのキャラ位置が大きく変わっていて、さながら女優と結婚した芸人のように感じるところがある。

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こち亀68巻
麻里愛の父で翻堕羅拳法総帥の麻里晩が登場。
香港のドル箱スターである麻里稟(マリリン)も登場。
中川家、秋本家のように規模感で圧倒するとんでもファミリーが増えた巻。

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こち亀69巻
3日で5分しか寝ない中川の父が登場。
太平洋横断歩道道路計画を息子に任せようとするのだがビジョンでかすぎで。
大富豪だが時間がおしくて立食そばを食べる姿に好意を感じてしまう。

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こち亀70巻
両さんから新種の抗体が発見される。
風邪の特効薬ワクチンということで両津GPX型ワクチンと名付けられる。
しかし、本人にしか効果がないというもの悲しい話に。

★★★★★★★

67巻は両さんの立ち位置が変わるターニングポイントとなっています。非モテからモテへと変わった両さんは麻里愛の支持を得て自信たっぷりなふるまいに変わり清潔感もアップします。まさに男っぷりがあがるのですが、さらに先では両さん奪い合い状態のモテ期もまっていまして、その前ぶれだったタイミングがこの67巻かもしれません。それ以前のやさぐれ両さんと麗子の関係がオールドこち亀ファンにはよかったりもしますね。

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