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【こち活まとめ】こち亀171巻~180巻 1ツイートレビュー

1日1巻でこち亀の1ツイートレビューをし続けていたのですが、その171巻から180巻のレビューについてこちらにまとめてみました。

こち亀内の面白レビューを探している方はご参考にどうぞ。

※紹介の都合上、多少オチを書いてしまっているものもありますのであらかじめご了承いただける方はご覧くださいませ。

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こち亀171巻
中川の会社で100万分の1のサイズの地球を模した高性能地球儀が開発される。
一年後の地球のシミュレーションや毎秒千年で過去に戻る機能を持っている。
異常気象や台風などを予想し農作物の被害を少なくするという。
防災でもこれは必要な地球儀かと。
こち亀は壮大だ。

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こち亀172巻
世界のショッピングセンタービッグ3が部長の千葉県の自宅付近に出店。
あまりの集客に高速道路が建設され、部長の家付近が高速入口に。
おまけに3店が24時間営業にふみきり、眠らない街になってしまう。
ずっと秘境扱いだった千葉県の部長宅が急発展する怒濤の展開。

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こち亀173巻
中川の会社でビンゴ大会があり、ビンゴのはずれとして当たった車を麻里愛にあげることにした両さん。
それが世界限定300台のヴェイロンだから驚きだ。
一台3億円ほどというから驚きだ。

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こち亀174巻
東京スカイツリーの工事現場で働く両さん。
50種の工事作業の資格をもち、溶接からクレーン技師、発破解体までこなす。
いつもマイシューズ&マイヘルメットを持ち歩いている。
両さんは多才だ。

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こち亀175巻
1989年に打ち上げられた無人探査機「青羽」の地球帰還が6年間延期される。
青羽計画の工学技術総責任者である教授が青羽の地球帰還を前に亡くなってしまう。
そして帰還作戦の最中に青羽が命令を無視して大気圏に突入するのですがその理由はぜひ読んでいただきたいです

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こち亀176巻
東京スカイツリーがおばけ煙突に似ているという両さん。
中川に「押上の周りの土地を買え」と指示して、「まわりに3本のダミーを建てて『おばけツリー』にしろ」と。
おばけ煙突のようにスカイツリーも4本並べたいわけで。
その提案をしている両さんの顔がやばい。

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こち亀177巻
弱った金魚を救おうとしてたら、金魚のアニメ化から珍品種のブーム化まで仕掛けてしまう両さん。
メダカも品種改良で儲けようと企むが不忍池に放してあげることにする両さん。
この2つの話が対になっていて、両方にぶれることができる両さんの人間臭さが面白い。

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こち亀178巻
「クリスマス機動捜査網」の回は、コマ割りやタイトルの出し方が完全にゴルゴ13オマージュとなっている。
日時の入れ方の書体など、にやにやが止まらない。
こういう漫画好きのための仕掛けをマメにしこんであるのがこち亀の面白いところでもある。

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こち亀179巻
麻雀刑事、リャンペーコー・チー・チョンボのすけが登場。
立て籠り犯の説得に人間麻雀で対応。
人が牌になって犯人と麻雀勝負を行う。
人質を一人1000点で取引し、犯人があがると人質が増えるという強烈な内容。

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こち亀180巻
両さんと中川、麗子で夜勤をする話。
両さんがカップ麺を食べようとしたところ、麗子がフレンチを料理。
「やったあ」とひとくち食べようとしたところに酔っぱらいが登場というオールドこち亀ファンに嬉しいテイストで。

★★★★★★★

超越漫画になったこち亀は、人類や社会の未来を考えていたりしまして。100万分の1のサイズの地球を模した高性能地球儀で地球上に起こっているたくさんの問題を把握する回は神の領域を思わせます。また、無人探査機「青羽」が命令を無視して大気圏に突入するエピソードはなんとも知的な涙を誘います。こち亀後期、ハンパないです。


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