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【こち活まとめ】こち亀91巻~100巻 1ツイートレビュー

1日1巻でこち亀の1ツイートレビューをし続けているのですが、その91巻から100巻のレビューについてこちらにまとめてみました。

こち亀内の面白レビューを探している方はご参考にどうぞ。

※紹介の都合上、多少オチを書いてしまっているものもありますのであらかじめご了承いただける方はご覧くださいませ。

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こち亀91巻
街中ゴルフが発展して山手線一周ゴルフ大会が開催される。
参加者は15万人。
両さんは浜松町の貿易センタービルから東京タワーそばのグリーンにオンさせてくるスナイパーぶりで。
首相官邸や国会議事堂、警視庁にもグリーンがあるという鬼イベント。

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こち亀92巻
ファミコンをやりまくりの両さんをしかる部長。
両さんのカセットを中古屋に売却。
しかし、部長が将棋のソフトにはまってしまい、ながら歩きをするほどまでに。
麻雀アプリなども普段ゲームをしない人のほうが一途にはまるのかな、と思ったエピソードでした。

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こち亀93巻
20万円でこち亀に登場する権利を買った榊原由幸さんが登場。
そこから5000円で派出所の看板に名前をのせるプランや1万円で指名手配犯として顔が出る広告を両さんが考案。
漫画系クラウドファンディングで使われているような手法が1995年にこち亀で既出だったことに驚く。

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こち亀94巻
両さんが秘書技能検定や中小企業診断士の資格を持っていることが判明する巻。
「終身雇用が崩壊した今 資格と特技が物を言うから」と両さんが言っていたという。
この巻が出たのが1995年。
4分の1世紀前でも終身雇用が諦められていたのか。

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こち亀95巻
今では廃駅となった京成線の博物館動物園駅を両さんたちが使うエピソード。
両さんいわく時空を越えた駅とのこと。
作中に出てくる不気味なペンギンの絵が以下の記事では画像で見ることができる。実に興味深い。

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こち亀96巻
両さんの祖父がゲームメーカーを経営していることが発覚。
「盆栽ゲーム」「ゲートボール」でヒットを出し美少女ゲームを開発しているという。
スタッフは5人。平均年齢は88歳。
シニアベンチャーは今後の日本で大切な要素ですね。

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こち亀97巻
パチンコの換金について週刊少年ジャンプで解説したのは伝説すぎる。

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こち亀98巻
インターネットを使って日本の駄菓子を世界中に販売しようとする両さん。
DAGASHIは、YouTubeでも海外向けに紹介されていたりと実はジャパンコンテンツなんですね。
1996年にもうその視点になっていたこち亀はやはりすごい。

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こち亀99巻
PCゲーム「THE カタ屋」に挑む両さんと左近寺。
世界各国のカタ屋を選べてフォトショップ並みの彩色ツールが備わっている。
格ゲーやロボアニメ、スクエニ、任天堂のぱくりキャラが次々と現れる様はまさにレディ・プレイヤー1のごとしである。

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こち亀100巻
小学生によるゲーム製作会社が登場。
ZOOMのようなオンライン会議をやっていて、3本同時にゲーム開発をしている。
メーカーへの売り込みで大人である両さんの力を必要としている。
米国、カナダ、ヨーロッパ、香港にも小学生スタッフがいるというから凄い。

★★★★★★★

1994年から1996年あたりの巻。こうしてみるとゲーム開発がらみの話が多いですね。ゲームベンチャーといいますかアプリベンチャーに勢いが増していったご時世がしのばれます。このあたりのこち亀を読んでいたことが刷り込みとなってゲーム業界に身を置いている方々がいらっしゃるようでしたら、面白いですね。また、中小企業診断士の資格を両さんが持っていることがわかったのもこのあたりでコンサル的な話がぐんぐんと強まっていく前ぶれ的な時期でもありました。

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