s8

秋冬好き

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最近の記事

PIAZZA

先生の車の助手席から見た海 他愛のない話 諭すように返す言葉 含羞む癖もぶっきらぼうな仕草も アイルトン・セナみたいな横顔も ぼんやりとしか思い出せない 逝くの早過ぎだね いま聴きたいことたくさんある 話したいことも 老いないなんてカッコよ過ぎ

    • AOR

      なんでも聴くけど AOR(AC)が一番好きかもしれない 聴くもの読むものは 年齢で変化する 友達も家族も同じ また聴いたり読んだり また会ったり集ったり また忘れたり離れたり 変化=生きてる ということか

      • 妥協の技術

        『 芸術は調停術です。妥協の技術です。 美意識は「好み」ではなく、価値の認識です。』 恩師の言葉がしっくりくる夜なのさ

        • 去年のこと 2

          失望しかない夜は せめて良き句が詠めたなら 失望とは希望を失うことなのか 希望が無いことを嘆くことか 釣り上げられてリリースもされず 食ふられもせず 息絶えること無く涙も出なくなることか

          去年のこと

          鼓動が亂れ 混乱に高揚し 渇望し打ちひしがれ 満たされ直ぐに飢える 歌ばかり口をついて流れ 落ち着かず落ち込み 不安を超え絶望し 涙よりも言葉に溢れる 不意をつかれ揺さぶられ 自分を律し強くあれと願い 直後に萎れその腕の内に沈む 疲弊と知りつつ止める気も無く 焦がれ待つ愚かさに酔う 恋 故に

          去年のこと

          凄切

          とも違う 今日のようによく笑った日でさえ 底無しの虚しさはやってくる 微かな憤懣がちりちり燻る 宛無く焦げ続けるエネルギー その熱を今夜の冷たい雨が冷やす この寒さに守られ眠りたい

          春惜

          水を張った田んぼ 散りかけの桜並木 雨後の風 雪のように降る花びら 人間だけが 春 惜しむ

          親なき子 子なき人へ

          お母さんやお父さんの お顔が描けなくてもいいんだよ お母さんがいない子も お父さんがいない子も お母さんとお父さんから 生まれた子 母の日も父の日も あなたの誕生日と同じくらい ありがとうの日だから 自分のお顔を描いたっていい お母さんになれなくても お父さんになれなくても すべての子どもはみんなの子ども まわりの子を大事にすればいいんだよ 私たちは もと子どもと いま子ども 誰かが生かそうとしてくれたから 自分でも 生きているから いまここにいられる 母の日も父の日も

          親なき子 子なき人へ

          哀しい男

          哀しい男に好かれる 哀しい男に同情してしまう 故に哀しい恋ばかり 安心したいのに 不安しかくれない 安定しないから恋という それでも 無いよりましなのか 無い方がましか 凪にもなれず 哀しむ

          哀しい男

          而れど

          よく見かける 「〜な人の特徴」動画よ 自己肯定感と経済の低迷よ それで稼ぐ人たちよ よりよく生きたし 人に優しくありたし 理想の自分になりたし されどなれどしかれども 長くキツイ時期も 明けない夜も、ある 無性に怨めしい時も 虚しさに惚ける昼もある それでも兎に角 より良く生きたく 人に優しくありたく 理想の自分など無くても 心穏やかに 軽やかに ただ生きていたいから こうしてこんなことを書く

          而れど

          檸檬色

          丸善の檸檬 ひとつはゼリイ 漣 織物 風 捧げられた私は それが似合う少女だった あの子は誰だろう どんな恋も 清い成就に届かない 誰もが変わり 水の色も風も 檸檬色 れもんいろ 白では哀しくて あの人も哀しくて 泣けなくて変わる 水の色も風も人も

          檸檬色

          春の闇

          Zenfone10カートに四日春の闇

          春の闇

          思春期

          誘われて行かなかった香港 勧められて行かなかったベネツィア すぐ近くにいたのに 彼の地もすっかり変わったろう 少し残念だけど後悔は無い 昭和が終わる頃の話 あれもこれも時に醸され 甘くまろやかな記憶になる 何度目の思春期かしらん いまの私

          思春期

          埋没衝動

          名画やそれを描いた人の生き方を見ていると 創造の世界に埋没したくなる衝動に駆られる すぐ我に返るのが悲しい 否 埋没する方が我に返ることなのかもしれない 選択はいつでも自分次第 いまのいまも

          埋没衝動

          収集癖

          これ見てふと、本棚の一部を飾って自分なりの理想郷を作っていた子供の頃を思い出した。シンプルな生活が好きなのに、つい可愛いものを集めてしまう。いろんな場所に妖精(味方)がいるような世界。一種の箱庭療法だったのか。可愛いものが好きな事とアイドルの髪型を真似る事は全く別物。(髪型/アイドルが可愛いは別として)私は真似たくない派だった。可愛いという言葉に困惑し、粗野な態度で羞恥心を隠すような思春期だった。褒められたら素直に笑顔で「ありがとう」と言える子供が増えますように。心からそう思

          収集癖

          鼻歌

          専業主婦になりたい〜 という自作の鼻歌を歌っていた 鼻歌とは本音が出るものだな