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私の00smusic#17

#161 Goodbye Mr.A by The Hoosiers

NMEアワードで、ワーストバンドというレッテルを貼られながらも、全英アルバムチャートでは、一番を取ってしまうという賛否の開きの大きいバンド。どうしても目立ってしまうポップセンスは、誰からも無視できなかったんでしょう。

#162 Moving to New York by The Wombats

リバプールのバンド。次の作品から急激にエレクトリックな方向に音像が変わるので、純粋に肉体的なロックバンドのアプローチで聴くなら、偉大なファーストアルバム。カラフルなポップと刺激的なロックの調和がとても良い。本国ではプラチナムに輝いている。

#163 Always Where I Need to Be by The Kooks

ゼロ年代のブリットポップがあるとすれば、彼らのことなんじゃないかなあというイメージ。爆発的にデビュー作が支持されて、この2作目はそのセールスには及ばなかったものの、ここで完成された感はあります。

#164 Slip into Sound by The Marbles

いやー、20万年ぶりくらいに聴いたなあ。いつどうやって買ったか、全然覚えてないけど、曲は覚えてた。人間の脳ミソに感嘆としつつ、今振り返れば完全に遅れてきたブリットポップみたいな感じだけど、これも良い曲、良い思い出。

#165 Half Light by Athlete

2作目Tourist。派手さはないけど、歌とメロディが大事に紡がれて惹き込んでいく、とても良いアルバム。と同時に、成功したデビュー作のような個性が失われたという評価もあって、次第に勢いを失っていくのが、残念なんですけど。

#166 Silence Is Easy by Starsailor

トリビア的な話を入れると、バンドはこのアルバムプロデュースをフィル・スペクターに依頼するも、かなり折り合いが悪かったようで、フィルはこの曲ともう一曲くらいでクビになってしまい、それが彼の生涯最後の仕事になりました。

#167 In My Place by Coldplay

00年代のコールドプレイの、何やってもウケちゃう無敵感みたいなものはエグかったな。そんなに熱心に聴いてなかったけど、この曲は特に好き。イントロからのドラム音が全て。これ聴いたら、ロックとは、それはつまりドラム、と思うくらい。

#168 On the Safest Ledge by Copeland

解散前の4作品はどれも良いんですが、最後の作品のYou Are My Sunshineは、かなり好きだったなあ。ハイノーツなボーカルのミックスも個性的だし、背景がスローに動いていくサントラのような音像は、印象的に染みていった。

#169 Rocket Brothers by Kashmir

デンマークのバンド。アマチュアバンドコンテストで、ディジー・ミズ・リジーの次に選ばれ、その後、DMLのようにすぐにはブレイクしなかったものの、2000年以降、国内最大の音楽賞の多くを受賞するまでに認知された。

#170 Comforting Sounds by Mew

アルバムFriengersを聴いた時の感動もすごかったけど、ライブ観た時の再現率の高さも良かったし、ステージ後方のスクリーン映像とのリンクも感動的でした。このMVは個人製作だけど。カシミールと合わせて、デンマーク産の美しさよ。


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