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ガバコラム

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論理ガバガバ。 悟りのような、本質のような、よくわからんそれっぽい事をそれっぽく。
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【センスオブワンダーを求めて】インプレゾンビとFacebookの架空美女アカウントが教えてくれる感性の「ツボ」

Xのインプレゾンビはつまらん。
善悪の話は横に置いといて、稼げるからというシンプルな構造があればまぁやりますわな。
その手綱を握るのは倫理観というなんとも心許ないもの。
バズった言葉やトレンドの言葉をひたすらに詰め込み、とってつけた猫の画像(アルゴリズムのハックか?)を貼る。
トレンド汚染とかフェイクだとか日本語でやった方が稼げるよという最近の動きもあるが、そこにあまり面白味を見出せない。

今日

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言語化力が備わる要素ってなんだろう。

世に出し忘れた腐りかけのものも外部化させておく。

時々言語化力についてをお褒めいただく。

はてなんでそこまでに至ったのだろうか?自分のケースを軽く分析する。

要因1:次男だったゆえ、人の感情の機微に敏感になる僕は三兄弟の次男だ。
正直要領がいい方な自負があるが、それは言語の部分と結構関わりがあると思う。
長男は親も本人も前例がない。
なので全てが壁になる。 幼少期も、小学生も、中学生も、大学

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浜通りは、公園を作る人で溢れている。

おばんです。
福島県南相馬市で活動をしているコミュニティマネジャー野口福太郎です。

野良で文化人類学的参与観察もしているので、あれこれの気づきや分析をしています。
今回は講義の意味での公園づくりをする人々というテーマでいくつか考察しました。

このエリアは非常に特殊なことに、暮らしにおける新たな概念を生み出したりする広義のクリエイターがたくさんいる。
各卓越した発想力とリソースを集約させる求心力

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ある石材屋跡地の終わり

ある石材屋跡地の終わり

おばんです。
昨日、とても素敵かつ驚きなことがあったので筆を取る。

この場所は、楢葉町にあるとある石材屋さんの跡地。
今年のうちに解体が決まったそうだ。

そこで、「場の終わり」をテーマに何かしようと数名が立ち上がった。
この場所の文脈を丁寧に紡ぎながら、古本屋、BBQ、ドリンク屋さん、etcが集い、夜市となって顕現した。

催しもあり。
場のオーナーさんと、企画者の対話。
最初はオーナーさんか

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前提を共有しない人と定期的に話すことの効用について

前提を共有しない人と定期的に話すことの効用について。
僕らは普段コミュニケーションをとる。
ところで、最近誰と取ったか?
思い返してみてほしい。友達やパートナー、職場の仲間、家族など、初めての人と喋ることは何割ぐらいだっただろうか?

多分意外と、日常人は初めましての人と喋ることって相対的には少ないのではないだろうか。
ところがどっこい、僕は1週間で初めましての人と少なくとも20人、多い時で100

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生活者としての矜持

おばんです。
結構職業柄学生さんのインタビューを受けることが多いもので、これからのラッシュは少し憂鬱な時期です。

ただ、インタビューは必ずしも無為なわけではなく、自分が深層的に考えていることを言語化してくれたりもします。

ここで暮らすもの・活動するものへ、そうではない者が、より文献・デスクトップリサーチでは足りない情報を補うために話を聞く。

そこで聞かれる側は答えるわけで、あるが、なんか自分

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カヘッカヘッカヘッカヘッ てなんだよ(君生きみたよ

最初の感想。??????最初は多くの人がこうなっただろうし、僕もそうなった。
面白かっただとか、すごかっただとかも出てこずに、リアルに千鳥の大吾みたいな状態だった。

とりあえず、起承転結を思い出して、人と一緒に見てたのでその後カフェでちょびっとあれがああだったのかなとかをお互いに交わした。

1日、とりあえず解説動画や感想ブログを漁るそれでも、何かを見出そうとしてあれこれと解説の動画を身漁る。

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文化と産業、チホーソーセーの鶏と卵

文化と産業、チホーソーセーの鶏と卵

今巷で言われる地方創生は産業が先行している。 地域で「いや、産業より文化でしょ!」という先達の言葉から紡がれ始めた随想録。

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地域が地域たる、インフラとしての保全が不可能になった時、または人間が身体的に遺伝子をもうこれ以上増やせないと悟った時、最後には文化を拠り所にするのだと思う。

特に僕が住む福島沿

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オラお江戸さ行ったべ 春

オラお江戸さ行ったべ 春

ごきげんよう、あるいはおばんです。
時間がちょいと経ちましたが、先日のお江戸遊行ログです。

そもそも僕が江戸に足を伸ばす理由
〜東京の非常識、福島の常識、その逆も然り〜一つは、情報を獲得しにいくため。

福島県の沿岸部に居住している僕の住環境は、色々と特殊な環境です。
電車が3時間に一本なのですが、地域にはガンガンと起業家や事業者が進出する。
片田舎の街と思いきや、スタイリッシュなお店やサービス

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ソーシャルキャピタリストの存在 序章

ごきげんよう。 もしくはおばんです。
最近暖かくなってきた一方でジム通いの火が見事に途切れた福太郎です。

みなさんベンチャー企業に投資をする「ベンチャーキャピタル」ってご存知ですか?
何かコトを起こす際、お金が必要な時には時に「借金」をすることが一般的にと思いつきますよね。身の回りの知人からか、銀行か。

そんな時代があたりまえだったのですが、21世紀にはインターネットの力や会社を起こすための資

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年10万以上贈与をしてみて実感するソーシャルキャピタルの増加と幸福論

年10万以上贈与をしてみて実感するソーシャルキャピタルの増加と幸福論

人にプレゼントを贈るのが好きだ。
クラウドファンディングとかを求められると、自分のことよりそっちに惜しみなく投げ銭をしがちだ。
ふと気になって家計簿アプリで一年間の総額を計算したら10万円をこえてちょっと引いた。

別に自分はめちゃくちゃ金持ちってわけではない。
欧米諸国のように寄付文化のもと育ったわけではない。

経済的てきにはゼロサムゲームなのだけど、贈与に関しては使ったコスト以上にポジティブ

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人は土から離れては生きられないのよ

人は土から離れては生きられないのよ

最近、いくつか「土着」というものについて考えるきっかけをもらった。

ep1:双葉町でみせんだん太鼓年明けに、双葉町でだるま市が行われていた。
たまたまタイミングが噛み合うので、地域のせんだん太鼓のお披露目を見てみた。 なんと最前列のど真ん中、SS席だ。

心臓に響いてくる太鼓の音、シンメトリーに展開される陣形、老いも若きもねじり鉢巻をしめ、勇壮に叩いている。
非常に喰らった。もちろん演目そのもの

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コミュニティと生命論アプローチ

ごきげんよう。
最近はコミュニティマネジャーのことについて解像度が上がってきている。

色々なコミュニティ観があるのだが、今のところしっくりきているのは「生態系」ということ。

ハゲワシ、うさぎ、狐、昆虫、植物、微生物など。
これらが複雑に絡み合って、環境の変化に日々晒されながら適応したりして蠢いている。

さらにコミュニケーター、コミュニティマネジャー、オーガナイザーなどと呼ばれる人等を「盆栽士

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お江戸遊行記 〜ヒト・モノ・メシ・ハコは詰まるところ「情報」やねん〜

お江戸遊行記 〜ヒト・モノ・メシ・ハコは詰まるところ「情報」やねん〜

ごきげんよう。福太郎です。
最近大学の頃の学問の価値をひしひしと感じ、教授に頭を下げにいきたくて仕方がねぇです。
今日はお先週末に江戸へ行ってきたので、すごい情報量の整理と共に自分の思考のメカニズムについてメタ認知が捗ったので徒然に記す。

お江戸に定期的に赴く。自らに貯まる澱みを禊ぎ洗い流しに行くのだ。
都会風を自らに取り込み、肉体にも情報アンテナにも雑食さを持たせてエントロピー増大に抗い、自分

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