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ブランドの始め方の選択肢を作る【maison407 一期生 募集】

全部、未来のために

foufouを一緒に運営している株式会社ステイトオブマインドの伊藤社長佐藤取締役にはブランドが続けられなくなりそうな時に助けていただきました。侍な私ですから「一度なくなった命。foufouはここに捧げよう!」ばりの気持ちです。当時は小さな小さな服屋でしたがバックアップを受けてハンドメイドから始まった時から考えられないくらいの成長をさせてもらっています。

2018年に彼らとteshioniというサービスを作りました。ブランド支援のサービスです。おそらくこれから先「誰でもファッションブランドを始める時代が来る」のでそういう方々に向けたサービスです。ステイトオブマインドのミッションは「職人が安心して食べていける未来を作る」ことです。職人さんの仕事を増やすには仕事をお願いする側を増やさなければいけません。これは自然な流れですし動機が素敵だなと思っています。

また、ブランドを初めた側の立場でお話するとインターネットによりお客さんとなる人との接点はどんどん広がっているのに「ブランドの始め方」の間口は全く広がっていません。もちろん選ばれた人しかできないものであることの美しさもありますが、一億総クリエイター時代と呼ばれた現代においてYoutuberやボカロPを誰でも楽しめる他の業界と比べれば「夢があるのに、夢までの架け橋がボロボロ」なイメージ。話を聞けば名のしれたブランドのデザイナーだって経済的に厳しく親や知り合いから援助を受けながらブランドを続けると聞きます。誰がそんな業界に憧れるのでしょうか。

長い目でこの業界、いや日本の縫製業を俯瞰して見てもこの「架け橋」を整備しないとおそらくこのまま縮小していく未来が見えます。
そしてカリスマの卵たちがファッション業界を志し未来を盛り上げてほしいと思っています。それは売り上げ規模だけでもクリエイションだけではなく、社会を揺るがすような、消費の価値観が変わってしまうよなそんな物語が見たい。

また現実的にブランドをはじめて「ハンドメイド数着から数十着の量産」までの間もかなり大変でしたが、「量産1型100着くらい出るか出ないか」の時期の運営はもっと地獄でした。生産管理、自分。企画デザイン、自分。梱包発送、自分。SNS、自分。そしてキャッシュフロー。もう本当に精神的にも苦しかったです。

自分が苦しかったから他の人もそれを頑張れとはあまり思っていません、その苦しい時期を支えるサービスがあれば僕もそれを頼っていたと思っています。

リスクを背負うのは誰か

teshioniは「初期費用」がかかりません。大抵世の中の「初期費用ゼロ」は胡散臭いし仕組みとかの魔法でそう表記されているだけですよね。

しかしteshioniはマジで生産に関しての初期費用がかかりません。(撮影とかはかかる)優しすぎるのよ。。。。

つまり大きなリスクを運営側が背負っています。大きなリスクを背負ってもらっている分、つまり人のお金を使うからこそ僕らは真剣にブランドに向き合わなければなりません。

フォロワーなんていなくてもいいは嘘、でも本当。

もうどこの業界もインフルエンサーブランドみたいなものが多くて疲れてしまいました。でもその疲れはきっと「インフルエンサー」だからではないんです。大義やバックグラウンドのない、全く価値のない数字だけが大きい人がやるから疲れているだけです。てかそもそも大義やバックグラウンドがある人がインフルエンサーだと思うので僕はまだインフルエンサーが作るブランドを待っています。

そしてこの新しく始まったこのmaison 407はフォロワーがいなくても挑戦できます。

フォロワーというと言い方がよくないですがつまり「お客さんになってもらえるかもしれない人」が現段階でいなくてもスタートできます。

つまり一緒に「見つけてもらう」ところから始めるのです。
僕もそれを一つずつやってきました、コツコツ一つずつ階段をのぼっていきましょう。

またこの商売、スマホを開いた瞬間から仕事が始まります。この状況を楽しめる人じゃないと精神的にきついかもしれません。オンとオフを捨ててインターネット服屋でサバイブすることを楽しめるならきっと向いていると思います。

小さな服屋がたくさん成立する時代を夢見ていますし一緒に盛り上げてくれる仲間をお待ちしています!


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