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いつでもどこでも繋がれるからこそ「孤独」も大切に。

ふと孤独な気分になった時に、今の時代ではそれを紛らしてくれるサービスやコンテンツはいくらでもある。

なんなら好きなだけ時間を潰せるし、SNSをひらけば深い時間だったとしても誰かが投稿している。昔、僕が小学生高学年くらいの時に初めてもらった自分の部屋で夜中にふと寂しくなってテレビで「深夜の生放送番組」を流しながら眠りについていたことがある。「今、誰かがいる」という安心感が欲しかったんだろう。今じゃそんなことをする必要もなく、インターネットをひらけば人と繋がった気分になれる。

つまり「孤独」でいられる方が難しいのかもしれない。
「たかがインターネットで繋がれたぐらいでは真の孤独から出れないだろう。」「人はどんなに誰かと親密になれたとしても1人である」みたいな話もあるが大抵の寂しさは大分紛らわしやすい時代になった。

しかし孤独になりにくいというのもまた考えものである。

日々の社会の中で人間関係に消耗することが多い。インターネットもどんどんパブリックなものになり、現実社会のしがらみがインターネットまで続いている。

そんな中でどこか言い知れぬ寂しさを感じている人もいるだろう。
孤独を恐れて他者からの承認ばかり気にしてしまう人もいるだろう。

そういう時は、自分はどう生きていきたいのかを独りになって考えてみるのもいいよね。

僕があれこれ言ってもそんなに説得力はないので、ここは偉大な巨匠たちが残した孤独についての名言でお茶を濁したい。グッバイ。

孤独であって、 充実している、 そういうのが人間だ。 - 岡本太郎
画家は孤独でなければならない。 なぜなら、一人なら 完全に自分自身になることができるからだ。 たった一人の道連れでもいれば、 半分しか自分ではなくなる。 - レオナルド・ダ・ヴィンチ
孤独を味わうことで、人は自分に厳しく、他人に優しくなれる。いずれにせよ、人格が磨かれる。 - ニーチェ


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