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成長スピードを加速させるには③

こんにちは。FOR YOUで取締役をしている小栗と申します。

現在弊社では事業拡大に向けて、採用を強化しています。
おかげさまで組織規模も58名となりました。
(インターン・業務委託含む2023年11月現在)
私がジョインした約6年半前の6人から10倍以上になりました。

よく30人から50人、100人の壁など、組織課題については人数が挙げられることが多いですが、個人的には「成長の速度」、「視野と視座」など、個人と組織、会社のなかで起こるさまざまなギャップが起点になるのだろうと考えています。

FOR YOUらしさを発揮してくれると信じられるメンバーが続々ジョインしていますが、実際に活躍するまでに時間軸は人さまざまです。
新しい環境に馴染み、結果を出すことはそう簡単ではありません。
ただ、それは単純に経験・スキルに基づくものだけではないと考えています。

自分自身がこの会社でなんでも屋として、未経験の広告業界でプレイヤーとして最前線として張りながら事業を立ち上げてたこと、人事・財務などコーポレート部門を立ち上げリードしたことなどで色んな経験が出来た中で、会社の規模やフェーズ、そして業種・職種によって自分に求められるものは柔軟に変わるため、自分自身が変化し成長し続けることの重要さを身にしみて感じています。
そしてその結果は環境という外部要因に左右されるものではなく、自分自身の中にある思い、思考と行動のみによって生まれるものだと確信しています。
今回はそんな個人にフォーカスし、成長スピードを加速させ、早期活躍するための秘訣を▼これまでのnoteに続き書いてみたいと思います。

成長スピードを加速させるには①
成長スピードを加速させるには②

大切なことは3つ

結論、以下3つを意識することで成長スピードは飛躍的に変わると思っています。

①徹底的に学ぶ
②変わり続ける
③ピンチはチャンス

③ピンチはチャンス

今回はこちらについて説明したいと思います。

困難や逆境といった難しい状況が、新しい成長や飛躍、成功という道を開く機会になる可能性を秘めていることを「ピンチはチャンス」と言います。
窮地に陥って沈んだ気持ちを奮い立たせる言葉として、ビジネスやスポーツの世界でよく耳にする言葉です。

急に精神論かつ根性論のような内容になるかと思いますが、
この言葉についての自分なりの考え方と、実際にピンチとどう向き合い、乗り越えチャンスにしていくのかについて書いていきたいと思います。

困難を乗り越えることで成長すること

困難に直面することで、問題解決能力や忍耐力などが強化されます。
コンフォートゾーンから抜けることが成長のチャンスということは前回の記事でも記載をしていますが、自分の経験やスキルだけでは乗り越えられない機会は、新しくそれを乗り越えるために自身のスキルや能力を伸ばす機会に繋がります。

組織単位でも、再発防止策としてどのような体制・仕組みであるべきかを考え抜き、ナレッジシェアをすることで今後起こり得るミスを未然に防ぐことが可能となります。

新しい視点を得られること

困難な状況は、物事を異なる角度から見ることを強いることがあります。
自分だけでは解決が難しい場合には、他人や経験者のアドバイスをインプットする必要性があります。これにより、新しいアイデアや解決策を考え、その視点は今後の思考に活かすことが出来ます。

ピンチから学んだ教訓が新しいビジネスアイデアや改善策につながることがあります。

意志力・決断力が身につくこと

ピンチを乗り越えるためには、そのための強い意志や決断力を必要とします。
筋トレと似たように、繰り返し経験することで耐性が身につきこれらの資質は、将来的にさまざまな状況で役立つことが多いです。

これは弊社の人財ポリシーや採用基準としても重要にしていることで、
レジリエンス(なんとかする力)を高めることに繋がります。
 困難に直面し、それを克服することで、将来的に似たような困難が発生した際に対処するための精神的な強さが身につきます

(参考)レジリエンスとして弊社が規定しているスキル
・事態を動かすための行動ができる
・状況を正しく判断できる
・目標を設定できる
・目標から逆算したプロセスを設計できる
・ミスがあっても立ち止まらず、リカバリーのためのプランを立てられる
・ミスを受け止め再発防止のための振り返りができる

ピンチの時こそポジティブなマインドセットが重要であり、
困難な状況に直面したときに諦めずに前向きに取り組むことは成長の大チャンスなのです。

ピンチはチャンス!の個人的な体験談

実際に自分も数々のとんでもないピンチを経験してきました。

身体的な最大のピンチだったのは約10年前。
新卒の光通信時代、訪問販売をしていた時に出てきた人に、突然包丁で追い回されたことです。
2駅分くらいの距離を恐怖で10kg程度の鞄を背負いながら走って逃げ切ったのですが、その後に上長に「〜こんなことがありまして、恐怖で足がすくんでインターホンを押すことが出来そうにありません。今日はリスト作成や明日の見込みの整理など別業務をさせていただけないでしょうか」と伝えたところ、「OK。10分タバコ吸ってコーヒー飲んだらとりあえず営業再開して」
と、即電話を切られました。
そしてその後見事に受注をしました。笑

自分で考えてもとんでもないポジティブ思考なのですが、この時感じたことは、
①人は土壇場でとてつもないエネルギーを持っていて、限界などないこと(2駅の全力疾走)
②本当に辛い、もう駄目だと思っていても意外とやれば出来ること(恐怖の後の成果)
です。笑

ピンチは基本的に乗り越えられるものが殆どで、
それらは成長の機会を偶発的にいただけるチャンスだと思っています。
もっとも、そう思えるかどうかは自分次第でもあります。
(普通に考えたらただの大ピンチなので)

同時に、成長を阻害する1番の要因は、環境ではなく自分の心の中にある妥協や諦めなどのマイナス要因だと考えています。
極端な例を出してしまいましたが、仕事をしているとピンチなんてものは必ず起きます。
多くの失敗や挫折を前向きに捉え、成長のチャンスとすることが大事です。

「失敗は成功の素」という言葉もありますが、あれは結果論後付けにすることなのでに似て非なるもので、起こったタイミングのまさに今その時にそう考えられるか、その上で前向きかつ誠実にそれを乗り越えようとすることが大事です。

noteを書いている中でまさに同じ内容をカヤックさんがまとめていました。
(転載大歓迎とのことで有難うございます!)

​​1. すべてのピンチにチャンスは隠されている

そもそも論なのですが、当たり前ですよね。この格言をものにしたいのですから。「今回のピンチはチャンスに変えられそうだぞ」とか、「今回は無理だ」とか、ちっぽけな自分の頭で選別してたら一向にものにできるわけがない。

全てのピンチにおいて表裏一体でチャンスというものが必ずある、ピンチは100%チャンスに変えられる、と信じ込み、1つの例外もなく100%を目指す。この姿勢がまず第一なんだろうと思います。

2. ピンチが起きたことを心から反省しなければならない

これが大事なんですが、ピンチはチャンスという言葉にとらわれて起こしてしまうミスは、ピンチを招いた自分自身に必ず原因があります。にもかかわらず、それを謙虚に受け止めることなく、いきなりチャンス探しをしてしまうと、かえってピンチが広がってしまう。そういう失敗を僕は何度もしてきました。

なぜピンチが起きたのか、それをちゃんと受け止めて、その場で反省し、自分が本当に変わること。その瞬間にようやくチャンスの芽が見えてくる。どうやらそういうものではないかと思うのです。

以上2つが、この格言をほんとに習得していく上での秘訣なのではないかと思っています。
引用元:格言を深く突き詰めてみるシリーズ「ピンチはチャンス」

ピンチもチャンスも捉え方次第で、それをどちらなのか決めるのは自分の主観でしかありません。基本的に自分の中に全てはあります。
ピンチは成長のチャンス!と創業期から社内に伝え続けていますが、
それは自分に言い聞かせて成長の機会と捉えて欲しいからです。

辛かったりしんどいことは、乗り越えた先に成長がありますし、1回思いっきり失敗したらそれは糧になって強くなることが出来ます。
特にスタートアップにおいての失敗はよっぽど致命的ではない限り、
仕組みと再現性とシステム化に繋がるので会社としても基本ポジティブなスタンスです。

弊社でも、ピンチやリスクが発生した際、会社の重要な資産とし、再発防止及びにそれをどう乗り越えたかのナレッジを共有するSlackチャンネルを開設しています。

ピンチをチャンスに変えて成功してきた人たちの名言

最後に、ピンチをチャンスに変えて成功してきた人たちの名言をご紹介します。

「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁があるときはチャンスだと思っている」

イチロー/元プロ野球選手

「成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています」

羽生善治/プロ棋士

「どんな挑戦や障害にも意味があり、それがあなたを強くする。」

オプラ・ウィンフリー/司会者、女優、慈善家

「それが私を殺さなければ、それは私を強くする。」

フリードリヒ・ニーチェ/哲学者

「崖っぷちありがとう! 最高だ!」

松岡修造/タレント、元プロテニス選手

ピンチは成長のチャンス。
命までは取られないですし、本当に駄目な時は最後に上司や会社は助けてくれるので、周りの力を頼りながらも自分の糧にできるよう、ポジティブに1つ1つ乗り越えていきましょう。3年後にはきっと酒の肴になる話になっているはずです。

そして責任が少ない若いうちに沢山経験をしてください。キャリアを積み、責任が増えるとチャレンジの機会自体が減ってしまいます。
辛い経験を沢山した人の方が、人間として深みが出ますし信頼や説得力も出てきます。

逆境を楽しめるようになってこそプロフェッショナルと信じて乗り越え続けてください。

最後までお読み頂き、有難うございました。

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