秋ですね!焼き芋描きませんか?【チョークアート】
こんにちは。秋ですね。
秋といえば紅葉?🍁 読書?📗 秋刀魚?🐟
いえいえ、私の中では圧倒的にさつまいもです。🍠
秋に食べるホクホクのさつまいもが大好きです。
申し遅れましたが、普段はwebデザイナー(ディレクター)をしておりますcandaと申します。
普段はゴリゴリとfigmaやフォトショを触っていますが、
せっかく芸術の秋ですし、たまにはアナログなお絵描きを
ご紹介できればと思っております。
その名は「チョークアート」。
チョークと言っても学校黒板とは違い、簡単には消えません。
オイルパステルというイメージ的にはクレヨンに近い画材を
指で混ぜながら描きます。
実は歴は10年以上です。
今日はそんなチョークアートで、一番好きなさつまいも料理(料理?)
『焼き芋』を描いていきましょう!
1.白地でベースを作る。
いきなり描きかけですみませんが、右下のお芋で進めていきます!
まずは白ベース。なぜ白を塗るかというと、急に難しい話ですが
色の暗いチョークほど塗り心地が硬いことが多く、
一方白は柔らかめなので、下地に塗っておくと後で色が混ぜやすくなります。(画材に含まれてるオイル量の問題かなと。冬は特に硬いです。)
「そんなに白くて大丈夫?!」と思われそうですが
チョーク界では白は弱く、すぐに他の色に埋もれるので大丈夫です。
光の当たる部分(上の方)は白を強めに入れます。
2.メインカラーをのせる
焼き芋のメインとなる赤紫のチョークを白の上から塗ります。
これはどの絵を描くときにも言えることなのですが
「繊維の向きに沿って描く」ことがすごく大事です。
さつまいもの場合は、繊維の向きはおそらく縦なのですが、
あまり見た目ではっきりしていません。
なので一定方向ではなく、縦向きにも横向きにも、ガサガサと皮の表面をイメージしながら色をのせます。
3.影の色をのせる
次に影となる暗い色をのせていきます。
ベージュ、焦茶色、黒あたりです。
そもそもさつまいもの表面の皮は意外と黒ずんでたりもするので
思い切って、メインの赤紫を潰す勢いで色をのせます。
ただし光の当たる白の部分はノータッチでキープします。
4.指で混ぜる!
お待たせしました!
ここまで塗り込んだら指を使って色を混ぜていきます。
表面のガサガサ感をイメージしながらザザッと、荒めに混ぜて質感を表現します。この時も繊維の向きを意識して、縦向き横向き両方の方向に指を動かします。
ガサガサ感を表現するときは、多少下の黒板の黒色は残ってしまってもOKです。むしろその方が質感が出ていい感じになります。
5.皮の仕上げ
仕上げとして、表面に凹みや傷を描いていきます。
凹みはランダムに黒でちょこんと。コツとしては、黒のすぐ近くに目立たないくらいの白も入れることです。影のすぐそばに光を入れることで、立体感が出てリアルに仕上がります。
ここまできたら皮は完成です。
6.中身に色をつける
次は黄色の部分です。
包丁で切った断面はスパッとしてますが、今回は手で割ったイメージなので中の部分はホクホクした質感を出していきたいです。
なので一定の色で塗りつぶすのではなく、光の白、影の黄土色をランダムに細かく塗りでこぼこ感を演出します。
この時も光のすぐそばに影色を置くことで、メリハリが出てリアルな絵になります。
7.指で混ぜる!パート2
指で色を混ぜていきます。
せっかく光と影の部分を塗り分けているので、それを潰し過ぎないように細かく、黒板にグッと指を押し当てるように塗っていきます。
下地の黒板が見えるとねっとり感が表現できないので、隙なく塗りつぶしていきます。
8.最終仕上げ:湯気
最終仕上げ、湯気です。
湯気があるとないとでは伝わる温度感が全然違います!
これだけでも圧倒的にホクホク感が出ます。
フワッとした水蒸気感を出すために、色は直接黒板にのせずに
①指に白チョークを塗る
②その指を優しく黒板にぽんぽんする
という風にするとうまくいきます。
湯気の中央の方が水蒸気の密度が高いので、白を少し濃くするとよりリアルに仕上がります。
出来上がり
湯気まで入れるとこんな感じに仕上がりました!
いかがでしょうか。ホクホク感はうまく出せたかなと思います🍠
食べ物のような自然物は個体差があるので、絶対の正解はないですし、自由度が高いので初心者の方にもおすすめです。
普段はPCを前に作業をするこのと多いデザイナーの方々も、秋なのでたまにはこんなアナログなお絵描きもいかがでしょうか。
command (Ctrl)+ Z のありがたさが身に沁みるようになりますよ…
それでは今回はこのへんで。
またいつか別のモチーフをお題にして
チョークアートをご紹介できればと思います^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?