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最近の記事

「きっと無理」にもう一度向き合うことにした -リーダーという役割-

きっと無理だろうな、と思って無視してきたことがたくさんある。 自分が苦手なことではなく、周りから勧められたことで。 1.リーダーになろうとした日10代の頃、私は完璧主義と、自分が見下されることの恐怖心が異常に強かったような気がします。 それが災いしたことは多々あったし、むしろ災いの方が圧倒的に多かったのだけれど、良かったことを挙げるとしたら、リーダーの経験ができたことだと思います。 いろいろあって完璧主義や恐怖心はもうほとんどなく、考え方そのものがある転機からガラッと変わ

    • 夢は、身の丈に合うはずがない

      人生で大きな博打を打ったことがない 私の人生がいっぺんポシャるだけならいい いずれ人は死にゆくのだし、どん底を見たとて死ぬとも限らない けれど、私は知っている 私の人生がいっぺんポシャろうものなら、そうなりそうなものなら助けようとしてくれる人がいることを だから私はリスクを考える その人の人生をも巻き込んでまでの博打を打ちたいかどうか そしてそれが私の身の丈に合っているのか この選択が間違いだとは思わない ただもう一度立ち止まって考えてみる 結論を急ぎすぎるのはいつだって良

      • 人生で頑張ったことあったっけ

        ここ数か月ほど、「自分って人生で頑張ったことなんて一度もないんじゃないか」と思うことが頻繁にある そういう考えが出てきたのは、本当に職場・仕事に恵まれてストレスのない生活をしているからかもしれない 本当に今の生活に不満がないし、少し余裕をもって生きられるようになったと思う その反面、この年齢で落ち着いてしまっていいものか、とも思うし、すごく努力している人を見ると、たとえそれがその人の一部分であったとしても、私はなんて何もしていない人間なんだろうと思ってしまう 最近話した

        • 社交性コンプレックスとの闘いの終焉宣言

          ただただ今日は文字だけを書く 社交性コンプレックスとそろそろお別れをしないといけない日が来たと思う 残念ながら、克服するという形のお別れにならなかったけど、 それでも今日はお別れをしようと思った日だから、お別れする、そういう決意 とにかく、私には人とうまくやることができないと思う 基本的に人間関係をうまくやれない だから、ものすごく“友達”が多い人に憧れるし 表舞台に立てる人に憧れる うまくやれないことがわかっているから、表に立って何かをしようと思えない(表とはどこなのか、

        「きっと無理」にもう一度向き合うことにした -リーダーという役割-

          新卒1年目が在宅勤務で気を付けていること

          こんにちは。 緊急事態宣言が出され、私の周りの新卒1年目組は早々に在宅勤務になり、本格的なお仕事が始まっていない人もいるようです。 私も少し研修をした程度で、すぐに在宅勤務になりました。 在宅勤務の経験はもちろんありませんが、今回は在宅勤務をするうえで心身の健康のために気を付けていることを書いてみようと思います。 一日の時間の割り振りを書き出す 私は始業と同時に、上司に連絡をして、今日の業務について指示を受けたりするのですが、 その電話が終わった後に必ず、時間割を作

          新卒1年目が在宅勤務で気を付けていること

          批判は否定や悪口を許容していない(という意見)

          非常事態や緊急事態が起きると、『政治との向き合い方』が見直されることが多いですね。 そもそも『政治との向き合い方』なんてところで足踏みしてるのか、と悲観する人もいるかもしれませんが、 今回は話が逸れてしまうのでおいておきます。 コロナで急激に社会のルールや常識が変化し、目まぐるしい変化への対応に多くの人が惑わされていると思います。 そうした中でも、希望を絶やさないように、活動している方も多くいらっしゃいます。 今、様々な政策や対応、広報活動において、賛否両論が飛び交い

          批判は否定や悪口を許容していない(という意見)

          新生活を始めて感じた二つの「コミュ力」

          新生活が始まりましたね。 自分のPCとは違うキーボードにまだ慣れず、こうして自分のPCで文字を打つことのストレスフリーさを楽しんでいます。 今年の年度始まりはなかなかいろんなことが起きて、大変だった方も多いと思います。 例に漏れず、私の方も予定が二転三転し、今は在宅勤務に切り替わり、学生の延長のような気持ちです。 さて、今回は、新年度が始まって感じた、「コミュ力」について。 コミュ力って?これを書くにあたっていくつかのコミュ力に関するツイートを見てきたのですが、やは

          新生活を始めて感じた二つの「コミュ力」

          断捨離と、フリマアプリと、見えない先の環境と。

          1.春の断捨離まつり学生生活最後の休みを迎え、新生活に向けて少しでも身軽にするため、断捨離を始めました。 自分でいうのもなんですが、物持ちは良い方で、状態もいいものも多かったので、卒論で忙しくしていてアルバイトできなかった時期を少しでも補えれば、という気持ちでフリマアプリを始めました。 もともと数年前に登録はしていて、買う側から始まり、少しモノを売ったこともあったのですが、少し移動が不便な場所に住んでいることもあって、 発送が面倒でしばらく出品はしていませんでした。 し

          断捨離と、フリマアプリと、見えない先の環境と。

          留学前夜物語第三話 国連職員を目指していた外語系女子が林業を目指した話

          1.絶望の大学時代の幕開け行きたい大学に合格することができず、夢も諦め、そもそも私ってそんなに国連職員になりたいんだっけ? 周りの人はなんでこんなにも楽しそうに過ごしているんだろう。 私って何のために生きてるんだろう。 そんなモヤモヤの中、とにかくアルバイトも、サークルも、学業も、自分が満足できるまで頑張らないと、きっと先は見えてこないんだ…と必死でした。 そうこうしているうちに、徐々に自分に異変を感じ始めました。 「大学に行かなきゃ」という気持ちと、「人目のある場所に

          留学前夜物語第三話 国連職員を目指していた外語系女子が林業を目指した話

          留学前夜物語第二話 国連職員を目指していた外語系女子が林業を目指した話

          自分なりの夢をようやく持ったは良いものの、自分の夢が明らかに「夢物語でしかない」という現実に直面した私。 挫折し、あきらめかけたものの、他にやりたいことも見つからず、外語系の大学への進学を決意します… 高校三年生になってから本格的に進路について考えなければならなくなりました。 しかし、ぶっちゃけますと、割とそれまで優等生的に頑張って立ち振る舞ってきた私は、何かがはちきれたように荒れてしまいます。 「教室に行くのも嫌、勉強は嫌いじゃないけど、クラスメートと一緒に授業を受ける

          留学前夜物語第二話 国連職員を目指していた外語系女子が林業を目指した話

          留学前夜物語第一話 国連職員を目指していた外語系女子が林業を目指した話

          留学について少し自分の体験を交えながらお話していますが、そもそもなぜ、私が留学しようと思ったのか、ということをお話したいと思います。 ずいぶんさかのぼり、私が小学生の頃。 初めて留学という言葉を知りました。 確か小学校で配られたショートプログラムのようなものの案内チラシで知ったと思います。 その頃は、祖母の影響もあってTHE BEATLES、QUEEN、ABBAなど、洋楽にハマっていたので、ぼんやりと英語を使うことにあこがれていたこともあり、目に留まったんだと思います。

          留学前夜物語第一話 国連職員を目指していた外語系女子が林業を目指した話

          治安は不安?知らない人に殴られてから考えた治安のこと。

          留学に行くにあたって、いろんな悩みごとの中に「治安」って入ってくると思います。 日本は世界でも有数の治安の良い国ですよね。 でも、私からしてみれば、事件や事故にエンカウントせずに生きてこれただけで、日本も事件に巻き込まれれば危ない国に感じるだろうし、 治安が日本より良くないという国でも、事件に巻き込まれなければ、そんなに危険な国だと感じることはないと思います。 今回は、実際のデータなどは用いず、留学において治安の不安ってどう払しょくできるのか?を考えたいと思います。

          治安は不安?知らない人に殴られてから考えた治安のこと。

          留学は「いったん粘る」が勝ち。第二話 悲報 クレジットカードが悪用され止められる

          前回のビザからは少し時間がたち、帰国まであと数か月と迫ったころの話。 私は留学資金を日本の口座で受け取り、ほとんどクレジットカードで決済していました。(現金を持ち歩くのが面倒だったから。レートのこともあるので、一番節約できる方法を見つけたほうが吉です、本当は。) そんな私にとって、クレジットカードは命綱。 クレジットカードが使えなくなってしまうといろんなものが買えなかったり、払えなかったりします。 私は留学期間中に旅行に出かけたとき、交通費やらなんやらで限度額を超えてカ

          留学は「いったん粘る」が勝ち。第二話 悲報 クレジットカードが悪用され止められる

          留学は「いったん粘る」が勝ち。第一話 フィンランドのビザ申請で絶望した話

          ちょっとためになるかもしれない留学体験談を書こうと思ってnoteを始めたので、さっそく私が留学に際して心折れた話を書こうと思います。 私の留学計画をさらっとお伝えすると、 ・1年間フィンランド ・研究所で無給インターンシップ ・日本で奨学金をもらえることが決まったので、給与はなくてOK ・研究所からの受け入れ許可あり ・奨学金の合格通知が届いてから準備→出発まで2か月弱 ・トビタテ!留学JAPAN 6期生 多様性人材コース ざっとこんな感じでした。 見ていただければわ

          留学は「いったん粘る」が勝ち。第一話 フィンランドのビザ申請で絶望した話

          グレタ・トゥンベリが私に考えさせたこと これからの正義とは何か

          初めての投稿を、どんな内容にしようか、数か月ほど悩んできました。 私は今、日本人学生の留学支援を行っています。 そんな中で、私の体験が何かの役に立つのではないか、と思うことが何度かありました。私の失敗や、うまくいったことなど、少しでも留学に興味のある人に届いて、問題の解決の糸口になれればと思ったんです。 しかし、実はそろそろ書きたい内容も整理できてきたとき、グレタ・トゥンベリのストライキを耳にしました。彼女の行動、主張を様々な場面で見ることが増え、私自身も考える時間が増え

          グレタ・トゥンベリが私に考えさせたこと これからの正義とは何か