forest and people

都会に住む会社員です。森と人の関わりに興味を持っています。

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最近の記事

森と人のつながり(7) ~木のおもちゃ、親子の木工ワークショップ、自然環境

はじめましての記事で書いたように、いろいろな人に森とのつながりのお話を聴いています。 七人目は、千葉県の木育コーディネータで木のおもちゃを通じて木の魅力や木工の楽しさを伝えたり、その木が育つ自然環境について伝えている K さん。FCWS(Forest Creative Women's School)(*1)でいっしょに学んだ仲間です。 〇いまやっていること ~木のおもちゃ広場(木育ひろば)、親子木工ワークショップ 2021年に千葉県木育コーディネーター資格を取得した事を

    • 森と人のつながり(6) ~里山の恵みをもとに地域活性化

      はじめましての記事で書いたように、いろいろな人に森とのつながりのお話を聴いています。 六人目は、養老渓谷で里山の魅力を伝えているHさん。FCWS(Forest Creative Women's School)(*1)でいっしょに学んだ仲間です。 養老渓谷にきたきっかけ 地域おこし協力隊で養老渓谷にきました。協力隊を始めた時は本業がヨガの講師だから、ウェルネスツーリズムをやろうと思ってた。ところが、コロナがちょうど流行っちゃって、これじゃあちょっとしばらく厳しいだろうな、

      • 森と人のつながり(5) ~子どもたちと里山開拓~

        はじめましての記事で書いたように、いろいろな人に森とのつながりのお話を聴いています。 五人目は、里山をベースに児童保護施設の子どもたちと居場所を作っているHさん。Hさんと私は元同じ会社で働いていたご縁で知り合いました。 里山との出会い 36歳のとき、名古屋から東京に転職してきました。挑戦する気持ちで東京にきましたが、期待とは異なり、会社と家との往復や大企業の歯がゆさなどに物足りなさを感じるようになり、自分の居場所を見つけたいと思うようになりました。 たまたま親類が八王

        • 森と人のつながり(4) ~Uターンで林業、薪づくり~

          はじめましての記事で書いたように、いろいろな人に森とのつながりのお話を聴いています。 四人目は、愛媛にUターンして、林業を始めたKさん。Kさんとはエール(前回記事参照)のサポーター同士として知り合いました。 Kさんのお話Kさんの軸 僕が軸としているのは「森林の循環の回復」です。その中で考えているのは「都市部と里山の人がふれあう森」「アナログ(感性)とデジタルが調和する森」「つくる喜びつかう喜びを感じる森」を実現したいと思っています。その結果として、自分の周りにいる人たち

        森と人のつながり(7) ~木のおもちゃ、親子の木工ワークショップ、自然環境

          森と人とのつながり(3) ~副業で森と人とのつながり活動~

          はじめましての記事で書いたように、いろいろな人に森とのつながりのお話を聴いています。 三人目は、副業として森と人のつながりに関わる活動をしているYさん。 Yさんのお話森に関する活動 「フォレストリバイタライズ産業」のメンバーとして、「森林と人との新たな関係性を育む」活動をしています。 いま、リブランディングを企画中で「森と人の間に1000年つづくつながりを」というコンセプトで、人と自然との交流・共生を経済の観点も含めて考えています。 事業として以下のことを計画していま

          森と人とのつながり(3) ~副業で森と人とのつながり活動~

          森とのつながり (番外編1) ~クローズアップ現代+「森林大消失」~

          2023年11月28日 クローズアップ現代+ 「“地球沸騰化”の世界 第2夜 森林大消失」というタイトルの放送がありました。 クローズアップ現代+の内容ギリシャの大規模な森林火災 気候変動が原因で猛暑が続き、山がとても乾燥していて大規模な山火事となった。これにより、森の木に蓄積されていた莫大な二酸化炭素が放出された。これにより、さらに気候変動が加速するという負の連鎖が起きている。 ケニアの増加する人口を支える生活、生計のための森林劣化 薪が生活に欠かせない燃料として

          森とのつながり (番外編1) ~クローズアップ現代+「森林大消失」~

          森とのつながりのお話(2) ~ドイツ留学から日本を見ると~

          はじめましての記事で書いたように、いろいろな人に森とのつながりのお話を聴き始めました。 お二人目は林業女子会友だちで、先日ドイツの大学院で森林管理を学んで帰国されたばかりのHさんです。 Hさんのお話 「森と人が楽しく支え合う関係を作る、両方がいきいきするように」という大目標には共感します。いまは人が森を搾取しすぎていると思っていて、共生できる社会になるといいと思います。 ドイツの大学院で学んだことの一つに「森を保護する、管理する」がありました。日本でも「管理」という言

          森とのつながりのお話(2) ~ドイツ留学から日本を見ると~

          森とのつながりのお話(1) ~身近な樹木に注目~

          はじめましての記事で書いたように、いろいろな人に森とのつながりのお話を聴き始めました。 記念すべき一人目は林業女子会友だちで、木育インストラクター、きのこ大好きなAさんです。 Aさんのお話 「森と人が楽しく支え合う関係を作る、両方がいきいきするように」という大目標には共感します。 最近、自分としては、遠くの山というより、日常の中の公園の樹木に注目しているんです。そうするとすごくいろいろな気づきがあります。日々観察していると、地域の解像度があがるんです。なんとなく自分の

          森とのつながりのお話(1) ~身近な樹木に注目~

          はじめまして ~スローリーダーシップの授業をきっかけに「森と人のつながり」のnoteをはじめます~

          noteを始めたきっかけ noteを始めました。 きっかけは、野村恭彦先生の「スロー・リーダーシップ」の授業をとったことでした。 以前から、森と人との関わりを変えることで、森も人も生き生きできる関係が作れるのではないか、と考えていました。 それに関して、ちょこっと勉強したり、ちょこっと活動に参加したりはしているものの、問題が大きすぎて、都会に住む、普通の会社員では何も変化を起こせないと感じていました。そんなとき、以前からファシリテーションの著作やワークショップの活動など

          はじめまして ~スローリーダーシップの授業をきっかけに「森と人のつながり」のnoteをはじめます~