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自己紹介

Twitter(X)を初めてもうすぐ5年

今更ではあるのですが、あまり私自身のことを語ったことがなかったので、自己紹介も兼ねてどう言う気持ちで私が情報発信をしているのか、まとめました。

何かしらのツイートなどをきっかけに私を見つけてくださった方へ、こんな人だよ!というご挨拶も兼ねて、ぜひ読んでみてください。


私はこんな人

まずは簡単なプロフィールから。

【出身】
広島。人生の半分は広島で、広島愛は人一倍強い。

【経歴】
某大学院修士卒。大学院では特に薬理学をメインに学び、その後食品メーカーに就職。商品開発(味づくり)を経験したのち、研究職となり食と健康に関する機能性や栄養の研究を行っていました。

【アカウント名の由来】
ジャグリングが得意で、6個投げられるくらいの腕前。中高時代から始め、高校時代にいった某大学の学園祭でジャグリングサークルを見定めてから、その大学への進学を決めたほど。
大学時代はバイト代わりにストリートで稼ぎながら過ごすほど熱中していました。通行人に立ち止まってもらうため興味関心をひいて、楽しんでもらい、満足してもらって投げ銭をもらうか、試行錯誤を繰り返したことで、自然とマーケティングを学んでいた気がします。
目の前のお客さんに楽しんでもらいたい、と言う気持ちは今の発信のモチベーションとも大きく関わっています。

【こんなポストしてます】
(工事中)

発信のモチベーション

さて、ここからはなぜ私がXやnoteで情報発信をしているのか、そのモチベーションの源泉をお話しします。

主に以下四つの課題を感じていたことに端を発しています。

課題1:インターネット上には不確かな情報が多い

Twitterを始めた頃に食と健康、栄養のいろんなポストを眺めていたところ、あまりにも不正確なものが多く、それを言い切っている人がいることに衝撃を受けました。

・○○を食べたら病気が治った
・最新の研究明らかになった健康に良い最強の食べ物
・危険な添加物リストとそれを避ける方法


もちろんそういった思想自体を否定するつもりはないですが、健康のためだと信じて行動したことに意味がなくて無駄なコスト(時間、費用)を支払ったり、最悪の場合治療の機会を逸して健康を害す結果になったり。

この状況は本当に勿体ないし、喜ばしい状況ではないと感じました。

課題2:確かな情報もあるけど、わかりにくい

とはいえ、確かな情報もネット上にあります。例えば厚労省や農水省、消費者庁の情報などはそれに当たります。

しかしながら、これらの情報は正直わかりにくい。省庁の情報に誤りがあってはならないし、そういった特性の情報であることは仕方ないことですが、その影響で一般の人に対してわかりにくさを生んでしまっています。
また、企業のサイトにも結構確かな情報は多いですが、玉石混交で見極めも難しく、利益相反の観点から判断が難しいことも多いです。

その結果、これらの情報は公開されていて、比較的アクセスしやすいにもかかわらず見過ごされてしまっているなと。

つまり、確かな情報の見極めと難解な情報の翻訳できる人の存在が必要だと感じました。

課題3:根拠がないのも危険だけど、根拠を求めすぎるのも危険

他方、エビデンス(根拠)という正義の棍棒でエビデンスの弱い言説に対してやたら喧嘩を仕掛けているアカウントも見かけて、両者の分断を加速している印象も受けていました。

科学的に証明されていることはもちろん重要ですが、それは人の行動原理のたった一つの要素にすぎません。それは健康といういかにも科学的な事象においても同様です。

特にSNS上でこういった声の大きい人は医師という職業柄信頼を得やすい方が多いように見受けられました。医療と食品は別物なのにね。

医療の常識を食品にそのまま適応することでズレが生じているにもかかわらず、それが見過ごされて「医療の知識の方が上」といった誤認を生み出し、それだけを鵜呑みにすることで逆に不利益を被っていると感じていました。

課題4:食品科学の知識を活かしきれていない

翻って私のような企業の研究員は研究員で、研究を通じて様々な知識を身につけているにも関わらず、一般的にその知識を披露する場はなく、その中のごくごく一部が商品の形で消費者の届けられます。とはいえ、さまざまな法律上の制限があるため、実際に伝えられるのはその中のさらにごく一部しかありません。

食品科学って非常に面白い分野で、「食品」という身近なターゲットを「科学」として生物学、化学、統計学・・など様々切り口で観察する、実像と虚像の混じり合ったとても面白い分野だと思ってます。まさにヘッダーのデザインはそれを考えて作りました。

・・・なんかもったいないよね?

そう思った時に、研究員として食と健康に関するそれなりの知識を持っていて、かつ企業に勤めていて消費者目線で話ができる自分のような食品企業の研究員に何かできることはないのかな?と思ったのが、情報発信をしようと思ったきっかけで、今でもそのモチベーションで続けています。

発信に対する私の思い

ということで、情報発信していく上での私の想いを最後に書きます。

私のやりたいこと

食品の科学やエビデンスの情報を翻訳して消費者の方々に届け、情報の非対称性を解消していくことを目指していきます。

日常的に誰しもが触れている食品というものがいかに科学と密接に関わっているか、わかりやすく、楽しく、そして役にたつ情報を伝えていきます。食品に関する様々な図解をしてわかりやすく、でもへぇーっとなるものを色々発信していきたいです。

大切にしていることとして、エビデンスがあることを絶対と決めつけずに、もっと食品の楽しさや価値観なども含め、提供していくことを理想としていきたいと思います。

見ていただく皆さんにとっては、食品の選び方や日常の過ごし方、へぇ〜レベルの暇つぶしのために見てもらうことを想定しています。その他、食品科学の面白さを伝えることで興味を持ってくれる学生さんがもっと増えてくれたら嬉しいです。

私にできること

食品科学の研究者としての知識や経験を活かして、古今東西の情報を提供していきます。特に、日常的に触れ合っている食品というジャンルに関して、実は科学的に見るとこんな裏話もあるんだよ、というのがいいなと。

また、上記のような難しい情報も皆さんに分かってもらえるよう、極力シンプル化して直感的にわかりやすく、でも削ぎ落としすぎて嘘にならないちょうど良いラインを狙っていきます。

逆に、企業の人なので特定の商品や企業に関しての言及は基本的には避けていますし、特に否定的な発言は一切しません。あくまで食というジャンルや食品成分といったやや抽象度の高い話が多くなることは御留意いただければと思います。

そして最後に。ただ一方的に発信するだけでなく、みなさんからコメントや意見、質問を受けることで一緒に面白いコンテンツにしていけたらこれ以上のことはありません!!

(追記)
ということで、質問受け付けることにしました!匿名ですので、どしどしどうぞー。


ということで、自己紹介と発信に対するモチベーション、思いをまとめてみました!

もし興味を持ってくださった方は、ぜひ応援やフォローしてみてください!

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