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食ビジネスニュースリリース --5月9日-5月15日

■虎ノ門アルセアタワー/商業エリアに11店舗の飲食ゾーン導入へ
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/store/q050881.html
 
■F&LC/米国・ボストンに寿司居酒屋「杉玉」初オープン
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/abroad/q050874.html
 
■マクドナルド/4月「トミカ」ハッピーセット10周年など既存店売上6.3%増
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/sales/q050843.html
 
■カラオケ館運営会社/銀座にドリンク飲み放題カフェをオープン
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/report/q050774.html
 
■外食、円安対策で海外店舗4割超 すかいらーく全米50店
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC12BLX0S4A310C2000000/
 
■《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
https://www.news-postseven.com/archives/20240509_1962316.html
 
■米マック「5ドル」の新セット 客足鈍り値上げ路線修正
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN13DI40T10C24A5000000/
 
■マクドナルド、株価続落 1-3月増益も材料出尽くし
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL150JM0V10C24A5000000/
 
■今回紹介するのは2023年実績が過去最高となったマクドナルドのピープルビジネス戦略についての記事です。
マクドナルドの2023年業績は全店売上高で7,777億円と過去最高を更新し、既存店売上高も前期比で7.0%のプラスで33四半期連続増を記録しています。
同社では「おいしさと笑顔を地域の皆さまに」というパーパス、「おいしさとFeel-Goodなモーメントを、いつでもどこでもすべての人に」と定義したミッション、「ファミリー」としてのバリューを基盤とし、2022年からは3本の柱で中期経営計画に取り組んでいるそうです。
具体的に、1つ目の柱は「メニュー・バリュー」であり、定番メニューを幅広いお客様とご利用シーンをあわせた展開、2つ目の柱「店舗・デジタル・ピープル」では快適で使いやすい店舗の構築、3つ目の柱では「マクドナルドブランドの維持・進化」を挙げています。その中でも2つ目の柱では“デジタルとピープルの融合”に力を入れていると言います。DX化が進み全自動化という選択肢も見える中でもお客様とのタッチポイントを重視し、各店舗におもてなしに関する責任者を配置し、より良い接客のための指導を行っているそうです。
同社の創始者は、「マクドナルドはハンバーガービジネスではない、ピープルビジネスだ」とも話しており、社員だけでなくクルー(アルバイト)も成長していける仕組みとして、リーダーシップのあり方やチームの作り方などを教えるハンバーガー大学や従業員の階層ごとに研修カリキュラムもあるといいます。
また、「おいしさと笑顔を地域の皆さまに」というパーパスの4つの領域のうちの「人材の登用と育成」の推進という項目では地域限定の社員制度、店長であってもリモートでの就業を可能にする、サポート店長という制度でお子さんの急な病気や産休育休などに対応し、すぐに他店からサポートにいける店長予備軍を配置なども行っているそうです。日色社長もこのようなピープルビジネス戦略が今回の最高売り上げの成果につながったと説明しています。
店舗数の多いマクドナルドでの人材育成にあたって、このような制度や方針が確立している事で、どの店舗でも一定以上の商品・サービス提供を可能にしているのだと分かりますね。【A】
FOODS CHANNEL
https://foods-ch.infomart.co.jp/trend/report/83454
 
■今回紹介する記事は、SNS時代に逆行する戦略で坪月商75万円の立ち呑み酒場を運営する砂田兄弟のインタビュー記事です。
砂田兄弟が運営する渋谷の「嚔(アチュー)」は同じく渋谷にある繁盛店「大人気(オトナゲ)」の2店舗目としてオープンした店です。同店は住所非公開・固定電話なし・看板なしでありながら、2023年5月のオープンから1年で坪月商75万円を売る繁盛店に成長しました。弟の康太氏は「目の前のお客さまに『おいしかった』『楽しかった』と思ってもらうことの繰り返し。このアナログな温もりを一番大切にしています。」と話しており、噂されるとくしゃみが出るように、誰かがどこかで噂する、噂で広まる立ち呑み屋をコンセプトとしているそうで、店名も英語で「はくしょん」という意味となっています。
SNSなどでの認知拡大が繁盛店のセオリーになる中、あえてそれを避けた「嚔(アチュー)」がコンセプト通り、噂の広がりとともに徐々に認知を獲得し、来客数を増やした理由にはスタッフの人間力があると言います。客からの自己応募や紹介などで、2人がいいなと思った人を採用しているそうで、その優秀なスタッフが“教育しないことが教育だ”という人材育成の概念の下、自然体で働ける環境があることでより良い仕事ができるそうです。
他にも同店では客からの声なき要望も探り1年間でメニュー数を当初の3倍近くにまで増やし、おいしさ、見栄え、原価調整に加えオペレーションも意識した新メニューを加えてきたそうです。小料理から食欲を満たすメニューまで充実したことで、軽く1杯から、しっかり食べて呑んで2、3時間の滞在まで、様々なニーズに合うより使い勝手のいい店となり、結果的に客単価は3,000円から3,300円と立ち呑み業態の中では高くなっています。それが現在の月商に結びついているといいます。
SNSの写真を見てお店に行く事もありますが、私は友達や知り合いが美味しいと紹介してくれることの方が来店動機になることが多いですし、接客がいいとそれも再訪動機になるので、今回紹介されている店が人気を得ていることに大いに納得できます。【A】
飲食店ドットコム
https://www.inshokuten.com/foodist/article/7485/
 
■【スクープ】創業270年超の名門百貨店が私的整理へ!「お手盛り」再生計画に疑問の声も
DIAMOND online
https://diamond.jp/articles/-/343507
 
■今回紹介するのは来月オープンする“生産者との共創”をコンセプトとする「鮨 惠万」についての記事です。
株式会社CRAFTED JAPANが手掛ける「鮨 惠万(エヴァン)」がJR田町駅より徒歩3分の新築ビル「VIASTA TAMACHI MITA」にオープンします。
同店は(1)生産者との強固な繋がりによる独自の仕入れや契約漁師への獲り方・締め方の指定による“仕入れが難しい極上素材の提供” (2)希少な日本酒も堪能できる、ドリンクインクルーシブの価格設定 (3)店舗でのイベントや産地ツアーの企画による“生産者と消費者が交流できるコミュニティの創出”を特徴としています。
代表取締役の仲野真人さんは、「農林漁業者の販路の課題を解決したい」という想いで会社を設立。14年間、コンサルタントとして農業法人や食農企業の経営支援活動で全国各地の素晴らしい生産者、食材の数々に巡り合い、日本の食産業の価値を確信する一方で、それらを持続可能なものにするためには、生産者の直接の販路となり、食材の価値が消費者のもとへ熱を持って伝わる“飲食店”の場が果たす役割が大きいと気づいたそうです。今後はカフェやテイクアウト店へと業態を広げ、未来の日本の食産業を“生産”と“販売”の両輪から盛り上げたいとコメントしています。
また、開店を記念し5月8日に開始したクラウドファンディングサービス「Makuake」の今日のランキング(5月10日)において1位を獲得し、2日で応援購入総額が648.3万円に達するなど、オープン前から注目されています。
日本の魅力的な食材がこのような飲食店を通して多くの人に伝わり、高い価値を正当に評価してもらえるようになることで生産者へ適切に利益が返還されるようになるのだろうと思います。今後もこのようなお店が全国で増えていくことを期待したいです。【A】
CRAFTED JAPAN
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000142124.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000142124.html
 
■今回紹介するのは、会員制カフェ「Holland Village Private Cafe」の2号店オープンについての記事です。
5月16日(木)にオープンする同店は、1万人以上の会員数を誇るオンラインサロンオーナー河村真木子さんが創る会員制カフェの2号店であり、河村さんが海外訪問の中で「日本にも、こんなメニューや、サービスがあればいいのに」と感じたことを凝縮した日本では感じることの出来ない、フレキシブルサービスを提供する空間を再現したカフェとなっています。
同店はオーガニック、無添加にこだわったフードメニュー、日替わりの高級シャンパンに加え、一点一点こだわり抜いたアートや、カトラリーにより海外にいるような気分を味わうことのできるカフェとなっているそうです。このようなメニューや空間が評判を集め、2号店のオープンに繋がったと言います。また、これまで会員の方限定で提供されていたメニューも、河村さんの「より多くの方へカフェサービスをご提供したい」という思いから、2号店では予約なしで楽しめるテイクアウトメニューの提供も開始するそうです。
カフェと聞くとフラット気軽に立ち寄るようなイメージがあり、このような会員制という制度を設けているカフェがあることは驚きでしたが、同店のメニューやサービスは、会員になってでも行きたいという気持ちになるような魅力的なものである思いました。【A】
株式会社サニーサイドアップ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000108253.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000108253.html
 

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