周りとずれている ~違和感に丁寧に向き合う~
できることを止める
子どものころ、若いころ、はできないことを一所懸命に練習して、生活に必要なことを習得してきた。学習においても自分の知らない世界のことや過去のこと、遠い国のこと、はたまた未来のこと、宇宙のことと、知識や知恵を身につけていくことが、生きることと直結し、本来楽しいはずのこと。
仕事においても、先輩やクライアントからたくさんのことを学び、スキルや現場の知見を得て、出来ることが多くなる。また言い訳の仕方もうまくなるw。
ある一定の所まで来ると、ルーチンワークでこなせる仕事が多くなると、それはそれでいいのだが、野球で言うと打てる球ばかり打っていても、それ以上うまくならない。なので、出来るようになった仕事はできるだけ、手放し、他の方にノウハウなり、マニュアルなりにして渡すことができたらいいい。
仕事とは、本来、何らかの価値を生み出すもので、作業自体に対価がもらえるものとは、別物として扱う。できるようになった仕事を減らし、または止めて、やったことのない、新しいことにチャレンジすることが大切。
ゼロか百かではないので、現実には、バランスを取りながら、新しい分野に取り組んでいくということなのだが、基本姿勢としての話。
一方で、AIやICTの分野を筆頭に、新しいことがどんどん生活に仕事に入り込んでくるので、新しいことに物理的に時間を使うためにも、何かを止めないといけない。やらないことを決め、新しいことへの学習や情報収集に時間をとらないと、そもそもビジネスで生き残れないということ。
飽きっぽいのか、帰属意識がうすいのか
私は、熱しやすく冷めやすいのか、へそ曲がりで一匹狼的な気質があるのか、群れでワイワイやるのが嫌いなのか、仕事でもしょぞくしている組織でも勝手に疎外感を感じて、外に意識が向いてしまう。
本来は、そこで自分の内面に意識を向け、自分自身を掘り下げていけばいいのだが、そこはちょっと怖いのでw、素通りしている。
仕事の話に戻すと、仕事に取り組む中での議論で、かみ合わないなぁ、という場面が増えてきた。自分がずれているので、合わせようとしているのだが、心の奥底で、自分の方がロジカルであり、パッションをもって取り組んでいると思う。青臭いのだが。
そろそろ、組織に向き合う側で、フリーエージェントとして、行動するときに来ているわけだ。前に進むタイミングと捉えている。所属する組織への違和感、所属する団体(自治体、町内会、その他活動している団体諸々)への違和感と改革の意識は自分で何とかなる変数を切り分け、距離を置くところ、しっかり責任をもって変えるところを整理することが大切。
バランスとは動的であり、静的はあと付け
何事もそうであるが、バランスであり、使い分け。会社のいいところ、現状の上手く行っているところ、そこに流れる背景にある様々な事象を認識しつつ、変革に手を付ける。
オプトインもオプトアウトも、軸足の置き方と身を置く場所でのバランス。
バランスをとるということは、常に時間も場所も人も変化する中でポジションをキープするということで、サーカスのピエロが玉乗りで動きながらバランスを保つようなもの。動いている方が安定する。変化こそバランスをとる一番の方法。
静的なバランスは、その一瞬を切り取ってみた場合の後づけの説明であるので、体を前に倒し、前に進むことがバランスを取ることであると考えると、フリーエージェント宣言、ジブン株式会社経営という視点で来月からの動きを考えてみる。
違和感半端ない、今の職場で、このずれを楽しみ、どう変容させていくか、歩きながら考える。
やんばる時節
エアコンが普通になってきたオフィス。夏日とまではいかないが、春とも呼べない中途半端な季節感。
風が吹くと気持ちがいいが、天気悪いと、ジメジメと梅雨直前を連想させる。
オリオンビールの工場が名護にあり、ビールの街として商店街を盛り上げようとしたことがあった。その名残で「75ビール」に取り組み、まだ新商品が発売されている。
現在は私は関わっていないが、またそろそろ動きだすタイミングかなと思っている。
写真は4月16日に発売になった、新しい75ビール。名護のお越しの際は、ぜひ!
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