2024年の働き方考 ~フリーエージェント化と複業~
脱・雇われた働き方と、フリーランス万歳とはならないよという話です。私個人の状況から、いくつか多くの方に共通する部分と思えることを書いてみます。
まちづくりは界隈はブラック
私は、まちづくりに関わる仕事を公私共に行っています。地域の行政やその近くの界隈から依頼を受けて、調査したり、行政のアウトソーシング先としての作業的なことをやる事業所に籍を置いています。
また、NPO的な部分でもだいぶ活動はしてきていて、ここ数年はおとなしくしていますが、そろそろもう一度街のことを、市民レベルでなんか面白いことしようと、画策中です。
メインは、クライアントビジネスなので、まぁあまり興味のない仕事もあったりしますが、ライスワークとしてはできることは、よりよいアウトプットとなるように努力します。ただ、「そもそもこの仕事って、誰得だっけ?」といことが度々あり、好きなことを言って、出来るだけクライアントの前に出ないようにしていますw。
なので、決定権みたいなものはないかわりに、気楽にやらせてもらっています。
自由にやっている分、時間的な感覚やクライアントによっては、どこまでが仕事でどこからがパーソナルな依頼なのか、または共犯関係なのか分からないぐらい、地域に向き合う時には、お金や時間の感覚はバグリまくっています。なのでブラック的な仕事と言えばそうだと思います。
もちろん、若いスタッフに強要するわけでなく、あくまで理念や行動規範が似ている人の仕事をやる場合で、最近は数は少なくなってきたし、またその少ない案件だけをやっている感じです。まぁ一言で言うと、ワガママな私。
脱・ホワイト企業のトレンド
今でいうブラック企業が普通の就業時間の長いことが当たり前の90年代、2000年代に仕事してきた私としては、周辺で聞く働き方改革やブラック撲滅運動のような風潮は、受け入れつつも、世界をみたら、または自営業やフリーランスをみたら・・・、なかなか厳しいよな、と感じています。
若いころは特に、質なんかないから量で行かないとな、と思いつつも、骨のあるクライアントにはなかなか会わない中、時々聞くのが「会社がホワイトすぎて、成長実感がない」「もっといろんなことを吸収したい」という一部のやる気ある若者がいるという。
なのでまちづくり関係も、会社以外のなかで様々なコミュニティに属して活動にボランティアベースで参加する方が、チラホラいるらしい。
やはり、若者にバトンを渡す準備をしなきゃと思うのであります。
確立思考
一時期、神田昌典さんの有料コミュニティにも属していたことがあり、たくさんの学びを得ました。今も毎日届く「人を動かすコトバ365」に、「確立思考で常勝する」というタイトルのメールが届きました。
夢実現のために、ベストシナリオとワーストシナリオを描き、予想されるカベを乗り越える対策を考えておきましょう、という趣旨でした。
2024年以降、働き方の多様化、雇用の流動化がどんどん進むし、定年の延長、副業解禁の流れは加速することはあっても、戻ることはないでしょう。
私は、今年はかってにフリーエージェント宣言して、新しいことにも挑戦しようと考えていますが、その時にやはりシナリオを持っておかないとな気が付きました。ついつい勢いで飛び込んでしまうのですが、過去の苦い経験もあるので(^^♪。
過去に、仲間を募り事業を立ち上げ時に、先輩から言われたことは、うまく行ってももめるし、失敗してももめるので、お金まわりや責任の所在など、仲がいいほど、契約関係・書類的な手続きは事務的にきちんとしておけ、と言われました。
成功した場合:儲けの分配でもめる
失敗した場合:責任の無し付け合い、借金の押しつけあいでもめる
速い車を作るのに必要なことは、パワーのあるエンジンも大切だが、ブレーキの方がもっと大事。撤退戦略も併せて持っておかないと、爆死する。失敗しても命があれば、やり直せるが、立ち直れないぐらいの失敗はまずい。
なので、フリーエージェント化するときの最悪シナリオは、収入の面なので、そこを担保する方策を考えていきます。
確立思考で言うと、どれだけのリスクを取れるか、どこにかけるかなど、しっかり考えて、小さく負けて、大きく勝つ。
自分の取れるリスクを把握すること
リスクの分散(時間、プロジェクト)
資本(自分の使えるリソース)の把握(意識化)
仕事はワクワクする方へ
これも、いつもの木下さんの言葉だが、「人の声より、自分の心の声に耳を傾けよう」
楽しいことしか続かないし、周りからは難儀なことしているように見えても、本人がやりたくてやっていることであれば、勉強であれ、スポーツの練習であれ、楽しいのです。成長があるから。
あとは、マネタイズの部分はテクニックとしてありますが、おいおい戦略も考えていきます。
これから、複数の仕事をする、会社の属しながらも、フリーランスとしての職能を活かした仕事をする。会社に対しても、個人のお客に対しても、自分が与えうる価値を、言語化・数値化し、伝える努力も忘れず、楽しくやっていきます。ジブン株式会社。
やんばる時節
やんばると言えば、仕事と言えば、2025年にオープン予定のジャングリアがあります。人材募集しているそうです。ここも多様な働き方を認めて、ありとあらゆる人を採用していくのではないでしょうか。
勝手に思っています。なぜならば、1000人を超える雇用創造は、主婦層、シニア層、外国人労働者層、転職組、県外からの季節労務層、学生の青田買い枠、その他を考えても中々集まらないだろうと思うからです。
人材側の供給制約がかかる中、動向をみまもっていきたいです。
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