失ったものばかり数えるな いまあるものを大切にすること
有名なセリフのひとつですが
漫画ワンピースの登場人物である
ジンベエが、兄を失ったルフィに言ったセリフ
実は、個人的に一番好きなセリフでもある。
今日も記事をみつけていただき、ありがとうございます。
40にも近づくと、たくさんのことを経験します。
その中でも多いのが
人の死
・外飲みで一緒に飲んだことのある常連さん
・一緒に仕事のキックオフで乾杯を交わした営業の方
・恋活で意気投合したグループの中で、関わったやつの知り合い
実は他人の不幸を知ることは
フリーターを脱出して社会人になって色々な人と出会うようになると、避けては通ることのできないイベントなのかもしれません。
それでも、現実とはやってくるためずっと落ち込んでいるわけにはいかないもの。
そんなときに、ハッとさせる言葉が
ジンベエ親分の言葉です。
「失ったものばかり数えるな!!!ないものはない!!!
お前にまだ残っておるものはなんじゃ!!!」
今日は、この言葉についてお話ししてみようと思います。
失うことでその人の偉大さ・重要性を理解する。
最近では、ダチョウ俱楽部の上島竜兵さんが亡くなり、
如何に彼の人柄、考え、生き様などが唯一無二であるかがよくわかります。
ダチョウ倶楽部のネタの中で、凄いなと感心することがあります。
彼らのネタが一般の社会にも浸透していること
その代表例が
「どうぞどうぞ」
一発屋のネタはブームみたいなのがあるので、時期がたつと
「古いよ!!」と言われてしまいますが・・・・
あのギャグが
何年たっても、一般の社会に長いこと浸透しているように感じます。
それを考えると
上島竜兵という存在は消えてしまったけど、彼のやっていたギャグは今の世の中で使ってくれれば、彼の魂は生き続けることができます。そして一瞬でもそれで彼を思い出すことができます。
親しい知り合いとワイワイしたときにでも、ネタをやって
どうぞどうぞとフリをやれば
天国でみている竜ちゃんが「おい!!」って声をかけてくれるような気がします。
それだけ、何かを失うとは結構大きなことです。
本当に大切なものは、失ってはじめて気付くものです。
なので、どうしても人間は、ないものを数えてしまいがちです。
それは仕方がないことです。
「ないものはない!!」と理解するまで 時間は必要だが、歩みださないといけない
かといって、その悲しみをずっと引きづるわけにはいきません。
日常が普通にやってくるわけです。
前に進まないといけません。
これは、苦しいかもしれませんが
時間の経過による心の落ち着きを待つしかありません。
スパッと吹っ切れるほど、人間は強くない。
仕事だって集中できなくてよい。
落ち込んだっていい。
可能であれば、誰かに自分の思いの内を話すこともひとつの方法でもあります。
そして、時間が経つとようやく
自分にあるものを冷静に考えられるフェーズに来ます。
(時間はかかるが、夜明けは必ず来ます。)
自身の心の中が整理されてきた段階です。
ここではじめて、自分に今残されているものを有難いと思えるようになり、また、いつものように日常を歩むことができるようになります。
今落ち込んでいる方がいらっしゃれば、参考にしていただければ幸いです。
最後に
今日は、ワンピースのジンベエ親分のセリフについてお話ししてみました。
こんなことを言っておりますが・・・
実は、自分もある人の死で
とんでもなく落ち込んだ人間の一人です。
(身内以外です)
この話は、まだお話しすることができませんが
心の感情が落ち着くまでに半年~1年くらいの時間がかかりました。
その時の実体験も踏まえてお話ししました。
ないものを数えるな!!と言われても数えたくなるもの。
ないものはない!!と言われても納得するには時間がかかる。
でも、この言葉は冷静になってくると説得力が大きいです。
そして、心が落ち着いてくると、ようやく自分に今残っているものを考える余裕がでてきます。
逆に、自分はつらい時にこの言葉に救われました。
今自分の周りの残っているものは、仲間以外にもたくさんあることに気が付けたからです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ふぉあぐら
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