サウナ歴17年になるわたしの「サウナの流儀」
わたしはサウナが好きだ。パタリと行かなくなる期間もあったりするけど、平均して週1〜2回のペースで通っている。
好きな理由としては、単純にスッキリする。というのもあるけれど、もう少し掘り下げた表現をすると「ゼロの状態になれる」のが大きい。
「ゼロの状態」の具体や効能は改めて書きたいと思うのだけれど、わたしなりの感覚を言葉にすると「良いことも悪いことも全部無しにした、頭も心も空っぽの状態」を指す。完全なるリセット。精神世界の初期化。
サウナ以外にも自然に触れたり、スポーツをすることでその状態に近づくことはできる。ただ、サウナが一番手っ取り早いし、コストもかからない。
ということで、サウナ好きの皆さんの共感または批判を生むであろうわたしのサウナの流儀をご紹介させていただきたい。
ところどころ毒を吐いているのだが、そこはお笑いとしてご理解いただき、ビギナーの皆さんも古参の皆様もどうか温かい目で読んでいただけると…
サウナ歴
まず、サウナ歴から。
の前に、サウナはおそらく5年くらい前からブームが来て、今はもう文化として定着している印象だ。で、いろんなところでサウナ論が語られていたり、ある種のサウナマウントみたいなものもあったりする。
思うに、サウナなんて好きなように入れば良いし、うまいヘタもない。自分の感覚として「今日はいい感じだった」みたいな Good / Bad はあるかもしれないが、他者と比較して「わたしはサウナの入り方がヘタだ…」とか考える必要はない。風呂の入り方や食事の仕方に優劣はないだろう?というのが、わたしの考えだ。(マナーは大事よね。食事もサウナも!)
ちなみにわたしがサウナに入るようになったのは18歳のとき。アルバイト先のスポーツクラブに2種類のサウナがあった。年齢層が高めな会員さんはみんないい人で、サウナの良さや人それぞれの入り方を教えてもらった。
ということで、わたしのサウナ歴は17年ほど。どうだ。なかなかだろう。最近サウナを覚えた小僧たちとは比にならんのだよ。ひれ伏して続きを読みたまえ。
ちなみに「サウナの経験年数」を偉そうに語るやつが一番痛い。絶対にマネしないように!!
サウナに入るタイミング
お金と時間に余裕があれば、毎日でも入りたい。
・・・とは思わない。仮に余裕があっても、たぶん毎日は行かない。
なぜなら、家の風呂も好きだからだ。健康的な状態であればコスパもタイパも自宅風呂の圧勝。特に夏は「ハッカ油」を入れたお風呂が最高だ。スースーした体で水シャワーを浴びれば、サウナと同じくらいの気持ちよさがある。
サウナに行くのは「思いっきりボォーーーッとしたいとき」「思考を完全に停止させたいとき」「朝、疲れが抜けなくてシャッキリさせたいとき」「体の芯を長時間温めたいとき」など。
したがってサウナの入り方(セット数や時間)もそのときどきで異なる。行きたいサウナも変わる。サウナの入り方や好みに正解はない、というのは、この辺が理由だったりする。
どう?逆になかなかのこだわりだろう?サウナ歴17年。もうすぐ18年になるのだ。短絡的に「あそこがいい」と是非や優劣を決めたがる最近ハマりだした小僧たちとはレベルが… (以下略
好きなサウナの種類
個別具体の施設名を挙げるのはまたの機会にして、サウナの種類に関する好き嫌いを書いてみたい。
>>以前投稿したサウナ記事
まず安定して好きなのは「湿度が高めのサウナ」だ。セルフロウリュがあれば最高だが、オートロウリュの頻度が多めで湿度が安定しているところならGood。数字にすると温度が80〜100℃、湿度が70%とかそのくらい。いちいち確認してないし割とテキトーな数字なので全然違うのかも。いいの、わたしの感覚記憶が合っていれば。
水風呂は15-17℃が好きだとずっと思っていたが、最近10℃前後のよさも感じるようになってきた。結局、水風呂はサウナとのバランスな気がする。ガッツリ体の芯から温まれるなら、シングル(10℃以下)も気持ちいい。何事もバランス。ケースバイケース。短絡的にシングルが良い悪いとか、ないんよ。
休憩スペースは気が散らなければなんでもいい。暑すぎず、寒すぎず、人の行き来が気にならず。てゆうか正直、水風呂から上がった時点でほぼ決まっているので休憩スペースにそこまで多くは求めない。臭くなければ、人にぶつかられなければ、それでOK。外気浴は別軸で最高だけれど。
入り方のこだわり
わたしは時間やセット数を決めていない。むしろ「決めないこと」がこだわりかもしれない。くどいけれど、サウナに期待するのは「ゼロ状態へのリセット」なので、それが出来るのであれば早く上がるに越したことはない。
ということで、調子がいいときは
だいたいこれくらい。1セットで終了。
そのあとはさっさと着替えてマッサージをしたり柔軟をする。そういう時間の方がコンディションを良くしてくれるからだ。調子が悪いときは1セットで理想の状態にならないので仕方なく2セット入るが、3セット以上入ることはほぼない。
ちなみに、ゼロ状態の指標として「思考の停止」にフォーカスしてきたが、もう一つゼロ状態を測る指標がある。それは「あまみ」と呼ばれる血流の活性化によって皮膚に赤白斑ができる現象なのだが、わたしは異常なほどあまみがくっきり表れる。あまみが出れば比例するように精神状態も理想的なものになっているので、1セットでいい具合にあまみが出ればそこで終了となる。
誤解してほしくないのは必ずしもあまみが出るのがいいわけではないということ。基本的には「あまみが出る=血流がよくなっている」なので、あまみが出やすい人はわたしのように一つのバロメータにすればいいと思う。しかし出にくい人もいる。やはりこれも他者と比較して「整っている / いない」みたいなジャッジをする材料にはならない。てゆうか、比較するなし。
サウナへいこう
そんな感じで、わたしのサウナスタイル、いかがだっただろうか。
くどいかもしれないが念を押しておくと、サウナの入り方に絶対はない。サウナの歴に優劣はない。目的さえ様々であろう。ただ、余りある知見が言葉となって溢れてしまうサウナ好きもいる。ポッと出の、サウナを語りたがるBoys & Girls たちとは違う、生粋のサウナ好き。学生時代から曲者爺さんに鍛えられたわたしのような、おせっかいな輩。
ちなみに、わたしはサウナを語りたがる Boy にも Girl にも出会ったことがない。よく出会うのは、わたしのような老害おせっかいオジサンばかりだ。ほんと気をつけろよ。
ぜひ皆様には、こんなマウントトークは読み流し、よさげなことは取り入れて、自分なりのサウナライフを確立していただきたい。
みんなでゼロになる。よく寝る。明日からまた頑張る。その繰り返しだ。
さぁ、サウナにいこう!
そして最後に、こんなマウントを取りたいだけの文を書いてみて、わかったことがある。
マウントきもちぃぃぃっいいーーー!!!!!!
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