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リスニング(part2)がまったく聴けないから原因を自己分析してみた【TOEIC記録2】

英単語アプリ『mikan』のTOEIC予想正答率ですが、part1がランクAに到達しました(Aランクで正答率8割越えに)


総合対策本等でひと通り問題を演習をしてみて、私個人の課題が「リスニングだなー」と感じるようになってきた。(↓ 前回記事)

【目標600点】英語弱者が来年TOEICを受けるので意気込みを書く【記録1】|パンケーキは空を飛ぶ (note.com)

2月25日のTOEICに申し込み完了」したので、
具体的にどこが問題なのか・どう取り組んでいるかを整理して、残り約2カ月の勉強計画を立てようと思います。

長くなりそうなので、今回はpart1、2に限定して書きます。

part2 全然聴き取れない


1.何も英文が耳に残らない私の脳内


1文がほとんど聴き取れず、頭に残らずに耳から抜けていきます……

ある程度単語が聴き取れればまだ良いのですが、単語が分かってもイメージが浮かばず。
それに酷い時は冒頭の単語が聞こえません、「When」とか疑問詞が聞こえないので、これだと流石に問題が解けないのですよね。

しかもこれ、音声の速度を0.8倍~1.2倍くらいの間に変換しても聴き取れてる率は体感差がないです(流石に0.5倍速となれば分かりますが)

で、下の文が私の脳内の思考なんですけど(かなりひどい時の例)

「ああ、最初はWhere、When? えっと、あれ動詞何って言ってた? あ、on the~ くらいしか聞けなかった、どうしよ……うわ、もうA読み上げてるよ

part2 リスニング時の脳内イメージ(思考)

って感じでまぁダメダメです、負の連鎖。


2.英語が聞こえる人の話


ある時、妻が隣で同じリスニング問題を聴いていて

「この問題、○○って言ってたよね」

と、私が聴き取れなかったのにちゃんと理解していました。
妻はもう10年以上英語を勉強していないのですが、昔からそれなりにリスニングは出来たようです。

色々聞いてみると、文法的にはサッパリ分からないけど”単語と単語を繋いで内容を想像している”らしい。

うーん、やっぱり英語を聴いて場面がイメージできないと厳しいのかなぁと思っていたところで良い動画を見つけました、

かの、もりてつ先生が英語を読んだり聴いてる時はどう考えているのか? を言語化したものになります。

これで少し勉強するための道筋がはっきりした気がします。

私はどちらかと言うと、

「脳内で英文を高速で訳して、文意を解釈しようとしているタイプ」

だと感じました。

なのでたまに

”はっきり内容聴きとれて解答根拠も明確”な問題と、
”音声が流しそうめんみたいに抜けていって、糸カスしか残らない”
問題

の2極化してるのがpart2の現状です。


part1について:難問以外はほぼ正解するようになった


ここでpart1の話なのですが、ここ2週間ほどで200問近く演習したので『難問特急』の難問レベルまでは楽勝になりました。

最初はpart1すらさっぱりでしたが、写真を見て

「あ、男の人がしゃがんでるから kneeling on~が来るな
庭っぽいから patio、courtyard、terrace 辺りか。手すりがあるからleaning on a railing 」

という感じで、問題文を先読み出来ようになってきたのが成長した点ですね。

最近やっと、put on~ (動作) VS is wearing(状態)も迷わなくなりました。

誤答の大半は
「進行形と完了形を聞き間違える」
「難単語が分からない」
「(たいてい)写真が(小さくて)そんなのが写ってると分からなかった」

のざっくりこの3つに。

part2と比較すると、”予測もできるし聞こえてきそうなフレーズを「記憶」できている+画像(イメージ)とリンクしている” この差が大きいなと

さすがにpart1をこれ以上やっても本番では全6問ですし、文法も限られた出題しかないので一旦終了で復習メインに移行します。


part2に改めて戻る:どう対策するか


1.分かったつもりの英文法


英文音声が1文聴き取れない究極的な問題は、つまるところ

「英文法が分かっていない」に尽きるのかなと。

念のための補足ですが、英単語を覚える時はほぼ必ず音声を利用しているので普段から英語を聴いてはいます。

ただし、私の愛用がシステム英単語だったり金のフレーズ(結局買いました)なので、フレーズで覚えていて”文章単位”では全然聞けていません


英文法に話を戻しますが、この分かっていないにもいくつかのパターンがあって、

1、耳では聞けないけど目視なら訳文通りに読める
 → 速読が出来ていない or 音声を使っていなかったのか耳馴染んでいない
2、訳せてはいるけど実は構造が分かっていない
 → 文法の抜けがある(後述、疑問詞の話にて)
3.熟語や慣用表現(語法)になると目視でも時間が掛かる
 → 語彙力・構文力不足

出来ていない理由は大体こんな感じかなーと。
やはりまだまだ演習量が足りていないようです。

文法は少し時間をかけて読めば「理解できる」は言っていっていても、秒で「分かる」までにはたどりつけていないなと。

特に自覚もあるのが例文暗記で、暗記は不要という人もいますが
私はパッと出てくる英文が
「All your base are belong to us. 」(※某ゲームのミーム)しかない致命的なバグがあるので、
part1でも書いたようにやはりある程度の暗記ストックは必要だと感じています。

覚えた英文だとやはり類似表現が来ても意味が分かるのですよね。最近感じたのが「S is always complaining~」とか。


2.直近2カ月の対策

part2に関してはパターンは英文のパターン自体はそんなに多くないはずですし、複雑な文章は出ないので

1.5W1H系の疑問文はもう一度文法を復習する
 → ある程度の例文は暗唱できるようにする
2.耳なじみの文章のストックを増やす
 → 
大量に問題演習をして、復習時にシャドーイングを徹底して聞きなれない問題数を減らす
3.よく聞く例文は暗記する
 → 
覚えているレベルのものはやはり聴きとれるから、少しでも努力する
 → part1のように問題文と、解答パターンの暗記ストックの幅を増やす

直近でやれそうな対策はこれかなと。
特に1.に関してなのですが、過去に挫折した『英語のハノン初級』がありまして……その時はUnit7の途中でちょうど”疑問詞”のドリルでした。

つまり、文法的に苦手意識があって詰まってしまっていたようです。
たしかにこれでpart2が解けるわけがない。

それで、総合英語の『Vison Quest』で疑問詞を復習し、
例文をいくつか復文練習をして再度ハノンに戻ってみたら、
復文練習した範囲は平本ですらすら言えるようになりました!

VQで文法を復習していて
「あ、疑問形容詞と疑問副詞を意識出来てなかったな」と気づきがあったのも良かったです。

文法に関してはpart5対策もありますし、TOEICの文法問題集を利用して可能な限りは音声を聴く→音読・シャドーイングをやっていこうと思います。

出る1000を買うつもりだったが
『TOEIC(R) L&Rテスト 精選模試【文法・語彙問題】』は
「レベル別に分けられている+出る1000並みの問題数+part6を含む」ということでこちらにしました。


まとめ:勉強法整理


長くなりましたが、改めて今後の課題についてまとめると

1.英文法の抜けを再確認する
 → なるべくは音声があるものを利用してリスニングにも活かす
2.英文をどんどん暗記していく
 → おそらく自分は高速で訳さないと聞けないタイプなので、少しでも訳しやすいように類似表現をインプットする必要がある
3.とにかく問題演習
 → このパターン、前も解いたという状態を増やしていく
4.聴き取れなくても単語を繋いで内容をイメージする練習
 → 分からないせいでその先も聞き落とす負のループを断つ訓練をする

今回の内容が変わるかもしれませんが、しばらくはこの内容を意識して取り組んでいきます。

勉強の進捗は週1 or 隔週で更新していきたいと思います。


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