見出し画像

2018年の七夕。

今日は7月7日七夕。北海道では1か月遅く8月7日ですが、この日が来ると、初めて行った海宝直人さんのソロコンサートのことを思い出します。

以前のnoteで、ざっくりと感想を書きました。今回は、当時記録していた観劇ノートを振り返りながら、少しばかり思い出に浸りたいと思います。

セットリスト

今見ても、なんて豪華なセットリスト。当時の私は、海宝さんのマニアック(?!)な選曲に驚きました。曲順が斬新。一番驚いたのは、2幕の1曲目。今となっては、海宝さんの歌うJCSは定番な感じですが、あの前奏が鳴った時は、「えっ、まさか」と心の中で興奮していました。また、男性の歌う♪On My Ownは初めてで、この楽曲の持つ心象風景が鮮やかに響きました。(マリウスがエポの心境を歌う、貴重なシチュエーションでした)

このコンサートに辿り着くまで、母の病気や祖母の介護、自分の体調不安、会社のゴタゴタ、一度に問題が重なり、個人的にしんどい時期でした。遠征するか迷いながらも、このコンサートを観に行ったおかげで、心の支えを得たというか、海宝さんのパフォーマンスに魅了されて、生きる気力がわいたことを覚えています。

歌だけでなく、トークも印象的でした。飾らない雰囲気。サプライズで渡されたアラン・メンケンさんからのバースデープレゼントに興奮して、「いやぁ、もう帰っていいですか?!」と喜んでいる姿も微笑ましかったですし、ピアノの森亮平さんとの♪So Closeにまつわるトークでは、「楽曲はシンプルだけど、間奏で手を抜くのが許せないんだよね、笑」とのやり取りがお二人のこだわりを感じさせました。事実、私は森さんのアレンジの間奏のメロディーは唯一無二と思っています!(大好き)

海宝さんの初見は、2018年3月の『アラジン』でした。そこから、数か月でこのソロコンサートを体験して、こんなにも楽曲や作品の世界観、そしてエネルギーを伝えられるミュージカル俳優がいたなんて!、と久々にドキドキする自分がいました。そこから、現在まで、一番に応援している俳優さんとなりました。

遅ればせながら、先日7月4日は、海宝さんのお誕生日でした。常に挑戦を続ける姿。尊敬してやみません。これからも、どうか心身共に健やかに、海宝さんのパフォーマンスが続いていきますことをお祈りしています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?