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ソウルで今年3回目の引越ししました

シェアハウス住まいを卒業し、ひとり暮らしをすることになりました。
韓国での物件探しの役に立てればと思いまとめてみました。

この記事を書いたのが昨日のことのようですが、いきなり引越しをすることになりました。理由としては、大きく2つ。

このまま契約を伸ばすなら最小単位が6ヶ月からと言われた。
会社から保証金を貸してもらえることになった。

できればキリよく今年までは同じ場所に住んでいたかったので、10月から3ヶ月の延長をして2024年の始まりを新しいお家で迎えたかったのですが、今月が更新月で更新の最小単位が6ヶ月と言われてしまいました。
不満は特段大きくあったわけではないですが、シェアハウスの仲良しの友達やオンニ達がいなくなったこともあり、私もこのまま引っ越すことにしました。

そして、韓国の物件に住むために大きな足枷になってくるのが、「保証金」という忌々しいシステムです。
敷金や礼金よりもハードルは高く、日本のように毎月家賃だけ払っていればいい、というわけではないので韓国に来たばかりの外国人など手持ちのウォンが少ない人にとってはしんどかったりします。

基本は、最低500万ウォンからで、少しいい物件に住もうと思ったら1000万ウォンは保証金がないと借りれなかったりします。
この保証金は、借りた物件を出るときに戻ってくるお金ではあるので、実質問題はないのですが、正直外国人にとっては嬉しくないシステムですよね。あと最近は保証金持ち逃げとか詐欺とか色々怖かったりします。

かくいう私も少し前までは、日本支社から円で給料もらっていたマン!なので、手持ちのウォンが一切ないし、頑張って貯めてきた円をこの円安の中で50~100万円も両替しようなんて思えませんでした。(しかも日本に度々帰るたびに円は必要なので、貯めた円は円のまま取っておきたい普通に…。)

そのため、最初のうちは保証金が低く設定してあり、揃えなきゃいけないものが一切必要ないシェアハウスに住んでいました。

シェアハウスに住み始めて6ヶ月ある程度貯金も出き、余裕が出てきた時にプラスで会社から保証金を貸してくれる(基本的に韓国ではあまりない待遇です)と言われたので思い切って引っ越しをすることにしました。

韓国の日系企業で働いている友だちは日本の会社のルールが適用されるからとめちゃくちゃいい家に会社のお金で住んでるので、日系企業や駐在の住居手当ってマジで神。うちの会社のように韓国の中小企業で住居手当や交通費の手当はほぼないと思われます。

使用サイト

今回物件を探したアプリやサイトは

네이버부동산 というサイト
- 다방 というアプリ

この2つを使って探しました。
地区や家賃、保証金の上限額から検索して探すことができますが、使ってみた感想としてひとり暮らしの家は、「다방」というアプリの方がいい物件が出てきたように思います。あと単純に探しやすい。

サイトを見るポイント

1. 管理費には何が含まれているのか
2. 部屋の設備に何があるのか
3. 何階建ての何階か(写真では綺麗に見えても半地下とかもある)
4. 駅からどのくらいか(ほとんどの物件が住所が出てるので駅からどのくらいか地図アプリで検索する)

これは日本で物件を探す時にも同じようにすると思います。

内見する時のポイント

1. 動画や写真を撮る
2. IHや洗濯機の電源がつくか
3. トイレの水が流れるか
4. サイトに書いてある価格よりも安くできるかの交渉 *これ重要!
5. 周りの治安の確認

値段交渉は必須で行ってください!笑
「保証金をプラスで払うからもう少し安くしてほしい」などサイトに書いてある金額を鵜呑みにせず交渉してみてください。

その他の注意点

また、契約書にサインをする時には、女ひとりで舐められるかもと友達の旦那さんがついてきてくれてサインをしました。

ダブルブッキングも怖かったので、契約しますと伝えて契約金(保証金の10%程度)を払った後に自分が契約した物件がサイトから削除されているか(거래완료となっているか)も確認しました。

私の場合は、契約から3日後にすぐ入居というスピード引っ越しだったので引越ししてみたら誰か違う人が住んでるなんてことはなかったのですが、念には念を入れてください。笑

そして一番大事なのが、전입신고(転入届)が出せるかどうかを必ず契約前に確認すること!!!
なぜか嫌がる大家さんもいます。今回の大家さんはそうでした。私が外国人なので、理由の一つにあると思います。韓国で暮らすためには転入届が出せるかどうかは一番大事なので、ほんと忘れずに。ビザに関わってきます。
引越しして次の日すぐに동사무소(区民センター)で転入届出しました。
申請できなかった場合は、問題ですので、すぐに仲介会社に連絡して大家さんに連絡してもらうようにしてください。

韓国で1番大変なのが「家探し」、韓国人でも難しいと言われています。
衣食住の大事な基盤ですので、気合を入れて頑張ってください!


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