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ユーザーを惹きつけるコンテンツを作るにはどうすればよいか?【FLUXイベントレポートvol.3】

みなさん、こんにちは!

FLUXは「テクノロジーをカンタンに。経済価値を最大化する。」というミッションを掲げ、現在はオンライン売上最大化サービス「FLUX AutoStream」と、ノーコードウェブサイト作成サービス「FLUX siteflow」を提供している会社です。

アドテク市場の海外トレンドをお伝えした前回に引き続き、今回も先日実施した媒体社様向けイベントのレポートをお届けいたします。

ユーザー満足度の高いWebページ・コンテンツを作る上で活用できるサービスをご紹介していますので、ぜひご一読くださいませ!

Browsi:収益向上とUXの維持・向上を両立するプラットフォーム

まずはBrowsi社のAsaf Shamly様より、同社のプロダクトの活用事例についてご説明をいただきました。

スピーカー:Asaf Shamly氏
イスラエル国防軍8200情報部隊の将校、動画関連サービス企業Avantisのプロダクトリードなどを経て2017年にBrowsiを共同設立。同社CEO。8年以上にわたりアドテク業界で画期的なプロダクトを構築している。オープンソースコミュニティの活発な活動メンバーでもある。

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前提:同一のユーザーは存在しない

Asaf氏:Browsiを一言で表すなら「収益向上とUXの維持・向上を両立するプラットフォーム」です。

AIを用いてユーザーのリアルタイムの行動データを分析し、個々に最適な広告プレースメントを作成することで、媒体社の収益拡大やユーザー体験の向上を実現します。

Browsiの利点を説明する前に、我々が考える前提についてご共有したいと思います。

それは「『平均的なユーザー』とは概念にすぎない」ということです。他の誰かと完全に一致するユーザーなど、一人として存在しません。

例えば、Tシャツを例に考えてみてください。

人それぞれ、最適なサイズは異なります。腕やウエスト、肩幅など、個々のパーツごとに細かく「好みのサイズ」が存在します。いわゆる「フリーサイズ」の服がカバーできる範囲は多くありません。

Webページも同様です。レイアウトを全員一律にするのは、もはや現代にそぐわない部分があるかもしれません。

また、3rd Party Cookieの規制に加え、GoogleがサイトのUXを重要視し始めたことで、UXが最適化されていないサイトへの流入が減っているという市場背景もあります。

解決策:ページにおけるUXのイノベーション

従って、ユーザーごとに、広告枠を含めてパーソナライズされたサイトレイアウトを設計することが急務となっています。それを可能にするのが、Browsiです。

Browsiを活用すれば、訪問ユーザーごとにViewabilityを見極め、広告の表示数・広告枠位置を最適化することができます。

例えば、「早くスクロールするユーザー」は「Viewabilityが低い」と判断し、広告の表示数を減らします。「遅くスクロールするユーザー」に関してはその逆です。

「インターネット回線が遅いユーザー」に対しては、ページのロード速度に合わせて広告数を減らしたり、ページの下部に広告枠を設けるといった最適化を図ります。ボットだと判断した場合には、広告を一切表示しないことも可能です。

ここでは少ない例しか挙げられませんが、ユーザーの属性を分類する尺度は100を超えます。AIを用いながら、行動データの収集・予測を繰り返すことで、より正確なパーソナライズを実現するための学習を積んでいきます。

これらの結果、RPMは36%、Viewabilityは42%上昇し、IVT(無効なトラフィック)は27%減少するという実績が出ています。パーソナライズされた広告枠を実現できれば、UXの改善、ひいては収益の増加につながることが期待できます。

メディコレ:医療・ヘルスケア関連の記事を「安心して読める、書ける」世の中に

続いては、アドテクとは毛色の違う、媒体社様向けツールを2つご紹介いたします。1つ目として、Globalive株式会社の池田様より「メディコレ」についてご説明いただきました。

スピーカー:池田寛 様
Supership株式会社の執行役員として、SSP、DSP、DMPなどアドプラットフォーム事業を統括。パブリッシャー向け広告プラットフォーム「Ad Generation」は「ジ・アドジェネ」として立ち上げから事業拡大までを牽引。2022年に同社を卒業し、Globalive社及びPivot社に所属。2022年7月1日より株式会社Leave it to meを設立し、両社にて海外ソリューションの日本進出の支援事業を展開中。

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池田氏:はじめに、私はGlobaliveにも所属していますが、自分の会社の株式会社Leave it to meもやっています。やっていることは、Globaliveと同じく、主にグローバルのソリューションの日本進出の支援事業です。ソリューションの仕入先がGlobalive以外の場合は、Leave it to meにて対応しています。これからご紹介する「メディコレ」と「GliaCloud」はLeave it to meで取り扱っているソリューションとなります。

メディコレの仕組み

突然ですが、皆様は「医療・ヘルスケア関連記事」を扱っておりますか?

医療・ヘルスケア関連の記事は専門性の高い知識や、センシティブな情報を含んでいることが多く、苦労されている媒体社様も多いのではと推察します。

この課題を解決するのが、『メディコレWEB』です。医療・ヘルスケア記事を「読者が安心して読めて、媒体社が安心して書ける」世の中を目指し、立ち上がった日本のサービスです。

サービス内容はシンプルです。医師ネットワークを活用して医療・ヘルスケア記事の中身をチェックし、審査を通過した情報には「メディコレマーク」という認証を付与するという仕組みとなります。

これまではどれだけ綿密にファクトチェックをしても、読者にその企業努力は届きづらい状況にありました。認証マークがあれば、媒体に対する信頼度アップにつなげることができます。

メディコレマークの掲載は、景品表示法や薬機法に抵触しません。また、1000人を超える医師ネットワークにより、多様な診療科をカバーしています。

認証速度・安さにも強み

認証の「早さ」と「安さ」にも強みがあります。

従来では記事のチェックに20日ほどかかる場合がありましたが、メディコレWEBを使っていただくと、1時間半ほどで完了する例もあります。平均して、1.5〜2.5営業日ほどで校閲が終わります。

費用に関しても、従来では1.2〜1.5万円ほどかかっていたところ、「記事校閲+マーク付与+医師コメント」で1万円と比較的安価です。校閲とマーク付与だけなら、5,000円にまで抑えられます。

メディコレWEBの利用企業は増えつつあります。例えば、マイナビなどメディア企業のほか、医療機器メーカーやヘルスケア企業も利用しています。

記事のみならず、営業資料やランディングページの校閲・マーク付与なども可能ですので、お困りの方は是非一度ご利用をご検討ください。

ご興味を持たれましたら、お気軽にコチラからお問い合わせいただけますとうれしいです。一緒に安心できる世の中にしていきましょう!

GliaCloud:記事を動画番組へと変換

最後に、ゴーストグループ合同会社の佐藤瑛人様より「GliaCloud」のご紹介をいただきました。台湾の会社が手がけるプロダクトで、ひょっとすると聞き馴染みのない方が多いかもしれません。

スピーカー:佐藤瑛人 様
海外先端企業の日本進出を支援するゴーストグループ合同会社代表。カナダのソーシャルディスプレイ企業Nova、米アプリDSP企業のMOLOCOなどを顧客に持つ。独立前はアメリカのDSP企業Turnのカントリーマネージャーとして日本事業の単年黒字化を達成。それ以前は2010年代初頭にGoogleでアドエクスチェンジ、DBM(現DV360)の日本における立ち上げに従事。

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市場背景:タッチポイントの多様化

佐藤氏:GliaCloudは一言でいうと「Web上の記事を簡単に動画番組にする」ことができるサービスです。

このサービスが生まれた背景には「WebサイトのPV数が減っており、タッチポイントが多様化していること」が挙げられます。

YouTubeやTikTokといったメディアが台頭し、Googleからの検索流入を狙うのは年々厳しくなっています。そんな中で「自社の持つ良いコンテンツ」を効率的に拡散するために役立つのが『GliaCloud』です。

AIキャスターを生成することも可能

『GliaCloud』を使えば、テキスト記事のURLを読み込ませるだけで、自動で動画が生成されます。あとから多少の修正を加える場合もありますが、一般的な動画編集ツールよりも、格段に速く・手軽に動画を制作することができます。

記事内で使用されている写真以外にも、文脈に合わせて、著作権をクリアした画像や動画を自動で引用してくれます。BGMも自動で追加されます。

他にも、話す内容に応じて身振り手振りをする「AIキャスター/アナウンサー」を動画上に生成することができます。

百聞は一見にしかずなので、こちらのデモ動画を御覧ください。

いかがでしょう?すごいですよね?^ ^

ニュース記事の番組だけでなく、サービスの説明動画や人気漫画の紹介動画を作ったりと、ユースケースは多岐にわたります。

特に「コロナの感染者数」「天気予報」「株価」などフォーマットが決まっているものに関しては、人間の手を一切介さず、大量に動画を作り続けることが可能です。

料金体系プランは、GliaCloudで制作した動画から得られる広告収益をレベニューシェアするモデルや、管理画面の操作権限を取得して定額課金をするモデルなどから選ぶことができます。

動画広告市場が盛り上がる中で、リソース不足が故に動画コンテンツに着手できない媒体社様もいらっしゃるのではないでしょうか。GliaCloudを使えば初期費用や人手なしで動画制作ができるので、導入するのも選択肢の一つかもしれません。

GliaCloudはLeave it to meにて取り扱っておりますので、コチラからお気軽にお問い合わせください。



最後までお読みいただき、ありがとうございます!イベントレポートは次回の第4弾で最後となります。

媒体社様にFLUXが提供できる価値について、顧客事例を交えつつご紹介いたしますので、どうか最後までお見逃しなく!



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