嵐が生まれた日

本日9月15日。嵐、結成記念日。
本当に、おめでとうございます。

嵐が生まれた1999年、私はほぼ同い年です。少しだけお姉さんですけど笑       流石にまだバブバブ笑していたのではっきりとした記憶はないのですが、90年代後半から2000年代初期にかけての朧げな記憶のあの時代に、こんなに素敵なグループが産声を上げ、少しずつ歩く練習をし、そしていつの間にかここまで駆け抜けて来たのだと思うとなんだか胸がいっぱいになるのです。
自分の成長にはさほど感動しないのにね…笑

嵐を語るための語彙力はいつまで経っても向上しないし、好きな所も多すぎる。    だけれども、今日はひとまずこのテーマでいってみよう。

夢を追うための源動力

就活していた頃もそうだったけれど、今はより一層彼らの存在が夢を追う時に力になっている気がします。

就活の話はかつても綴っていますが、私は本当に「就活劣等生」でした。40社ぐらい受けて落ちました。今はちゃんと就職できていますよ笑
…いやもう、「笑」とか言えない状態でした。受けども受けども悪い方向に向かってる気しかしなくて、あまりにも苦しくて不眠症になり、酷い時は0時に横になっても朝の7時頃まで眠れないなんて日も増えていきました。

そんな時。嵐が唯一の救いとなりました。You TubeのMVやライブ映像、紙芝居…。  時には5人の言葉をスケジュール帳の後ろにひたすら書いて…。           不安でいっぱいの深夜、私が朝までたどり着くには嵐の力が必要でした。

いつも明るく力強くパフォーマンスする嵐に、暗くなって内に籠もっていた気持ちが照らされ、前を向く勇気をもらいました。
壁にぶつかることを厭わずに諦めることなく高みへ挑戦し続ける嵐に、折れかけてしぼんでいた気持ちが後押しされ、困難に立ち向かう努力を始められました。

だから私は今、無事に就職しているのです。

そして現在、私は新たな夢を追っています。
それは、私にとって決して簡単なものではありません。いや、多くの人にとっても難しいものかもしれません。とても、厳しい世界です。                  私は割と周りから粘り強い人だね、と言われることが多いですが、そうしないと周りのようにはいかないというのが本当のところです。とても不器用で要領が悪くて、どうして皆みたいにできないんだろうと思っています。そんな人間ならばなおさら、夢を叶える努力をしなくてはなりません。
でもそれが、時々苦しくなってしまう。全部投げ出せたら楽なんだろうな、とふと思います。

そんな時、嵐の存在が私を引き止めるのです。

私にとって5人は、尊敬し、憧れる「なりたい大人たち」です。
まだ彼らの歴史のほんのわずかしか目撃していないかもしれないけれど、Voyageのように彼らのたゆまぬ努力を目の当たりにすることができたことは、今の私にこそとても良い刺激を与え続けている気がします。
目の回るようなスケジュールの中で、どこまでも食らいついて準備を重ね、人前に出れば疲れた顔一つ見せない。
ああ、人としてこうなりたいな、こんなかっこいい大人になりたいな、といつまでも思わせてくれます。

そんな大人になりたいと思うのなら、ここで諦めていいのか?

そんな想いが、逃げようとする私を最後の最後に掴んで離さないのです。

嵐のおかげで色んなものを得たけれど、エンタメ的な楽しみはもちろんだけれど、幸せを自分で掴む大切さを学んだことは大きな出来事でした。
きっと私の生きる道はずっとずっと豊かになったし、これからも豊かになり続けるでしょう。
その分だけ挑戦することも増えて、その分だけ苦しむことも多いかもしれない。
でも現状に満足して安定を求めて生きるより、泥臭くても汗まみれでもガンガン突き進む自分でいる方がずっといい。
それが、私が憧れた大人たちだから。
国民的アイドルと呼ばれ、何事もスッとやってのけるけれど、尋常じゃないほど努力して、失敗だって受け入れて、実はとても人間臭く汗水垂らして生きている彼らが大好きです。

苦しい時こそ、嵐の言葉と音楽と共に。
私はこれからも生き抜いていきます。

大切なことはいつも、嵐が教えてくれた。
本当に、ありがとう。

2022年9月15日。
嵐、お誕生日おめでとう。