ルパンとかコナンとか鬼太郎とか言ってたオタクが嵐さんへの想いが抑えられなくなってブログを始めた話その2
はい。というわけで続きです。前回は
①普段のオタク活動(?)
②ハマる前の私が意外にも嵐さんが存在する生活をしていたこと
をお話ししました。
【前回の記事はこちら】
今回はいよいよ沼入りの理由についてご紹介したいと思います。ふふ(照)
③嵐さんにドボンした理由
今年大学4年の私は数ヶ月前まで就活生でした。 私にとって就活は、それはそれは苦しいものでした。 「就活は皆で頑張るもの」「慣れてくると楽しめる」なんて文言も目にしましたが、終えた今もとてもそんな風には思えません。
そんな苦しさを感じ始めていた春。 もともと就活は孤独やストレスを感じては駄目になると思っていたので、友達とご飯に行ったり、カラオケや映画館に行ったりして気分転換しようと考えていました。
ところが今年はコロナが流行。 外出は自粛するよう求められ、簡単にはストレス発散することができなくなってしまいました。 面接もオンラインへと切り替えられました。しかしながら直接会わずに行われる面接は、何回やっても好きにはなれず、そして上手くいかず。
ストレスが溜まっていた私は、あるものにたどり着きます。
それが嵐のYouTube。
紙芝居、なんとなく見始めてそのまま最後まで観ていました。
Untitledも観ました。 映像でですらちゃんと観たことがなかった嵐のライブ、感動で震えました。いやほんとに。 バラエティーでは知らなかった彼らの真骨頂を目の当たりにしたというか。 「キラキラ」「華やか」という要素はもちろんですが、人間のあたたかさを持った歌声やダンスに魅力を感じました。 まつもとさん、ありがとうございます。 観ている人を幸せにする力に、いつの間にか救われていましたね。
そんなことを始めたのが5月頃。 思えばこの頃は沼落ちの道を順調に進んでいたのでしょう笑
同時に度肝を抜かれたのがこの時期再放送していた『鍵のかかった部屋』でございました。 私はそれまで大野くんの俳優としてのお顔を拝見したことがありませんでした。 そんな私がある日たまたまテレビをつけると、鍵部屋が放送されていました。 エントリーシートを眺めながらなんとなく流していると、大野くん、いや、榎本氏の声がしっかりと耳に入ってきました。
マジで飛び上がりました。 たった10秒の台詞。 でも、あんなに10秒で驚いたことありません。 何がびっくりしたって、普段のおっとりした大野くんの喋り方からは想像もつかないぐらい、早口・キビキビとした口調・淡々とした声だったからです。
役者・大野智、とんでもねえ。 そんな衝撃も、沼入りを加速させました。
あらゆるSNSで彼らのことを調べ、以前にも増して彼らの歌を聴くようになり、6月頃には立派な嵐オタクになっていました笑
さらには大野くん&翔くんの「山コンビ」に心酔するのもこの辺りなのですが、話すと長くなるので笑、別の機会にまた語りたいと思います。
さて、私が嵐さんに沼ったのは、 「アイドルとして」かっこいい!というよりも(もちろんかっこいいですよ!)、
「人として」かっこいいな
と思えたから。
「こういう大人になりたいな」
と、素直に憧れたから。
就活中、どんな大人になりたいのか分からなくなってしまっていた私。 ことごとく面接に落ち、その度に社会不適合者なんじゃないかと思ってしまうぐらいメンタルがボロボロになっていました。 その会社と合わないと思えばいい。 そう言われても落ち込むもんは落ち込むんだから仕方ないだろって、合わなかったんだよと言う人に思ってしまいました。 真面目な人は考えすぎて就活でつまずきやすいなんて文面も見かけました。 でもそんなの性格なんだし、じゃあ真面目なことはいけないのかって...もうぐるぐる考えて、訳が分からなくなっていました。
そんな時、嵐さんが教えてくれたんです。 5人それぞれがこれまで世に送り出してきた名言は様々だけど、共通の考えがあると思いました。
それは
「継続は力なり」
既に20年以上活動してきたこと自体凄いことですよね。だけどそれは、それぞれ努力を続けてきたことが前提になってるのだと思います。
あらしさん凄いじゃないですか。 こんなこともあんなこともできるのって思うこと一杯あるじゃないですか。 でも一番凄いのはきっと、全員が努力を諦めないで来たことだと思います。
要領が悪くて不器用な自分に嫌気がさしてた私に、「ゆっくりでも、続けることが大事なんだよ」と、そう教えてくれたのは嵐さんでした。
正直、就活で出会った社会人の中には言動と行動が伴ってない人もいました。 なんかいいかも~というゆるい動機で入社してる人もいました。 そんなの、納得できなかった。 できるわけなかった。
でもやっと、有言実行の大人を見つけました。 それが嵐さんでした。
全員の名言を集められる限り調べました。 お世辞なしに、全部納得しました。 だって、言ったことが確かに彼らの生き方になっていたから。
そんなの憧れるに決まってます。 好きになるに決まってます。
精神状態がギリギリになる度に、手帳の後ろに彼らの言葉をひたすら書いていました。 面接の前、エントリーシートを書く時、選考に落ちた時、眠れない深夜。 声に出して何度も読みました。 彼らが紡ぎだす歌を何度も聴きました。 そのまっすぐで優しい言葉に、声をあげて泣いたこともありました。 でもその度に、少しだけだけど心が軽くなったものです。
嵐さんは誰かを幸せにする力が大きい人たちだと思います。 だからやっと見つけたんです。 私がなりたいって思える大人。
それは、人を幸せにする仕事をする大人。 仕事じゃなくてもいいんです。 あらゆることで幸福度を高める人でありたい。 いつしかそれが私の就活の軸になりました。
まさかあらしさんが理由になるなんて思わなかったけど、理由になってくれたことに深く感謝しています。 私を救ってくれた、救世主。 それが嵐さんなのです。
どの名言も心に残っていますが、ここではニノが自分の仕事の根底にある考えだと感慨深そうに紹介していた、あの名言を載せておきます(正しい文字表記ではないかもしれません。ご了承ください)。
今、目の前にあることを頑張れない奴が、何を頑張れるんだ (大野智)
人生の分岐点に立った私の生き方の根底にもなりました。リーダーかっこいいですね。
本当にその通りだと思います。 今やっていることがなかなか上手くいかないと、あれをやった方が良いのではないか、これをやった方が良いのではないかとついつい色々なものに手を出しがちです。
就活後半では選択肢が少なくなってくるがゆえに、「とにかく色々なものを見た方がいい」というアドバイスをする大人が多くなってきます。 もちろんそれで上手く行くに越したことはありません。 でも人間そう簡単には軸を変えることはできません。 「これは譲れない」というものは絶対に譲らない方がいいのです。 それこそ大野くんの言う通り、目の前にあることを投げ出してしまっては積み重ねるものの少ない、薄っぺらい未来になってしまう気がします。
内定をいただいた会社の面接を迎える頃には、30社近く選考に落ちた崖っぷち状態だった私。 それでもそれまでで一番入念に準備し、全身全霊で臨みました。 それがきちんと実になった。 目の前にあることに懸命になれば、道は開けるのだと実感した出来事でした。
ちなみに就活中に夜中にひっそり泣きながら聴いていた歌というのは、『君のうた』と『カイト』でした。 当たり前の生活ができなくなった今年、「君」がいる何気ない日常が何よりの幸せだということ。 そして人と会う機会も減り、親元を離れていた自分にも、誰かと繋がった「糸」があり、その先に帰る場所があるということ。 個々の声はそれぞれの色があるのに、一緒に歌えば優しいまとまりを持つ嵐さんの声が教えてくれました。
嵐さん、一人の就活生を暗闇から連れ出してくれて、本当にありがとう。
④私は皆さんが想像するような嵐ファンなのか?
これ、最近ずっとぐるぐる考えてます笑
今まで好きになったものとは少し毛色が違うので、戸惑っています。
うちわ持ってライブに参戦するならド緊張すると思いますし(ところでやまが好きな私は大野くんと翔くんどちらのうちわを持てばいいのですか?)、彼らを目の当たりにしたら「キャー!!」というより「おぉぉ…(地を掃う声)」とか言っちゃいそうです(やべえ奴)。
あと、彼らをかなり一個人として見ている所があります。 執着がないんだと思います。嵐さんに関して。 執着したくないというか。なるべく縛られずに自由に生きてほしいんですね。 うん?何言ってるか分からなくなってきたな?(オイ)
彼らが互いに出逢い、私が彼らに出逢うためには嵐という形が必要だったのだとは思います。 でも、バラエティー以上に、歌以上に、彼らの内面に惹かれて急にこんなに好きになった私は、アイドル/芸能人の彼らというより、一個人としての彼らの幸せを一番に祈ってしまう。
そもそも論、10年以上何かしら目にしてきて今年ドボン。それもまだ半年ぐらい。 肝心なことは何にも知らないんです。薄っぺらです。こないだそれが悲しくて泣きました(涙腺ゆるいよ)。
それでも、ファンでいていいですか。 ちょっと風変わりな奴でもお邪魔していいですか。
…まあ許可とる前にファンやらせていただいてやす!!とか勝手に言っちゃうんですけど(何だコイツ)。 就活じゃないけど、譲れませんよこの想いは!(はいはい)
...そんなわけで残り2ヶ月(もないんですね…)、救世主・嵐さんにたくさんの「ありがとう」を届けるため、ちょこちょこ文を書いたり絵を描いたりしてまいります。
どうぞこのうえきばちをよろしくお願いいたします。
また、お会いしましょう。
2020.11.14. うえきばち
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