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·̩͙꒰ঌきくてゃ流・ジョゼフの人格選択教室໒꒱·̩͙

自己紹介

 初めましての人は初めまして!この度すもペンさん主催のアドベントカレンダー企画にて執筆を担当させていただくことになりました、きくてゃと申します!2023年12月現在、「地雷娘きくてゃ」という名前で第五人格をプレイしております。拙い文章ではありますが、最後まで閲覧していただけると嬉しいです。

略歴

S2から第五人格を始め、ジョゼフをメインで使いながらS6に初邪龍到達。S16にジョゼフ初Sバッジ&初1位を同時に達成し、以降は全シーズンでSバッジを獲得。
 Twitter上では芸人、怨霊、ラーメン狂、ボディビルダーなど多岐に渡って活動しており、現在は地雷系JKとして日々カワイイを探究しています。座右の銘は『カワイイはつくれる』。

主な過去の栄光①
主な過去の栄光②
主な過去の栄光③
主な過去の栄光④


はじめに

 本日12月10日は「世界人権デー」と呼ばれています。これは1948年12月10日に世界人権宣言が採択されたのをきっかけに国連が定めた記念日であり、「人権について改めて考え、学び、行動する機会」として設けられたものです。基本的人権を守るために我々に出来ることは何なのか?未だ根強く残る人権問題を解決するためにはどうすれば良いのか?そういったことについて考え直してみる日にしてみるのも良いかも知れません。

 さて、第五人格における人権問題とは即ち内在人格の選択に関する問題ですよね!!!! ということで今回は『ジョゼフを使う上で選んだ方が良い人格』を題材に記事を書いていこうと思います。

内在人格の早見表(https://wikiwiki.jp/identity5ch/より引用)
人格の名前が分からなくなったらこれを見てね!


前章:上振りか右振りか、はたまた下振りか。

 内在人格の議論をするに当たって、この論題について触れない訳にはいきません。ズバリ、上下左右のどこに振り切れば良いのか?という問題です。ジョゼフの立ち回り的に左振りにするのは一般的にナシだとして、それでも3パターンの人格選択が考えられます。まずは上振り、右振り、下振りの人格の効果とその長所についてそれぞれ考察していきましょう。

上振りの長所

 上振りの人格を取ると、「悪化」「枯死」「破壊欲」「閉鎖空間」の4つが獲得できます。
 まず「悪化」は1ダメージ以上の負傷が入っているサバイバーの解読・治療・破壊の速度の5%低下という効果があります。わずか5%なので気休め程度の効果にはなりますが、写真世界で全体負荷を作りやすいジョゼフとの相性はとても良いと言えます。
 「枯死」はサバイバーが拘束されているロケットチェアからハンターが10メートル以上離れている時、ダメージを受けた際のサバイバーの加速効果が15/25/35%減少します。ジョゼフは中距離キャンプにあまり向かないハンターなので恩恵を受ける機会は限られますが、後述する「狂暴」人格や外在特質の「神出鬼没」と組み合わせると救助狩りまで狙えるため、盤面を一気に変えるポテンシャルを秘めた人格です。
 そして「破壊欲」。これが上振りの最大のメリットと言っても過言ではありません。効果は至ってシンプルで、板の破壊速度が20/30/40%上昇するというもの。ジョゼフはチェイス能力の面では他のハンターに劣るものの、板の破壊に関してはトップクラスの速さを誇ります。チェイスでサバイバーが多用しがちな板の先倒しに対して強く出られるという点は非常に優秀です。
 最後に「閉鎖空間」ですが、言うまでもなく強いでしょう。ハンターが乗り越えた窓枠が20秒間封鎖されるという能力ですが、これによってサバイバーのチェイスに制限を課せるのが最大の強みです。また、キャンプ中に近くの窓枠を封鎖することで、窓乗り越えを妨害してセカチェを伸ばしづらくさせるという戦略も取れます。ただ、ジョゼフ使いの中には閉鎖まで振らずに破壊欲までで留める人格を取る人も一定数いるので、採用するか否かは好みが分かれる人格とも言えます。

 この4つの人格は、主にチェイスやキャンプといったジョゼフの弱点を補完する特性を持っています。ジョゼフは全体負荷性能が強い分、無傷サバに対してチェイスで即ダウンを取ったり、救助狩り若しくはトンネルを行ったりすることが難しいキャラです。ジョゼフを使う上で必ずついて回る諸問題に対抗策を講ずることが出来るため、上まで振り切るのは必要ポイント数に見合うだけの恩恵があると言えるでしょう。

右振りの長所

 右振りの人格を取ると、「封鎖」「狩猟本能」「おもてなし」「裏向きカード」の4つが獲得できます。
 「封鎖」は「ゲーム開始時、自身から最も遠くに位置する1台の暗号機を40秒間封鎖状態にする」という人格です。これによってサバイバーの解読効率を下げることが出来ます。最初の40秒間だけなのでジョゼフとの相性はそこまで良いとは言えませんが、あるに越したことはないでしょう。
 「狩猟本能」はハンターが追撃状態でない間、健康状態のサバイバー1人につき移動速度が1/1.5/2%増加する(ただし存在感が1段階開放されると効果を失う)といった特殊な人格。要は、チェイスに入るまでの移動速度が増加するということです。一人目の鏡像を見つけるまでの時間が短縮できるため、一枚目の写真で鏡像を殴りやすくなります。
 「おもてなし」はサバイバーを風船状態にしている間の移動速度が4/6/8%増加する人格です。ジョゼフは基本的に一人目の鏡像を見つけたあと、それを風船状態にして二人目の鏡像索敵に移行するため、この人格はジョゼフとの相性が特に良いと言えます。上位帯のジョゼフ使いの中で右振りの人格を選ぶ人が多いのも、「おもてなし」の強力さを物語っているのではないでしょうか。
 そして極めつけは「裏向きカード」。こちらは対戦開始から120秒経過すると補助特質を1度だけ変更可能になるといったものです。試合後半に於いて、特質変更を介して一気に勝ち展開に変えられるという点は他の人格にはない魅力でしょう。例えば、瞬間移動に変えて2ゲート間を無限パラパラで守ったり、異常に変えて回っている最後の暗号機の進捗を戻したり、監視者に変えてハッチ前攻防を有利にしたり…………。立ち回りの幅が広がるという意味では最強の人格と呼んで差し支えないかも知れません。

 私見ですが、この4つは特にジョゼフとの相性が抜群な人格だと思っています。暗号機解読遅延の能力に長ける「封鎖」や風船状態での移動を補佐する「おもてなし」、中盤~後半を通して様々な状況に活用できる「裏向きカード」。上振りの人格がジョゼフの弱点を補う性能だったのに対して、右振りの人格はジョゼフの強みを底上げする性能だと言えます。

下振りの長所

  下振りの人格を取ると、「慣性」「愚弄」「カーニバル」「引き留める」の4つの人格が獲得できます。
 「慣性」は攻撃回復速度が10%上昇するというシンプルな人格。しかしこの効果は条件付きではなく常時発動するため、必ず振っておいた方が良いです。右上人格を選択しているハンターもこの人格には必ず振っているので、ハンターを行う上での必須人格と言っても過言ではありません。
 「愚弄」はロケットチェアにサバイバーが拘束されている間、移動速度が3/4/5%上昇するといった人格です。こちらは発動条件が限定的な上、効果もそこまで利益が大きい訳ではないので、後述の「引き留める」を採用するついで程度に考えた方が良いかと思われます。
 「カーニバル」は通電後の120秒間、攻撃回復速度が5/7/10%、移動速度が3/4/5%上昇するという効果を持っています。こちらも発動条件が限られており、盤面をひっくり返すほどの効果があるかと言われるとそうでもありません。しかし「引き留める」人格との相性は非常に良いため、単体で採用するというよりかは「引き留める」とセットで発動させるという使い方が適切と言えます。
 最後に「引き留める」ですが、恐らくジョゼフを含めた全ハンターでの採用率が最も高い人格でしょう。通電すると120秒間の間、通常攻撃と一部の攻撃スキルが命中した際に与えるダメージが2倍になるため、サバイバーが無傷の場合でも一撃でダウンに相当するダメージを与えられる点はとても強力です。また道中の「カーニバル」の効果も併用できるため、4通電でも引き分け以上の結果が得られる可能性が上がりますし、3通電3逃げや2通電2逃げをされる可能性もぐっと低下します。

 下振り人格の長所は、なんと言っても防御性能・安定感に長けている点だと思います。4通電しても引き分けまで狙える、そして通電後に追っているサバイバーを仕留めやすくなるというところは、40という必要人格ポイント数に見合うだけのメリットがあるのではないでしょうか。しかし、ジョゼフは通常攻撃で1.5ダメージを与えられるという外在特質を持つため、「引き留める」が無くとも(0.5ダメージ以上の負傷を負わせられてさえいれば)ダウンが取れます。尚且つ、ジョゼフはチェイス能力や機動力に乏しいハンターであるが故に、「引き留める」を採用しても大きく戦況を好転させるのは厳しい面もあります。下振りの人格を取るべきか否かは、ジョゼフ使いの中でもかなり意見が分かれる議論になりそうです。

前章のまとめ

 さて、ここまで上振り、右振り、下振りの人格4つとその長所を紹介してきました。それぞれ三者三様の特性があり、出来ることと出来ないことがあるという点について理解したと思います。人格選択とは、「内在人格を選択することにより出来ること・出来ないこと」と「自分のジョゼフの立ち回り面およびPS面での強み・弱み」が上手く噛み合うようにすることが肝要です。つまり人格の効果や使い方だけでなく、自分のプレイスタイルについてもしっかり熟知しておく必要があるということですね。
 そしてもう一つ、他に取りたい人格が近辺にあるかも重要な問題です。今まで紹介した人格以外にも、ジョゼフと相性が良い人格は沢山あります。次章ではそれらに関して触れていきたいと思います。


後章:ジョゼフで戦う時に取るべき人格とは。

(注)後章の内容は私見や偏見を多分に含んでおります。ここで紹介した内容が絶対だとかいう訳ではないので、参考程度に考えて下さい。

Tier 1-絶対に取るべき人格

 長い前置きを書くのも疲れたので本題に入ります。ジョゼフを使う上で個人的に最も取った方が良いと思う人格は、「鹿狩り」「生還者なし」「パニック」「狂暴」です。
 「鹿狩り」と「生還者なし」は両方ともダウンしたサバイバーの索敵に有効な人格です。「鹿狩り」は18メートル以内のダウン状態のサバイバーを強調表示する効果があり、ダウンしたサバイバーに近づくと輪郭を表示してくれます。「生還者なし」はダウンしたサバイバーの25メートル以内に行動可能なサバイバーが居ると1人につき同範囲にいるハンターの攻撃回復速度が8%上昇するという人格で、ダウンしたサバイバーの近くに別のサバイバーがいる時に耳鳴りの要領でそれを知らせてくれます。これらを併用することで初手ダウンしたサバイバーを拾える確率が格段に増すので、是非とも取るようにしましょう。
 「パニック」は負傷、ダウン、チェアに拘束されているサバイバー1名につき、すべてのサバイバーの解読・治療・破壊速度が3%低下させる能力があります。「悪化」と似た性質を持っており、全体負荷を得意とするジョゼフとの相性も抜群です。
 「狂暴」はロケットチェアに拘束されているサバイバーが居る時、自身の攻撃回復速度が15/20/25%上昇するというキャンプシーンで有用な人格。前章でも触れた通り、ジョゼフは攻撃硬直がかなり短いため、「枯死」の効果も上乗せできれば救助狩りまでも狙えるだけのポテンシャルを秘めています。救助狩りが出来なくとも即トンネルやDDを取りやすくなりますし、絶対に振っておくべき人格です。1段階では効果が実感しにくいため、2段階以上まで開放しておくと良いでしょう。

Tier 2-優先的に取るべき人格

 Tier1の人格を取った上で、さらにもう少し人格を有意義に使いたい場合、「翻弄」「怒り」「檻の獣の争い」「巨大ペンチ」「指名手配」の中からお好みの人格を取るとなお良いです。
 「翻弄」はダウンしたサバイバーを持ち上げて風船状態にするまでの時間を20%短縮する人格です。写真世界で鏡像を吊るまでの時間が短縮できるのは勿論のこと、オフェンスやバッツマン、野人などの粘着キャラ対策にも使えるため、振っておいて損はないと思います。
 「怒り」はスタン状態からの回復速度10/15/20%上昇、「檻の獣の争い」はスタン状態になってから15秒以内に再度気絶状態に陥ると気絶時間が20%短縮(効果は最大3回、60%まで重複する)という効果を持ち、どちらも板の気絶やサバイバーのスタン能力へ対抗できる性質を持っています。風船粘着やチェイス粘着に対してスタンをある程度許容して、粘着をいなす戦法を取れるのが強みです。
 「巨大ペンチ」はサバイバーが風船状態で抵抗した時の自動移動の効果を25/50/75%低下させ、もがくまでの抵抗ゲージの速度を5/10/15%低下させる働きを持ちます。暗号機に寄せたり地下室へ安全に運んだりすることが容易になるため、試合展開が厳しい場合の切り札として使える強力な人格です。
 「指名手配」はサバイバーがロケットチェアに拘束されている間、3人以上のサバイバーが健康・負傷状態のいずれかであれば、その中からランダムに1人を強調表示するというもの。サバイバーの位置把握手段として有能なのに加え、救助者に効果を付与できれば救助の質を落とすことも出来ます。ただし、効果が有効な時はハンターの移動速度が4/2/0%低下するといったデバフもあるため、その点も忘れないように留意しておきましょう。

Tier 3-余裕があれば取っても良い人格

 ここからは、優先順位は低いものの取れば多少はいいことがあるかな~くらいのレベルの人格を紹介します。「アナウンス」「崩壊」「衝動」は、もし余裕があれば採用するのも悪くないかも知れません。
 「アナウンス」は脱出ゲートが開ける状態になると、全サバイバーを5秒間強調表示するという働きがあります。ジョゼフというキャラは通電後がとにかく弱いです。チェイス性能が低い故に、通電後に追っていたサバイバーにハッチ逃げやゲート脱出を許してしまう、なんて場面を経験した方は多いと思います。しかしアナウンスを採用すれば、チェイス性能が弱いキャラやアイテムの残数が少ないサバイバーを通電後に狙い撃ちできるため、そういった不測の事態が起こるのを防げます。特に「引き留める」を採用していない場合は、一撃でダウンするサバイバーがどこにいるかを性格に把握できるので通電後も楽に動けます。
 「崩壊」は通常攻撃、一部のスキル攻撃が命中したサバイバーの次の自己治癒または仲間による治療時間が15/20/25%増加するといった治療デバフ特化の人格です。ジョゼフは他のハンターよりも立て直しの時間を多く要するキャラなので、相性は悪くありません。ただ、このデバフ効果は写真世界の鏡像によって反映されたダメージには付与されないので、優先度はそこまで高くはないでしょう。
 「衝動」は溜め攻撃中、移動速度が8%上昇する効果があります。一応クールタイムは5秒と設定されてはいますが、そこまで気にはなりません。本来なら届かない一撃が入るという点はなかなかに魅力的であり、チェイスを補助する人格として優秀と言えます。

後章のまとめ

 後章では、ジョゼフと相性が良い内在人格を3段階のランクに分けて紹介してみました。基本的にこの中から選んでおけば外れることはないと思います。しかし冒頭でも書いた通り、あくまでこのランク付けは私個人の見解に基づいたものですので、ここに記載されていない人格に価値がないということは決してありません。どんな人格も、使い方次第で化ける可能性は大いにあるものだと思っています。各々の人格が自分の戦い方に合っているか否かは、試合で実際に使ってみて判断するのをお勧めします。
 蛇足ではありますが、私が現在全マップで使用している人格を最後に掲載しておきます。皆さんの人格選択の一助になれば幸いです。

きくてゃの内在人格。
主にチェイスで仕留める立ち回りが好きなので、それに沿った人格選択をしています。


おわりに

 最後に、人格選択の要点についてもう一度おさらいしましょう。
① 自分の立ち回りを強化できること
② 自分の弱点を補えること
③ 取りたい人格を出来るだけ多く取れるように振る方向(上、右、下)を決めること

この3つをバランス良く抑えつつ人格を選んでいきましょう。そして選択が終わったら、実際に使ってみて効果を確かめてみましょう。それを繰り返していくうちに自然と自分のプレイスタイルに合った内在人格になるはずです。
 かなりの長編になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。これを読んだ皆さんの第五人格ライフがより良いものになることを願っています。共にジョゼフ界隈を盛り上げていきましょう!

                        2023年12月10日
                        地雷娘きくてゃ


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