「Z世代に刺さらない」を解決するヒントは? インサイトプランナーが語る、Z世代インサイト調査のポイント
僕と私と株式会社(以下、ぼくわた)は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。今を生きるリアルな若者の視点を取り入れたPR設計からブランドプロデュース、SNS運用までをワンストップで行っています。
そんな、ぼくわたメンバーの素顔に迫るメンバーインタビュー。
今回登場するのは、ぼくわたでインサイトプランナーを担当し、Z世代の調査に携わる中西美桜さんです。
ユーザーに寄り添った情報発信やサービス設計に関心があった彼女は、大学時代からサービスデザインを学び、現在は大手メーカーで働きながら、副業としてぼくわたに参画しています。
定性と定量の2つの視点から調査を重ね、日ごろからZ世代のインサイトを深堀っているという中西さんが考える、ぼくわたのインサイト事業部の強みや、これからの時代を担うZ世代の可能性とは?
【こんな方にオススメの記事です!】
・Z世代について知りたい
・副業に挑戦したい
・インサイトの調査・分析に興味がある
ユーザーに寄り添った商品やサービスを作りたい。サービスデザインを学び、顧客視点にこだわった学生時代
ーーまず、中西さんがこれまでやられてきたことを教えてください。
中西さん:
大学時代はサービスデザインについて学んでいました。サービスデザインとは、デザイナーの視点を用いて、ユーザーがより良い顧客体験ができるよう、サービスや商品に新たな価値を作るための手法です。
ただサービスを作るだけでなく、継続的に提供できるよう組織や仕組みを構築することも、サービスデザインの1つなんですよ。
ーーなぜ、サービスデザインに興味を持ったのでしょうか?
中西さん:
私が学生だったころ、インターネットで調べたいワードを検索すると、検索順位を上げることだけに特化して、ユーザー視点に欠けたコンテンツやサービスばかりが出てきたことに、不便さを感じたのが原体験でした。
「本当にほしい情報が即座に出てこないのは、ユーザーに寄り添ってないな」と違和感を覚えていました。
そんなとき、サービスデザインはユーザーのフィードバックをもとにサービスをブラッシュアップしていくことを重視している手法だと知って、一から学んでみたいと思ったんですよね。
ーー学生時代から、そんな課題意識があったんですね。
中西さん:
もともと、人と話したり、自分で調べたりして、情報収集をするのが好きだったことが大きかったと思います。
大学では、サービスデザインについて学ぶほか、産学協同で実際に企業で商品やサービス開発に携わっている方に、学生視点でフィードバックやアイデアの提案をさせてもらう機会もありました。
また、学業の傍ら日本最大級の大手ファッション通販サイトを運営する企業でインターンもしていました。
そこでは、メディアの運営に携わったり、「AI×ファッション」というテーマで、新たにどんな価値を創造できるかを研究したり、サービスデザインに近い仕事をしていました。振り返れば、本当に学びの多い学生時代を過ごしましたね。
本業とのシナジーを生むために、ぼくわたで副業をスタート
ーー学生時代より積極的に実務をこなしていた中西さんですが、現在どんな仕事をしているのでしょうか?
中西さん:
新卒で大手メーカーに入社してから現在に至るまでの4年間、toC向けの商品企画に携わっています。
そして、働きはじめて3年が経った節目で、ぼくわたでインサイトプランナーとして副業を始めました。
ーーぼくわたで働き始めたきっかけはなんですか?
中西さん:
何か新しいことを初めてみたいと考えたのがきっかけです。周囲では、転職を考えたり、独立して起業したりするような友人も出てきて、「私も挑戦したい!」という漠然とした気持ちが湧いてきたんですよね。
今やっている仕事も大好きだったので、この仕事を続けながら経験を活かし、新たなシナジーを生めるような副業を探していたときに、SNSで見つけたのがぼくわたでした。
ーーぼくわたでは、どんなことをしているのでしょうか。
中西さん:
定量・定性調査を通して、Z世代のインサイトの深掘りをする仕事をしています。調査結果は、そのままプレスリリースにまとめて公開したり、企画提案に活かしています。
▼中西さんが調査したZ世代のインサイトをまとめたプレスリリース
「Z世代に刺さらない」「この企画、なんか違う」を解決するヒントは、インサイトにある
ーーこれまでぼくわたでZ世代の調査をやってきて、インパクトのある発見はありましたか?
中西さん:
個人的に驚いたのは、海外と日本を世代別に分けて、価値観やトレンドの傾向を見比べたときの発見ですかね。
私は日本のZ世代だけなく、海外のZ世代について調査したり、インタビューをする機会があるのですが、そのなかで、世代が下がれば下がるほど、海外と日本が似通った価値観になっていくことに気が付きました。
ほかの世代と比べてみても、海外のZ世代と日本のZ世代は、かなり近い価値観やトレンドを持っていると感じますね。
ーーそんな発見が…!
中西さん:
Z世代は「SNS世代」と呼ばれているくらい、SNSを駆使して生活している世代です。タイムラインに瞬時に最新の情報が流れてくることによって、海外と日本の情報のギャップが埋まっているんだと考えてます。
だからこそ、日本のZ世代を知ることは、海外のZ世代を知ることにも繋がるかもしれないと感じています。
ーー実際にZ世代のインサイトに力を入れているぼくわたは、さまざまなヒットを生み出していますよね。
中西さん:
ぼくわたのインサイト調査のポイントは、Z世代がZ世代について調査していることだと思うんです。
調査をするにも、Z世代に寄り添った「感覚」が重要です。たとえば、Z世代向けの広告コピーを作るために調査を重ね、Z世代のインサイトを集めたとしても、得られた情報をどのように選び取っていくかは制作側に委ねられています。
インサイトをもとにした広告コピーを作ったとき、「これだとZ世代に刺さらないな」「なんか違うな」という、微妙な違和感はZ世代にしかわからない部分があるはず。
だからこそ、ぼくわたのようなZ世代が働く会社が、Z世代のインサイトを深堀って、それをマーケティングや企画に落とし込むことに意味があると感じるんですよね。
ぼくわたを日本最大の「Z世代のシンクタンク」にすることが目標
ーー中西さんは、今後ぼくわたでどんなふうに活躍していきたいですか?
中西さん:
ぼくわたでは2024年1月にインサイト事業部が立ち上がり、Z世代の本音やインサイトを調査するサービス「Zview」をリリースするなど、より本質的なZ世代マーケティングへの支援に力を入れています。
私はそんなインサイト事業部の一員として、ぼくわたを日本最大のZ世代のシンクタンクにすることが目標なんです。
Z世代は人口も多く、世界的に見ると非常に注目されている世代です。グローバルな視点で見れば、多様な価値観やエネルギッシュな精神性を持っている世代でもあるので、彼らをぼくわたを起点にエンパワーメントしたい。
そのためにも、「国内でZ世代のことを1番知っているのは、ぼくわただよね!」と言ってもらえるように、さらにZ世代のインサイトを深堀っていきたいと思っています。
ーーありがとうございます。最後に、ぼくわたに興味のある方に一言お願いします!
中西さん:
私は大手企業で働きながら、ぼくわたでも働いていますが、大企業で働いている多くの方は、こんなに柔軟な働き方で副業ができることを、あまりイメージできないんじゃないかと思っています。
ぼくわたはしっかりと成果を出せば、自分のやりたいことや、新たな挑戦をサポートしてくれるので、私のように大手で働いている人ほど、副業先として選んでもらいたい会社です!
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また、ぼくわたではリファラル採用制度も導入しております。ぼくわたに興味がある方はぜひメンバーにお声がけください!
僕と私と株式会社について
僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。Z世代ならではの多くの企画を咲かせています。
今を生きるリアルなZ世代の視点も取り入れたインサイト調査、企画、クリエティブ制作、コミュニケーションまでを一貫して担当いたします。
また、リモート制度やサウナ採用、地方へのワーケーションなどを取り入れた新しい働き方も実践中。「メンバー全員天才」を目指し、社内からも多くの企業が生まれています。
※僕と私と株式会社は、ギルド型組織であり、業務委託契約を前提としています。ご理解のうえ、エントリーにお進みください。
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