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駄洒落小説 『記憶冷凍』 #毎週ショートショートnote【瞬間冷凍編】


「そんなにビビんなくたってお前なら大丈夫だって」

友人は気安く応援するけど、好きな人への告白に気後れしない方が無理だ。しかも相手は高嶺の花のような存在なのだから。

そんな俺の態度に

「当たって砕けろともよく言うじゃん」

と告白前のテンプレワードとわかっていてもフラれる前提なのも癪に触る。

それでも

「好きです」

と伝えた後の彼女からの返事と恥ずかしそうに笑う表情は記憶冷凍したいほど嬉しくもあり、すぐに解凍されてしまいそうなほど胸が熱くなった。


「応援してくれたお礼にお前の好きなチョコレートパフェでも食いに行かね?」
「いいって。たいしたことしてねぇし」
「なんでだよ、この間まで散々チョコパフェ巡りに付き合わせておいて」
「これからは彼女との時間に使えよ」

友人の変化に違和感を抱きながらも、それもそうだな、と深く考えずに納得し、彼女の元へと向かう。



「…本当は俺もお前が好きだったんだよ」

ひっそりと俺との記憶冷凍しているなんて
知りもせずに。


 なぜだかチョコ冷凍のようにBitterLoveになってしまったぜ……

ちなみに私のバカみたいに好きすぎる一曲はこちら😂

こちらは公式のMVだけれど、公式じゃないライブの方がさらにかっこよくて……でも、そっちは非公式だから……(凍え小声

 ある時なぜか目覚めてすぐにこの曲を聞きたくなって、何回かエンドレスリピートして呟いたら、この曲の発売日だったという情報が流れてきたというプチミラクルを起こすくらい好きすぎてバカみたいに好きなんです💘

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