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読書の秋は森のカフェへ(自然花散策・芸術鑑賞)Part2


1. 序文


「秋の自然のなかで本を……」

そんな気分から、
前回(本に未掲載の)「森のカフェ」チェーン店を巡りました。
「自然豊かな空間」から何かアイデアが得られたら…との期待も。

今回はそのPart2ということで、
「森のカフェ」の本から気になるお店を選び、実際に行ってきました。

書籍:東京の森のカフェ 
著 : 棚沢永子 2017年 発行 : 書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)

森を身近に感じられる魅力的なカフェの数々が掲載。
以下のテーマに分けられ、著者の推奨するお店(都内36店)が、
写真付きで紹介されています。
①森へのいざない②公園へ行こう③森の隠れ家④文化の森、みんなの森

自然豊かな奥多摩方面、西東京方面のお店が多い中、
スムーズに周れるよう、都心から比較的近い4店を選んで、
以下2つのコースに分けてみました。

1.和の風情を味わう/古民家&古美術・庭園コース
(小田急~千代田線沿線)

2.森の眺望を味わう/自然&花コース
(中央線~京王線沿線)

この記事では、森のカフェ+展示品鑑賞の感想と
周辺を散策して撮影した自然・花の写真をお届けします!

前回 Part1では、本に未掲載のチェーン店+ホテルをご紹介!
よろしければ、こちらもご参考に。

2. 和の風情を味わう/古民家&古美術・庭園コース(小田急~千代田線沿線)

旧き日本の芸術・文化に想いを馳せられるような
自然溢れる森のカフェへ。
思う存分、和の風情を味わう、そんな一日があってもいいですね。

1.旧白川邸「武相荘」

町田市(最寄り駅は鶴川駅)にある故白洲次郎・正子夫妻の旧邸宅で、
敷地内にはミュージアム&ショップ、レストランやカフェがある。

白洲次郎氏といえば、
戦後の日本国憲法成立やサンフランシスコ講和条約など、
歴史を変える一幕で吉田茂首相の側近として活躍したことで知られる。

TVドラマ、関連書籍の中でも、次郎氏を称する言葉として、
プリンシプル、英国流ダンディズム、カントリー・ジェントルマン等・・・
カタカナ語が多く、当時のこと、
どれだけ洒落ていたのだろうと、興味深く感じていた。

カフェの前に、敷地内の様子やミュージアムを鑑賞。

【武相荘】
昭和18年、戦況の悪化による空襲や食糧難を予測し
鶴川村の農家を買取り、次郎氏41歳の若さで東京から転居。
「武相荘」は、「武蔵と相模の境にある土地に因んで、
また、一捻りした「無愛想」を掛けて、次郎氏が命名。

書籍「白洲次郎という生き方」の中では、以下の記載がある。
「単なる疎開という意図とは別の考え方もあった。
そこには次郎の「カントリー・ジェントルマン」という生き方が
あったのである」

それは、紳士階級の人が、地方に住みながら毎日新聞を読み、
常に中央政治に目を光らせるというライフスタイルで、
英国ケンブリッジ大学時代の生活、親友から大きな影響を受けた
とも言われている。

引用:「白洲次郎という生き方」編者:別冊宝島編集部編 2017年1月(株)宝島社

急こう配の坂を上がり、「武相荘」の看板&ゲートへ

入口には枯葉がちらほら
左手には、土産品を売るショップの木の引戸が見える

ガレージを改装したオープンカフェには、
ひと際オーラを放つ ヴィンテージ車が展示。

1961年型ペイジ―Six38 
白洲次郎氏17歳のときに初めて父親から買い与えられた車と同型車
オイリーボーイと呼ばれるほどドライブに興じていたことでも知られる
(TVドラマのために輸入、ワクイミュージアムのご厚意で展示との記載あり)
アイスシェーバー
軽井沢で使用された「かき氷機」
英国というより、★マークもあってアメリカ西海岸のイメージ

ガレージの先にある「長屋門」をくぐる

軒下に置かれているのは、次郎氏がつくった札を臼の上に立てた「新聞受け」
堂々と手を広げた柿の木に迎えられる
この木の枝のくねり具合がしぶとくて、エネルギーを感じる

昔ばなしに出てきそうな日本の原風景。秋らしさ溢れる。

柿の木と重なる茅葺屋根の母屋
今の時代なかなかお目にかかれない

レストラン横の、Bar & gallery ’Play Fast'の看板
階上には、バースタンドなどが置かれた洒落た小部屋がある

当時のストーリーが込められた貴重な品々が展示
(次郎氏が設計したGHQマッカーサー氏に贈ったレプリカの椅子
ゴルフの信条「Play Fast」が書かれた直筆の色紙etc…)

萱葺屋根の母屋、ミュージアムへ(屋内撮影不可)

木の扉を開けると線香の香り漂い、足を踏み入れると床がミシッと鳴る。
少しずつ改装を重ねながら住んでいたという屋内は年輪を感じて、
時代がタイムスリップしたような感覚に。

雑誌(アサヒグラフ)、お酒、写真、書、カトラリーセット、
夫妻の思い出の品や、生活に溶け込んだ当時の愛用品の数々。

お洒落なことでも知られる次郎氏の
帽子やジャケット、時計のヴィンテージ感。
憲法設立前にGHQに宛てた文書etc…に圧倒され言葉を失う。

骨董家、随筆家でもあり、能に通じ、数々のエッセイを残している
正子夫人のライフスタイルも興味深い。
日焼けた本に囲まれた書斎の障子窓からは、石垣に這う植物が見えた。
当時は、どんな植物を眺めていたのだろう……。

薬箪笥や椅子など趣ある調度品、着物、
囲炉裏部屋に並べられた愛用の陶磁器など食器類。
生活に根差した逸品の数々を鑑賞し、充実感に浸る。

母屋を出ると、目の前は竹林(散策路)

日本の四季を感じる自然に溢れている
さりげなく野花が咲いていて、パシャリ!

レストラン軒下の鉄製灯明台に飾られた野花。

正子夫人は花が好きで、器に従って
野草や庭の花をいけていたと言われている
そのスタイルを思わせる、器と花の調和が素敵!

そして、レストランへ
(カフェだけなんて勿体ない。ここではランチを)

レトロな雰囲気の店内には、写真や絵画などが飾られ
ホッとくつろげる雰囲気。

白洲家にちなんだメニューの中で、
次郎氏の好物だったというカレーを注文。

「次郎氏は添え付けのキャベツにカレーをかけて食べた」との説明あり、その流儀に従う

キレ、スパイスが良く効いて美味しかった。
それなのに、辛さがなくマイルドで後味がさっぱり。
まるで、本で語られる次郎氏のようだと思ったのは私だけだろうか。
(全くこじつけではなく本当に)
セットの野菜スープも優しく体に染み込む。

最後に、
武相荘の館長 娘の牧山桂子氏の解説文で、
「父は大工仕事、母は読書。
二人は趣味hobbyは違えど嗜好tasteは共通していた」
と書かれていたのが印象的だった。

関連書籍の中でも、
夫妻は、お互いに自分の趣味、心の軸を大切にしていたことが伺える。
(次郎氏を称する「プリンシプル」(破天荒でも一本際立つ筋)は、
正子夫人にも重なるように思う)
当時の時代の感性は今よりも画一的であったかもしれない中で、
個を貫き、尊重しあいながら、農村の家で添い遂げた人生。
その生き方、意志の陰には、自由もあり、厳しさもあるからこそ、
「自然」のような潔さを感じる。

希少な古民家、雰囲気の良い森のカフェというだけでなく、
白洲家の暮らしの足跡、和洋の洒落た or 唯一無二の愛用品の数々……。
そんなかけがえのない個性が染みこんだ旧家、風情ある景観は
見どころも多かった。
(初めて訪れたことも相まって、興奮のままに頁を割いてしまった)

2.  NEZUCAFE

南青山(最寄り駅は表参道)
根津美術館の日本庭園内にあるカフェ。

【根津美術館】
日本・東洋の様々な質の高い古美術品を多く展示。
茶道具の他、絵画、書蹟、彫刻、陶磁、染織、金工など、国宝や重要文化財、重要美術品などを収集。
(2009年に建築家・隈研吾氏の設計によって改築)

入口~本館へ続くアプローチ

都会の喧騒から、一瞬で静寂な和モダンの世界へ

カフェでゆっくりする前に、美術鑑賞や日本庭園を鑑賞。

蔵出し蒔絵コレクション(展示室内撮影不可)

美術品収集家でもなく、骨董の目利きでもないこともあり、
都内の著名な美術館にもかかわらず、訪れる機会を逃していた美術館。

今回の企画展では、初代根津嘉一郎氏がコレクターとして
脚光を浴びるきっかけとなった重要な蒔絵作品をまとめて紹介する
初の機会とのことで、良いタイミングだった。
実際、鑑賞してみたら、艶やかな展示室と、美しい品々にうっとりする。

素人にもうれしかったのは、蒔絵技術の紹介、
金粉の種類による仕上がりの違いの比較など、
制作過程にも触れた解説があったこと。

名品「春日山蒔絵硯箱」など、
価値ある歴史的な美術品はそのどこが評価されたのか知りたくなる。
人それぞれ好みは違うし、買うなら好みで選びたいものの、
その名品に隠された自分に見えないものがあるなら、
明らかにしたいという好奇心が湧く。

物理的な生命は存在しなくても、そこに宿る職人の魂(生命)
それは、技術やデザイン、時に言葉、詩歌を通して、
情緒やユーモアをもって表現される。

そう考えると、眺めるだけでも心が温まる。
そして、その糸口を思い巡らす過程はとても面白いものだと改めて実感。

他にも、様々な切り口の「テーマ展示」では、
「清秋の一服」という季節の茶道具と美術品を鑑賞し、
秋の旬を感じることができた。
その気分のまま、庭園散策へ。

【根津美術館 日本庭園】
本館から続く眼下には、池を中心に日本庭園が広がる。
元は江戸下屋敷だったところを、初代根津嘉一郎が買取ったときに拓かれた邸宅、造園(回遊式庭園)で、茶室や薬師堂、石仏・石塔・石灯籠が点在。二代目が邸宅を美術館に改装。

庭園の名所は、4月~5月に咲く「かきつばた」。
尾形光琳の国宝絵画「燕子花図屏風」にも描かれていて、
美術品と自然の生花をあわせて鑑賞できる。
今の時期は、森の庭園がわずかに黄色づく秋の景色が綺麗。

森に包まれるように佇む、茶室「閑中庵・牛部屋」 
枯葉舞い散る 池に浮かぶ「吹上の井筒」
かわいい亀(石の彫刻)を発見
隠し絵のように、景色に自然と溶け込んでいる
茶会も開催される「弘仁亭・無事庵」
すすきが色づく秋らしい風景

NEZUCAFE

茶室のように森に溶け込むカフェ。
入口は木々に覆われ、躙り口のように慎ましやかだった。

日が翳る夕方に近い時間のせいか、店内は少し暗めで落ち着いた雰囲気。

モダンなインテリアのガラス窓から
透き通る温かな森の景色に包まれて。
一瞬で、心が浄化されるような心地よい気分に。

窓からの光とともに、
天井の障子からは、木漏れ日のようなほのかな明かり。
自然の延長に部屋があるという感じで、
暗めな店内も、逆に自然の流れを感じてリラックスできた。

森の景色と抹茶ラテにホッと一息♬
苦みが効いた優しい味

四季の移ろいや景色だけでなく、
その時々天候、時間の自然な経過の違いも楽しめそうなカフェ。
季節を変えて、時間を変えて、また訪れてみたいと思った。

美術館と庭園、カフェまでが洗練の極みという風格。
その一つ一つをつなげるように、静かな存在感を放つ建物もまた
美術品のように素敵だった。

2つの店を訪れて……
「根津美術館では、多くの訪日客を見かけたのに、
武相荘では一人もいなかったのは何故だろう」

同じ和の森カフェでも、
邸宅の庭と美術館の庭園ではその雰囲気も対照的。
その違いも面白く、どちらも粋な日本の景観が楽しめる。
ぜひ海外の方に……とお勧めしたくなる場所だった。

3. 森の眺望を味わう/自然&花コース
(中央線~京王線沿線)

日本の芸術・文化を鑑賞した後は、
もっと気楽に、肩の力を抜いてリラックスしたい。
そんな気分を満たす森のカフェへ。

1. 599CAFE

八王子市(高尾山口駅)
高尾山の麓にある「TAKAO599 MUSEUM」内にあるカフェ。

「TAKAO599 MUSEUM」
2015年にオープンした高尾山の自然を知ることができるミュージアム。
名前は、高尾山の標高(599メートル)に因んでいる。

以前、高尾山に登ったことはあったものの、
「森のカフェ」の本を読んで、初めてミュージアムの存在を知る。
また、ひたすら山頂を目指し、
景色を眺めるだけで精一杯だった自分を省みて、
この機会に訪れることにした。

景観に溶け込むような瓦屋根のミュージアム
手前には、広々とした芝生やベンチがある

入場無料、写真撮影OK
見学が自由にできる、登山前後の休憩所も兼ねたような場所。

吹き抜けの2階建、展示室とカフェの間仕切りもなく開放的。
ガラス窓から注ぐ光と緑の景観が室内に行き渡る
自然の中のログハウスのようにリラックスできる空間。

ちょうどプロジェクションマッピングが始まるというので、
カフェの前に鑑賞。

NATURE WALL
高尾山に棲む生き物たちとアート・サイエンスの融合

動物の剥製が飾られた壁にアニメーション映像を投影して、
歌とアートで繰り広げられる高尾山に棲む生物(命)のものがたり。

剥製と映像のコラボレーションが斬新。
「いろんな命が影響しあって生きている」という深いテーマが
温かくユーモラスに表現され、大人も子供も楽しめるワクワク感があった。

それは展示品でも同じ。

NATURE COLLECTION
「遠くの景色に想いを馳せ、足元の風景を見過ごしていませんか」
という掲示板にドキッとさせられる。

動物剥製や昆虫や植物のアクリル標本

生物図鑑から飛び出してきたような姿に、懐かしさこみ上げる
右はカラーの花に似ている、同じ仏炎苞の「ウラシマソウ」
(名の由来は、肉穂花序につく細長いひも状の付属物を
浦島太郎の釣り糸に見立て付けられたとのこと)
はかなげで可憐な山花

普段花屋さんで売られている花は
花市場で運びやすく扱いやすい品種にほぼ限られるため、
たまに自然に咲く草花を鑑賞すると、
その移ろいの姿に新鮮な感動がある。

他にも、四季折々の高尾山の写真、
木の実やタネの見本と雑学を展示したパネルを鑑賞。
毎月日によっては、高尾山の自然や歴史文化に関するイベントも
開催されているとのこと。

599CAFE
長閑な森を眺められるカフェ。
展示室からの音が気になるかと思えば、高い天井にかき消され、
スペースも広々しているからほとんど気にならない。
自由に気楽にリラックス♬

高尾ブレンド(サイフォン)
酸味×深みあるコーヒーに体が目覚める
森の上をトンビのような鳥が周回……
まさに、自然と命のつながりを感じた一瞬!

高尾山の麓には、
都心の森とは違う、長閑でゆったりした時間が流れている。
食事処や甘味処、お土産屋さんが連なる通りは、昭和の香り漂う。

古木の「とろろばし」からの眺め
古くからそこにある飾らない自然
里帰りしたときに感じるような安らぎがある

他にも、トリックアート美術館、日帰り温泉や足湯もあって、
娯楽、癒しスポットが充実。
都心から気軽にいける山、高尾山の麓の散策では、
日常の当たり前を忘れさせてくれるような
豊かな自然に触れることができた。

2. ENGLISH GARDEN ROSE CAFÉ

国分寺市(最寄り駅は国分寺駅)

「東京の森のカフェ」の本には、
5月下旬がシーズンとの記載があった。
600種類、700本ものバラが一斉に咲き誇る庭つきのカフェ。
オーナーが独学でバラ栽培を手掛け、
自宅マンションの庭を開放して始めたカフェとのことで、
その手作りの温もりを一目見てみたいと思った。

シーズン中は多くの人が訪れ、大変混みあうとのことで、
それなら、シーズンオフの今は、秋バラを眺めながら
ゆっくりカフェができそう……と期待する。

お店は閑静な住宅街の一角にある。
エントランスに彩られた花鉢や植物からも花への愛情を感じる。

扉をあけると、バラ一色!
バラに因んだ文房具など様々な商品、書籍etc…
フェンスに絡まる秋バラやインテリアといい
店名そのままに
「バラの庭つきの英国邸宅」を訪れたような感覚に。

テラスの風景
住居のように親しみやすい雰囲気

絵画が飾られた洋部屋と、開放的なコンサバトリーが左右に分かれ
それぞれ違う雰囲気を楽しめる。

「コンサバトリー」は、私の憧れでもある。
イギリスに留学していた頃に経験したティータイム。
邸宅から続く部屋の窓辺に植物や花が美しく飾られ、
まるで自然の中にいるような空間だった。
その時の懐かしい光景が蘇ってきてワクワクする。

マカロニグラタンのランチセット
チーズ&彩り野菜たっぷり、クリーミーな味に心と体が満たされる

お腹がすいて本能に勝てず……すっかりテーマを忘れていた。
ケーキセットの方が
英国らしいカフェの雰囲気を伝えられたかもしれない(反省)

セルフサービスで
爽やかなハーブウォーターをいただけるのも嬉しかった。

なんといっても景色がいい。
高台にあるお店の眼下には、市街地の景色が広がる

フェンスに絡まる秋バラとパノラマの景観
フェンスの真下には、シーズン中に満開になるバラ園がある
テラス席からは富士山が見えた
ぽつんと健気に咲く
秋色のバラをパシャリ!(テラス周辺)

個人宅を訪れたような親しみを感じる空間。
リラックスしながら自由に読書や会話ができる雰囲気がある。

バラが咲き誇るパノラマの景色はどんなに素晴らしいだろう……と想像。
そのシーズンが早くも待ち遠しい。

2つの店を訪れて……
「豊かな自然の中でカフェが楽しめる」
その「自然」の裏側には、
人の手によって大きな価値が生み出されていることも。
例えば、自然を育む・保全する、説明する・企画デザインetc…
今回は、その一部を垣間見る良い機会にもなった。

4. まとめ

Part1~2と全2回に渡り、読書の秋にお勧めの
自然豊かな森カフェを求め、実際に訪れてみました。

予想以上に充実した休息の時間を過ごし、
いろいろな素適な体験ができたのも、本に出会ったことがきっかけ。
秋は本との出会いの季節でもありますね。
改めて「東京の森のカフェ」に感謝!

最後に
「森のカフェ」&散策中に生まれた秋のブーケを♬

秋の森(新宿御苑)を歩いているときに頭の中で流れていた
「Autumn in New York」Jazzの名曲からイメージ。
(飛躍して、NYのセントラルパークを妄想したのだと思う)

※同じ曲でも、ブーケの印象にあわせて
楽器やアレンジが変わると、場の雰囲気も変わる。
もっと言えば、花束を飾る・贈るシーンの演出も変えることができます。
その違いも、ぜひお楽しみください。

✦モダンシックに✦ Autumn In New York‐ Chet Baker サックスの音色 


✦エレガントなイメージで✦ Autumn In New York - Hampton Hawes ピアノの調べ

深まる秋の森カフェで
心豊かなひとときを☘

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