見出し画像

都心のスカイスクレイパーvsコスモス(浜離宮恩賜庭園・作詞&花作品)

1.序文


「灼熱の暑さ和らいで…」

そろそろ
秋の花咲くフラワーガーデンへ。

秋の代表的な花と言えば、
「秋桜(コスモス)」

その和名のとおり、
一般的には「桜」に似ていると言われるも、
その品種は様々。

キバナコスモス(黄、オレンジ)
オオハルシャギク(赤、ピンク、白、黄、オレンジ)
チョコレートコスモス(黒紫)など、

品種によって、花の大きさや色あいなどに違いがある。

それだけでなく、
花が咲く場所によって、その景色や趣も様々。

例えば、
大自然の中の花畑もいいけれど、
都心のスカイスクレイパー(高層ビル群)に
囲まれて咲くコスモス(自然)も素敵!

「スカイスクレイパー vs 自然(花)」
このコラボレーションに、度々感動させられることがある。
但し、高層ビルに囲まれた庭園すべてに当てはまるとは限らない。
※理由は本文で。

今回は、クール&洒落たコスモスの景色を求めて
「浜離宮恩賜庭園」を散策。

記事の前半は、庭園内の散策の様子(写真・感想)
後半は、「コスモス」をテーマにした自作の作詞・
フラワーアートをお届けします!

まだ夏の名残の陽光ふりそそぐ中で、
澄んだ空と秋風が心地よい、
Coolな景色と温かなコスモスの共演です。

2.コスモス畑散策(浜離宮恩賜庭園)

9月の初旬、暑さが和らいだと言っても
まだ汗がしたたる陽気の中、
東京都の中心部、汐留エリアに広がる
「浜離宮恩賜庭園」へと赴く。

心なしか日射しが鋭いのは、ガラスの反射光のせいか?
ヒートアイランド現象もあいまって
この都会のオアシスは
その飽和した熱気と二酸化炭素を吸収しすぎて、
熱循環しているのかもしれない???
と、暑さにうなだれていると、

今にも陽炎かげろうが見えそうな気配。

ふと黒いかげが現れて……。

Cool!な表情で忍び足。この後ダッシュで松の木陰へ

気分をシャキッと切り替えよう!
と、その姿に励まされる。

平日の昼下がり、人気もなくゆったり静かな時間が流れてる

野外で写真を撮るなら、曇り空がいいと思ったけど、
高層ビルを背景にしたら、
快晴こその光と影のコントラストもかっこいいことに気づく。

この幻想的な景色、どこかで見かけた記憶が
(この後、ある場所でふと思い出すことに……)

今回のテーマ
「スカイスクレイパー vs 自然(花)」
は、
個人的には、クールで洒落た雰囲気をイメージしている。

そのため、高層ビルに囲まれた庭園すべてに当てはまるとは限らない。

その条件を以下にまとめてみた。

①高層ビル群と庭園の存在感がほぼ等しいこと。
遠近関わらず、広い公園にビルが迫ってくる感覚がある。
(立派な庭園でも、ビルと比べて存在感が偏っていたら対象にならない)
②ビルと空がスッキリ、クッキリ見えるかどうか。
(見る場所にもよるけど、木々が適度に点在している広々した庭園、
ビル群は平坦でなく凹凸がある方が望ましい)
➂建物や雰囲気に新旧のコントラストがあること。
(庭園は国の文化財など歴史を感じさせる建造物があって
新しい建物や商業施設がほとんどなく、ビルは近代的なほど望ましい)

そして場所は、都心であるほど、
その雰囲気をリアルに感じられる。

その条件に当てはまる場所(浜離宮恩賜庭園以外)といえば、
東京の新宿御苑や札幌の中島公園など。
(NYのセントラルパークもそうだろうと想像する)

浜離宮恩賜庭園は、
江戸時代の徳川将軍家の庭園だった歴史もあり、
国の特別名勝、特別史跡にも指定。
史実に基づいて復元されたという御茶屋などの古風な建物もあり、
鉄筋の高層ビル群とのコントラストも大きく感じられる。

庭園内で、特に存在感がある植物も古風な松の木。

斜めに生えている松の木
どっしり重心が低い
松の木の日傘に隠れながら、ビルを覗き見しながら撮影

花木では、サルスベリの色彩がひときわ鮮やか。
こんな面白いショットも!

CONRADの文字と花
カラーコーディネートされてお洒落(偶然?)
お祝いのように華が添えられて
ビルの色はピンクが映えるブルー(空色?)
水面にユラユラと映しだされたビル
爽やかな青白黒の幻想的な景色

ハッと、ここで思い出した!
光と影の幻想的な景色、この新旧の風景は……
(本で見た)ダリの絵画だ!と。
※絵画「記憶の固執」
過去~未来の時空を一つの絵で表現した作品。

そう考えると、今回のテーマに惹かれたのは、
必然だったのかもしれない……。

さて、日が翳る前に、コスモス畑へ。

(撮影秘話)
実は、カメラが故障していて、マニュアル操作が全くできなかった。
そのため、この後、強い西日と秋風にさらされながら、
試練に立ち向かうことに。

花畑に続く道に、巨大アロエを発見!

もとはメキシコ原産のコスモス
アロエの果肉に挟まれても……花びら落ちても……
負けずに咲いてる
暖色のカーペット
(夏~秋・早咲きのキバナコスモスが満開!)
スカイスクレイパーとコスモスで
鮮やかな色彩のグラデーション
まるでブローチのよう
花びらの繊細な筋に見惚れる
日光浴するように、太陽の日射し浴びて
ひときわ眩しい!黄色のキバナコスモス

眩しくて眩しくて、
日射しが落ち着くのを待とう……

突然、幸運の女神 舞い降りる!
コスモスが揺れて蝶が動きまわるも
追いかけてパシャリ!

少し日射しが落ち着いて

ピントが微妙だけど背景が気に入る
ラインダンスのよう並ぶコスモス
足元をパシャリ!
垂れさがる枝が
帰りのチャイムを鳴らしそうな予感
高層ビルのふもとに咲く
その後ろ姿も素敵だった!
ピンクのコスモスも、ちらほら顔を出して

帰りのチャイムが鳴って……
もっと撮りたい!と後ろ髪ひかれながら
やむなく園を後に✿

3.コスモスの作詞「SILENT COSMOS」

スカイスクレイパーとコスモスを鑑賞しながら
秋風を浴びていると、やっぱり聞きたくなる。

コスモスの花が似合う、秋らしいCoolで洒落た歌を!

そして、浮かんできたのは、
「One Call Away」歌: Charlie Puth

そして、この曲調を参考にイメージして、
コスモスの花をテーマに、詞先で作詞をしました。
(※替え歌ではありません)

コスモスは、桜や向日葵に次いで、歌にも多く登場する。

日本の歌百選にもなっている「秋桜」山口百恵
※この曲の大ヒットにより、Cosmos(コスモス)の和名
秋桜(あきざくら)が、一般的に
コスモスと呼ばれるようになったのだそう。
その他、「C.O.S.M.O.S. 〜秋桜〜」
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
など、情熱的なコスモスの歌も。

ということで、
今回の花鑑賞で感じた世界観で作詞をしました。
花言葉、コスモスの語源なども想定してますが、
解釈はご想像に委ねます。

※作品提供のご相談も承っております。
「SILENT COSMOS」Copyright© 2023 Calla

「SILENT COSMOS」作詞 Calla

愛を 花にたとえるなら
それは コスモスだろう

君がいない 助手席の向こうに
あかく色めく花びら
心に積もる枯れ葉 かなであう
ああ  あの日の君に 伝えたい

君は言った 恋は
「花のように 言葉にできない」と
友達のふりして ごまかして
ちゅうに浮いた真実しんじつ 流れてく
その優しい笑顔のなかに

I don't know why 
まぼろしの友情
心の声 抱きしめて

どんなに辛くても わかってる
僕の心に 君がいる
離れても 離れられずに
今もここに
二人のコスモス 温かく咲いて

君は言った 愛は
「花のような 夢を見れるもの」と
大人のふりして 背伸びして
思い過ごした真実しんじつ 移りゆく
この無言むごんの世界のなかで

I don't know why 
まぼろし夢情むじょう
時の声 追いかけて

どんなに辛くても わかってる
僕の心に 君がいる
離れても 離れられずに
今もここに
二人のコスモス 美しく咲いて

I don't know why 
君の影に 舞い散る花びら
道なき道 走りながら

止めどない鼓動こどう
きざまれる運命さだめ
変わりゆく 未来の風に乗って

どんなに辛くても わかってる
僕の心は 変わらずに
さびしさも、冷たささえも
透き通ったガラス 通り抜けてく

どんなに辛くても わかってる
花のような 君がいて
離れても 離れられずに
一筋ひとすじの光 照らしながら

Why don't we
一面に染まる SILENTサイレント COSMOSコスモス  揺れて
ああ 愛は今も 色褪いろあせずに

4.コスモスのフラワーアート

今回の花鑑賞の世界観をフラワーアートで再現しました。

秋の七草(オミナエシ)、葉や実物、チランジアで
クールにコーディネート
野趣溢れるキバナコスモスを添えて
個性的な葉(入才蘭)を器に見立てて
花束にアレンジ
(元気なく首を垂れるコスモス……萎れかかっている😿)
黒いガラスの一輪挿しにコスモスを飾って
都会に咲く自然の花をイメージ

秋の花とともに
心地よく、涼し気なひとときを☘

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

アウトドアをたのしむ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?