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冬を元気に過ごすために

今日は秋の土用入りですね。土用というと、土用の丑の日、夏の土用がよく聞かれますが、「土用」とは立春、立夏、立秋、立冬の前のおよそ18日間のことで、年4回あるんですよね。私も以前は知りませんでした。

この秋の土用は今日10月20日から、11月6日までです。

陰陽五行のことを、非科学的と思われる方もいると思いますが、
「原子レベルで見ると、すべての物質はプラスとマイナスの性質を持つ原子核と電子によって成り立っている。」(病を治す哲学から)
また人間も含めたすべての物質が自然界のさまざまなルールにしたがって状態を変化させていくということを考えると、この古代の人の知恵は、現代でも十分通用するのではと私は思っています。

それで、この土用というのは、次の季節に向かって変化する時に、体がバランスをとるために、非常に重要な時期という気がしますので、気を付けたほうがよいものをご紹介します。

土用は、胃・膵臓系(脾経)に関係が深くて、その脾経をよくする食べ物は、

ご飯、、米味噌、玉ねぎ、白菜、にんじん、大根などの、自然の甘味のあるもの。
かぼちゃ、さつま芋、栗、とうもろこし、あわ、きび、などの黄色くて甘いもの。
飲み物は、甜茶、米麹の甘酒、葛湯、たんぽぽの珈琲、花の香りのハーブティー などです。

そして、脾経を弱める食べ物は、
砂糖を使っているもの。特にアイスクリームは、この土用の時期は、やめた方が良いと思います。
ケーキや焼き菓子、和菓子など、お茶の時間に食べたくなりますよね。わかります。でもでも、この時期だけは、いつもより控えるという気持ちでいると、きっと体は喜んでくれますよ。と自分に言い聞かせています(^^;

自分の体の中で、次の季節、冬に向かって、小人たちが、働いてくれているのだと想像すると、砂糖を使ったものよりも、脾経(胃や膵臓)に良い焼き芋やかぼちゃなどを使っておいしくいただくことも楽しくなるかも(*^-^*)
そしてそれはきっと「冬の元気」の素になりますね。

人間も大自然の一部なので、季節に沿って生きると、より楽に元気に過ごせるのではと思います。

あんまりがちがちに自然志向になると苦しくなりますが、でも元気な時にこそ、ちょっと意識すると良いかなと思います。

土用の時期は、土いじり、ガーデニングなどもとても良いそうですので、私もお花の植え替えや、面倒くさくてジャングルになっている家のまわりの草とりを、少しずつやろうかなと思います(^^;

それでは今日も、私たちの意志とは関係なく、体の中で食べ物を消化してくれている、その「力」に感謝し、ご縁ある人に感謝し、笑顔を増やしていきましょう。

読んでくださって本当にありがとうございます。

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