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星の銀貨

昨日は、12月13日ではなくて、14日でしたね。ぼけぼけな私をお許しください。ごみの日間違えました!
note 書き続けると、だんだん「恥ずかしい」の耐性ができてきますね(;'∀')

今日はグリムの昔話「星の銀貨」のことを書きます。

親も家もない、たいそう貧しい女の子。着ている服と情け深い人がくれた一切れのパンだけを持って、神様だけをたよりに野原へでていきます。
すると、貧しい男の人に会い、パンをねだられ自分のパンをそっくり上げて「神様のお恵みがありますように」といってまた歩きます。すると子どもがあわれっぽく、帽子をねだるので、その子にやります。そしてまた歩いて・・・。
とうとう最後にシャツまで欲しがる子がでてきますが、
女の子は
「暗い夜だから、誰にも見えやしないわ。シャツをあげてしまっても大丈夫」と考えてそれもやってしまいます。
こうして女の子が何一つ身に着けずに立っていると、突然空から星が落ちてきて、それが全部銀貨になる。しかも、いつの間にか「上等の麻」のシャツ(たぶんリネンですね)を着ていて、
そしてその銀貨を拾い集め、一生お金持ちで暮らしました。

というおはなしです。
最初読んだときは、「なんなんだ、この子は!人がいいにもほどがある」と思っていたのですが、何度か読み込んでいくうちにわかったんです!

まず「自分の未来(神)を強く信じている」ということと、
「神様のお恵みがありますように」と相手を思って祈っていますが、それが全部自分に返ってきたということ。脳(無意識)は「主語」がわからないってよく言いますよね。
そして、全部あげてしまっても(何も所有していないありのままの自分でも)大丈夫!って思える、究極のポジティブ思考。(ここではポジティブ思考の害のことは忘れてください(^^; )そしてまた別の
「クローゼットのスペースを空けると、着たい服に出会える」みたいな感じの意味もあるのかなと。

そして最後が「一生、お金持ちで暮らしました」なんですよね。「幸せにくらしました」じゃないんです。「物質的に豊かになる」ことのヒントなのかなあと思いました。幸せになるのはその後の心がけ次第ということですかね。

まあどう思うかはあなたのご自由です(*^-^*)

でも断捨離すると、すっきりして流れがよくなる・・と思いますので、星の銀貨は落ちてこないかもしれませんが、マイペースでお片付けしましょう。

それでは今日も深い呼吸を意識して、元気にお過ごしください。

読んでくださって本当にありがとうございます。




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