返答をコントロールしようとする対話が好きでは無い。


例えば「コンビニで年確された」と友達なり先輩なりが言ったとしよう。

この投げられたボールを皆さんならどう返球するだろうか。
大抵の人は「○○さん、若く見えますから」と返すのではないか。
だってそう言ってほしそうにチラチラこちらを見てるじゃないかソイツは。

クソゥやられた

そんな風に思ってしまうのはきっとワイの性格上の問題なのだとは思うが、そこまでではないにせよ健やかにこのキャッチボールを楽しめている人が果たしてどのくらいの割合存在してるのだろうと気になるところだ。

しかし、デッドボールを投げるやつの割合が少なくとも向き合って会話する場面においてそう多くないことを鑑みると、意識的にせよ無意識的にせよこの会話なんだか気持ちが悪いなと思ってる人は多いのだと考えられる。
この世界もまだまだ捨てたもんじゃねえな。

ちなみにSNSは知らん。
あれらは打つ気もない見知らぬ人にバンバン球を投げているだけなのでそもそもキャッチボールを想定していないからだ。

そう考えるとキャッチボールしようという意思がある奴は相手をコントロールするような話をしないという結論が導き出される。

したがって最初の命題である「コンビニで年確された話」は対話でもなんでもなくテニスで言うところの壁打ちみたいなもんなのかもしれない。

そしてその壁打ちの最中、間に人を立たせるみたいなもんだ。


え、これってイジメじゃね。


めでたしめでたし。

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