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麻雀オアシスのひみつ

酔った勢いで書いています。

麻雀オアシスとは

水道橋にある三麻の雀荘です。

ググると横浜「日の出町」にも似た名前があるのがわかりますが、カタカナの方が水道橋です。Morning Gloryでもありません。要注意。

概要は先人たちの動画を見てください。

Aルール、Bルールあります。完全順位戦。

金牌はチップ1枚、虹牌が3枚ということで結構な祝儀ゲーになります。手牌に虹虹あったら何でも勝負したいくらいです。詳しくは後述します。

オアシスリーチとは

この店の一番の特徴は何といっても「オアシスリーチ」です。

こんな感じのアクリル板が用意されています。

オアシスリーチは1ゲームで1人一回使える必殺技です。
打点は1ランクUP、祝儀は倍になります。

東風なので最悪3局しかチャンスがありません。そのため初手は「とりあえずオアシスを使っておくのがセオリー」となります。最後まで使えなかったら勿体無いですからね。

その他注意点を書いておきます。

  • リーチ宣言牌で放銃しても「オアシス未遂」で消費されない

  • トビ祝儀は倍にならない

詳しくはお店の人に聞いてくらはい。

オープンオアシスリーチとは

さてよく考えてみましょう。

この雀荘にはオアシスリーチとオープンリーチの2種類が存在します。そのため「オープンオアシスリーチ」という複合技も可能です。

打点面を考えてみますか。

「ハネマンを倍満にするためにオープン」というのは三麻でよくある戦略ですが、さらにオアシス効果で三倍満まで昇華させられます。ハネマン→倍満は+2翻ですが、倍満→三倍満は+3翻必要なんですよ。”+3翻スキップ”できるのは流石にぶっ壊れすぎです。「ハネマンを三倍満にするためのオープン」はめちゃくちゃ強いはずです。東風なので実質的に一撃必殺!えぐっ!

祝儀面でもメリット大です。

例えば金1枚のオアシスリーチをアガったとしましょう。
ロン:(1枚の倍で)2枚
ツモ:(1枚オールの倍で)4枚

次にオアシスリーチでポッチ・金・虹の5枚をアガったとしますね
ロン:(5枚の倍で)10枚
ツモ:(5枚オールの倍で)20枚

同じ祝儀倍でも意味が全然違います。20枚とか1トップくらいの価値がありますよ。「祝儀ギラギラ良形の手はオープンにしてツモりに行く」というのもセオリーとして挙げられますよね。

サンマって結局はツモるゲームです。ツモ回数も多いし、自分に祝儀がたくさんあることを公開すれば相手はどうせベタオリしますからね。「テメェらはオレがツモり上げるのを黙ってみてろ!オラァ!」の心意気です。ワカラセに行くの大事ですよ。

っていうか「虹牌×オアシス×オープン」の3コンボが強すぎんだよなぁ。

麻雀オアシスのひみつ

だんだんゴチャついてきたので一旦条件を整理して再出発。

  • 先制 or 追っかけ

  • オアシス or ノーマル

  • オープン or クローズ

この3種類を考えると2^3通りで8通りのリーチが存在することになりますね。特に面白いパターンを4つほど紹介したいと思います。全部東1局だと思ってください。

①「先制/ノーマル/クローズ」リーチ

「初手はオアシスリーチ」のセオリーに逆らっているパターンです。この雀荘で最も攻撃力の低い立直です。「だったら曲げるな」って感じ。

考えられるのはこんな感じです。

  • リーチしないと役がないけど、祝儀対象が少なすぎる(後々の祝儀ギラギラチャンスに温存しておきたい)

  • 打点はあるけど祝儀はないし、待ちが悪い

  • ド終盤で流局しても親が連チャン濃厚

これやると他家からはめちゃくちゃ弱く見えるんですよね。自分がしょぼいということは相手が豪華の裏返しです。(ただし、リーチのみは8翻役なので悩みどころです…)虹あったら鉄オアシスなので、逆に使わないやつって何なん?ってなりますよ。

「じゃぁ起家でしょうもない好形テンパイしちゃったらどうすんの!?!」

それはデータも何もないので正解はありませんが、個人的にはヤケクソでブラフ気味にオアシスを使う方がいいんじゃないかなと思います。何も使わなかったら他家からナメられるし、抑え込みにならないですからね。ブラフで相手を下ろしてパッツモ裏に期待です。

東発ノーオアシスは自分の運量に自惚れすぎ。

②「追っかけ/オアシス/オープン」リーチ

この雀荘で一番楽しい立直です。

サンマって基本的に追っかけはオープンすべきなんですよね。クローズにしたところで残った1人はベタオリです。よっぽどの事情がない限り、3軒目は来ないです。横移動率高いし、オリた方がお得だからね。残った1人がベタオリなら実質二人麻雀です。ここらへんわからん人は戦術書読んでください。おすすめはみーにん本です。

特にここオアシスでは追っかけプンリーは他の雀荘よりも強い(はず)です。特に先制がスッピン立直だった場合。こっちがオアシスオープンで追っかけて、相手が一発で放銃したり、虹牌掴んだりすると結構メンタルえぐれます。

こっちが良形なら2人でツモってるのと同じですよ。

残りは場外モブ一匹。

なぜ開けない!?


③「追っかけ/オアシス/クローズ」リーチ

追っかけなのにオープンしないパターンです。

例えばこんな状況。
東家     :先制オアシスクローズ
南家(あなた):ベタオリ中
西家     :追っかけオアシスクローズ

二軒目の方、オアシスつけてるならオープンした方が良さそうなのになぜクローズなのでしょうか?それはズバリ「ベタオリしているアナタを狙っているから」です。

一見通りそうな牌はオープンすると出てきませんからね。一九字牌、ワンチャンス、筋ひっかけ、1軒目の現物牌。迂闊に切ると刺さります!(が、対策も難しい…)

「これめっちゃ狙われてそうだなぁ…。ああやっぱりか。知ってた知ってた」とボヤいてウマブリしておきましょう。サンマで仕方ない放銃はいくらでもありますから。

④「先制/オアシス/オープン」リーチ

これが一番難しいんですよね。

正直言えば立直棒2000点くらいオアシスつければ回収出来るんで、普通の三麻よりもオープンの価値は高いはずなんです。

オープンにしちゃうと

  • 相手が押し返しやすい

  • (全開けなので)打点もバレる

  • 壁が見えたりして、他家の手作りの材料になる

といったデメリットがあります。特に山読みの材料にされるのはキツイです。ポッチ含みのオープンとか。(見せた方がいいのか?)

逆に言えばツモらなきゃダメな手牌の時はかなり有効なリーチとなります。

  • ツモり三暗刻、四暗刻

  • 安めの方が出やすい(22334の1-4待ちなど)

  • オーラスツモ条件、出アガリで飛んじゃう人がいる、ツモれば飛ばせる時など

オアシスは40000点の沈みウマがあるので、8000点持ちの他家がいる時はオープンして出されないようにするのようにするのも一手です。(こんなの定石かな)東風なのでハネマン出アガリも相当偉い(ラスを確定させることが出来るので)のが悩ましいところなんですよね。

あとはフリテン時かな…どうせオープンするならオアシスつけとけってなりますよね。

他にも研究課題は色々。ここら辺はまだまだ要研究です。

まとめ

セオリーをまとめておきましょう

初手オアシス使え(ブラフでもいい)
祝儀ギラギラはオープンでツモりにいく
追っかけクローズはお前が狙われている
追っかけオアシスはオープン

ちなみにこれ初心者ばっかりだと全然適用できません。いまだに一発目ノーオアシスの人は結構いると思います。(なんで?)

ここまで書きましたが、わたくしはオアシスにそんなに行ってるわけではありません。基本的に四麻しか打たないんでね。サンマはチー出来ないし。

それでもたまーにサンマ打ってるんで、いつかエンカウントしたら一緒にビールでも飲みましょう。煽り歓迎です。


あ、あと大事なことですが…
ここまで書いた戦略を貫き通して本日の戦績は

△29k

でした。


ホーーーーーんとサンマはくそ。クソクソクソクソ。


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