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さようなら、戦士たち

こんにちは、限界25卒就活生です。
今日も社会に馴染めている風の人のモノマネなど色々頑張ったので、書いていきます。

鳥山明先生の訃報を受けて

今日書くのは多分ドラゴンボールのことになるだろうな、といつものようにブラウザからnoteを開いて感じていました。

小さい時、アニマックスで食い入るようにドラゴンボールのアニメを見ていた父の姿。ドラゴンクエスト9を初めてDSでやった時の感動。私と鳥山先生のつながりはそこからでした。

ドラゴンボールに出てくるキャッチーでコミカルなキャラクター達。ポイポイカプセル、筋斗雲、如意棒のどれも当時の私にとっては斬新で、お父さんに何度クリリンの似顔絵を描いてもらったかは思い出せません。

ドラゴンクエスト4に至っては、多分3週はプレイしたと思います。キャラクターデザインも可愛くて他にはないような華やかさがあり、尚且つ覚えやすい。確か、初めてプレイしたときはラスボスが倒せなかった。泣きながら父に代わりにプレイしてもらったこと、倒しても倒しても再生してくるボスのギラついた目も鮮明に覚えています。

ドラゴンボールは漫画も全巻読んだけど、実家に帰るたび読み返したくなり何度でも読んでしまう。それでも、読むたび一番最初に読んだ時と同じ熱量で楽しめる。それくらい、私にとってかげがえのない、とてもいとおしく思える作品でした。

ドラゴンボールは完結しているし、もうドラゴンクエストの新作を買うことはなくなったけど、それでも鳥山先生のいない世界になってしまうのは悲しい。悲しすぎる。
訃報を聞き、実家にドラゴンボール全巻あるのに、自分用にと1~5巻まで買い、これから徐々に揃えていこうと、そう思っています。それくらい大好きだった。間違いなく、私が漫画を好きで読み続ける理由の根源に鳥山明先生の存在があった。

当時は嫌いだった桃白白

一番好きなキャラについて考えるとき、亀仙人と悟飯で迷ってしまう。でもやっぱり一番思い入れがあるのは桃白白かもしれない。

敵キャラなのにおじさんで、敵キャラなのにリボンを付けていて、敵キャラなのにピンクの服を着ている。

当時の私にとっての常識が覆され、規格外のことをやっていく桃白白がこわかった。私も小さい時漫画家を目指していたし、漫画を大好きだといつも言っているが、それでも未だに、桃白白を見るたびに鳥山先生の才能には圧倒される。

舌で、一撃で敵を倒す。
柱に乗って移動する。

どうしたら、何を吸収して、どう生きたらこんな設定が思い浮かぶのだろう?なぜ、こんな不気味とも捉えられかねないキャラクターにピンク色の衣装を着せ、桃白白(タオパイパイ)と名付けられるのだろう?

ドラゴンボールに登場する敵キャラの魅力については、どれだけ時間があっても語り切れないのですが、鳥山先生のすごさを説明する時はいつも桃白白のことを例に出すようにしています。


さようなら、戦士たち。さようなら、鳥山先生。


辛気臭い、悲しい別れの言葉は先生の漫画のスタイルに合わない気がします。
死んだって何度でも生き返られますよね。私は、先生の漫画に会えてほんとうに本当に良かったと、心から思っているんです。それだけでも、日本に生まれてきて良かったなと、本気で思えるんです。

もし会えたら、サインとかしてもらいたいな!
これからも、先生の漫画を読んでいきます。

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