#2 人間のワンプロ

なんで女は細かい嘘ばっかつくのか。建前と本音でネチネチめんどくせえのか。女が言うことを真に受けて男がその「言う通り」をしたら女は怒り出すの不思議。そしてフラれる。

長年この問題を考え続けてきた。

筆者の中で固まった最終結論はこうだ。

女のやる「言ってることとやってることが違う」は、女が、男の力量を試すためのテストである、と。

結局、人間も動物の一種なので(※ここにいちいち異論を挟んでくるやつは本当に終わってるよ、マジで見込み無い、現代社会の構造に負けて淘汰されるべき劣った遺伝子、さよなら)、自然界の動物の求愛活動の場面と、ある程度は相似形であると言う前提で考えを進めて良い。

どんな動物でもそうだが、女は優れた遺伝子がほしい。非モテの遺伝子をもらうと自分の子まで非モテが遺伝してしまう。苦労してその子を育てても子供の代で淘汰されるか大きな不利を被るか、いずれにしても自分の遺伝子が絶えてしまう可能性が大きくなる。

遺伝子的に言えば、地獄行きである。当たり前の話だが女も地獄には行きたくない。当然の結論として非モテは避けるべきだ。

そう、全ての男は選ばれ吟味され、なんらかの淘汰圧を受ける運命にあるである。

選別の圧には大きく分けて二つあると考えていて、

①男どもに格闘勝負をさせ、これに勝ち残った者が己の遺伝子の優秀を示し、女はその遺伝子を選ぶ。
→哺乳類のうち結構な割合がこの方式。メスは、勝者オスの求婚を「ノーグダ」で受け入れる。このノーグダと言うのが重要な観点で、人間界にもちゃんとある。

②女が自ら男を試験する。
→メスが直接オスと格闘して品定めするとか、オスに対して今ここで歌って踊ってみろとか、色々やり試験法はあるが、人間のメスは目の前のオスとの会話のキャッチボールによって知性をテストするものだ、と筆者は考える。

おそらく①の方式で女の獲得競争をしている男は、良くも悪くも恋愛に悩んでなどいない。勝てばセックス負ければオナニー。実にシンプルな世界だからだ。セックスしたければ勝て、である。悩む余地などない。

余談だが、考古学的な研究からもサピエンスたちは熱心にボクシングしてたらしい。やがて文明化され、ホモサピボクシング(素手拳闘またはベアナックルの意味)じゃ怪我しちゃうからってことで、相撲やレスリングや現代ボクシングが発明されたのだろう。サッカー、野球、テニス、各種スポーツもまたそう言う流れ(怪我で男の数が減ると隣国との戦争で負けちゃう)でできたんとちゃうかな。知らんけど。

余談ついでを言うと、大昔、ヤリチンの先輩が大学生の当時こんな事を言ってた。テニスで女と対戦して勝てばその夜そいつとセックスできるんだ、対戦中すでに陵辱するイメージで勃起しちゃう、とか。当時、童貞+毛レベルの筆者は「んな事あるかボケェ」と思っていたものだったが、今の筆者の力量から推察するにこの件は油汗垂らしながらも首肯せざるを得ない。いかにもありうる。この場合、②の方式である。女の直接試験。

犬の交配でも観察した事だが、肌犬(メス犬の事)は種犬とプロレスする。ワンワンプロレス略してワンプロである。オスを吟味するメスの顔というのは人間も犬もいっしょだなと思ったものだ。
交配失敗例は見た事ないのでなんとも言えないが、肌犬が種犬を激しく嫌う場合もあるらしい。ワンプロで不合格なのだろう。

女にフラれてこのマガジンにたどり着いた男子諸君は、②の方式の男たちであろう。筆者もそうだ。生まれてこの方、ボクシングしようなんて思った事ないだろう?違わんか?あるいはボクシングや相撲で負けて、あるいはワシは戦闘タイプじゃねえし脳筋とかやってられんわとなって②の方式に来た。そうだろう?筆者もそうだ。

さて、あなたがフラれた理由。

それは女に会話で負けたのだ。嘘つき会話の応酬で負けた。人間の男女のワンプロみたいなものをやって、女から合格点を貰えなかった。それがフラれた理由だ。

つづく。

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