#1 女にフラれた時に。

恥の多い人生を現在進行形で送っている。

今なお女の尻を追いかけ、女にフラれているがこんな人生になるとは若い頃には想像だにできなかった。

昔、女にフラれた時のことを思い出す。

ある時期まで、それらを思い出すたびに壁をパンチしたくなる衝動に突発的に苛まれ続けたことがあった。胸がギュッとなり、心臓を掴まれたような感覚になる。

昨今そこそこの人生ステージに達してみたら、壁パン衝動とは青春の言い換えに他ならないのかもしれないな、などと、そういう境地にも達するが、当事者にとっては耐えがたい屈辱であろう。若い衆は覚えておいてほしいが、年月と共に壁パンの屈辱は成仏しそのうち良い思い出に変わってゆく。ただし、あなたの人生において女の課題をクリアすれば、という条件付きで。

ちなみに筆者はそういう恥ずかしい思いを現在進行形で舐めまくっているが、女から拒絶されることについて、別に何も感じなくなった。確率論だと割り切っている。ええ年こいて女の尻を追いかけてやがると言う嘲笑についても同様、何も感じないと言うか、ワイに品行方正を期待するな、ってだけと言うか。

女にフラれる、セックスまでは出来た、交際関係で仲良くしてる、結婚して良い家庭を築いている、それらはしょせんは確率のゲームに過ぎない。一部は自分のせいかもしれないが、それ以外は確率。女側のタイミングの問題やその女の個体値がかなり絡む。

問題を分ける事だ。

「これは確率論に過ぎない」

と言って、割り切ってしまうべき問題と、

「確率を高めるために欠かせない事だ、ちゃんと己で反省すべき」

問題とがある。

後者について、早速ど真ん中のど本質に斬り込んでみるが、

「女は言ってることとやってることが違う」

これである。あなたは女にフラれたのであろう。だからこのマガジンに辿り着いている。フラれた理由はおそらく女の「言うこと」に良いように翻弄されたからだ。おめえ言ってることと違うじゃん!と怒ってしまい、その憤懣を女に見透かされて「無いわ」と思われてフラれている。

一発セックスする、彼氏彼女として仲良くする、円満な結婚生活を送る、全てのステージにおいて女のこの特性(悪癖)を見切ってゆく必要があるのだ。そう、結婚してからも、子供ができてからも、折に触れて「言ってることとやってることが違う」でテストしてくる、それが女だ。

「女の言うことは話半分、行動や仕草から本音を吸い上げる」

が、男の必須課題なのである。麻雀で言うと理牌(リーパイ、手牌を並べ替えて整理すること、基本中の基本の動作)みたいなもんで、全ての男たちはそれを体で覚えねばならん。一応、モテ男の基本動作なのであるが、別にたいそうな事じゃない。麻雀覚えるのと変わらないと筆者は思うが。

女の言うことに惑わされず本音を汲み取ることができるようになった時、対女(たいおんな、と読む)の問題は確率論の話に昇華し、一切のストレスが無くなる。

つづく。

【CM】

吾輩、色々とオーディオブックを作って売っております。今日の話に関係の深いオーディオはこれかな。タイトルは街コン必勝法みたいになってるけど、実は対女性術の基本が詰まってる。もうずいぶん昔の発売だが本質は何も変わらないんだぜ。

https://note.com/fistofphoenix/n/nd80d9ad0486d

https://note.com/fistofphoenix/n/n81d5df338e5f


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