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【徹底攻略】生産者のための産直ECマーケティング

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生産者と消費者が直接つながり、販売できる時代。価値ある魚や農作物を育てれば高く売ることも可能になりました。新しい販路として産直ECを太い柱に育てて、強い経営を目指しませんか。マー… もっと読む
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【盲点】多すぎる選択肢は顧客を迷わせる!? 選択肢の迷路から脱出せよ

「選択肢が多ければ売れる」は本当か「選択肢を増やすことで消費者に選んでもらいやすくなる」という考え方は、多くの人が持っていると思います。しかし、果たしてそれは本当に正しいのでしょうか? あなたが日常的に利用しているスーパーで魚や野菜が並んでいる光景を想像してみてください。いつも買うスーパーにおいてある玉ねぎは1種類かせいぜい2種類でしょう。 でもECは違います。玉ねぎだけで数百、数千の選択肢があります。今、あなたの目の前に産地も、生産者も、種類も、価格も違う無数の玉ねぎた

送料のこと考えなくて大丈夫?

物流コストは上がり続ける商品を顧客に届けるためには、貨物の運搬、貯蔵、流通、管理などの物流のプロセスが必ず必要になります。そして物流業界での値上げのニュース、最近よく見るようになりました。このnoteを書いている2023年1月28日はこんなニュースが、、、 佐川急便、宅配便8%値上げ 運転手の待遇改善狙う: 日本経済新聞 物流コストがなぜ上がるのか物流コストが上昇する理由は、複数の要因があります。 人手不足 物流業界での人手不足は深刻な問題です。人がいなければ物を届け

【図解・事例あり】必読!生産者のEC直販 5つの秘訣

初版:2023年1月24日 こんにちは。Aquacraft株式会社代表取締役の加地と申します。 ご訪問ありがとうございます! 「マーケティング」って何だっけ?めんどくさい前振りは置いておいて本題から始めましょう。マーケティングとは「商品やサービスが売れる仕組みをつくること」です。何を言っているかというと商品を売るにはコツがあるよということです。 マーケティングと一言で言っていますが、実際のところは新しい商品・サービスの企画、市場調査、営業戦略や販売手法など、考える領域は

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【要注意!】産直ECに潜む意外な落とし穴7選

産直ECは生産者の人たちが売上を伸ばしていくための有効な販路のひとつだと思うし、実際にメリットも大きいと思っています。 ただ何事にもメリットがあればデメリットもあるわけで、そのことを理解せずに参入すると「こんなはずじゃなかった」「思っていたのと違った」ということになりかねません。 ターゲットにしている読者層は基本的には「産直ECに参入したい人」もしくは「すでに参入しているけど、なかなか結果を出せていない人」です。なので、ちょっとキツイ書きぶりになっています。なぜならリスク

【急成長中】盛り上がる生鮮食品EC市場を解剖

伸びる生鮮食品EC市場最近Twitterでもポケマルや食べチョクといった産直ECで自社商品を販売している生産者が増えてきたように感じます。実際、生鮮食品のECの市場規模を調べてみると… ざっくりわかったことはこんな感じ。かなり勢いもポテンシャルもあるということが伺えますね! ずっと伸びている成長市場 2021年の市場規模は2.5兆円 → 6年で約2倍に EC化率はたった3.77% → 伸びしろまだまだ!                                 

産直ECを生産者が活用するメリット5選

生産者が産直ECを使うとどういうメリットが得られるのかを今回は書いてみます。いいことしか書きません!笑 ❶簡単に誰でも始められる 自社ECと比較して産直ECは確かに手軽です。だって自分でコードを書く必要はないのですから。CMS化(情報を登録するだけで簡単にwebページを自動生成する仕組み)されているので、テキストや画像を流し込んでいくだけでそれっぽいECページを生成することができます。ウチみたいにエンジニアを抱えているところに自社ECをわざわざ作ってもらう必要はありません