見出し画像

久しぶりの川釣り

魚の寄生虫の検査をYoutubeを利用して紹介するようにしましたが、ちょっと物足りない思いがありました。基本的に、市場で購入した魚を検査しているため、出てくる寄生虫が基本的に動きません。「吸虫をはじめとした内部寄生虫が見られるのが、このチャンネル!」としたいので、なかなかもどかしく思っています。
生きた寄生虫を見たければ、生きた魚を捕まえればいいじゃない。」ということで、ゴールデンウィークに姫路市の山奥の川に行って魚を採ってきました。

魚を採るだけであれば、海釣りでも良いのですが、川であれば合法的に魚を採る方法が複数あるため、ぼうずにならなくて済みます。今回も、私が釣りをして、ボランティアの学生にはあみで魚を取ってもらいました。川の中の魚の様子などとともに、釣りやあみでどのように魚を採るのかも紹介しています。生物採集が初心者という方の参考にはなると思います(ベテランの方はコメントください)。

カワムツを解剖して出てきた線虫の塊です。

動画にしているということは、寄生虫が出てきています。小さな川は、貝やエビなどの寄生虫の幼虫が成長するために必要な動物が、魚のすぐそばにたくさんいます。そのため、小さな川や池には多くの寄生虫もいたりします。寄生虫がどうしても見たければ、川で魚を取って調査をすることを考えていましたが、さっそくそのカードを切ってしまいました。
再度もうしますが、今回の目的は生きた吸虫を見ることです。果たして発見したのでしょうか?よろしければ、動画の中でご確認ください。


この記事が参加している募集

学問への愛を語ろう

生物がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?