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22歳、人生ではじめて告白をした話。


恋愛とは無縁の人生を送ってきた。


中学生の頃までは好きな人とかいたけれど、友達にも打ち明けられないほど奥手だった。
高校時代は部活動に青春の全てを捧げた(悔いはない、宝物だ)。
大学時代は学問、ゼミ、バイト、地域活動、海外ボランティア、旅行…なんと充実😌
彼氏なんていなくたって、
好きなことに全力になって、周りの人に恵まれて、人生バラ色じゃないか🌹✨


と、まぁ、こんな感じで生きてきた私に、
“好きな人”ができた。


彼とは4年ほど前の知り合いだったけど、最初は全然恋愛感情はなかった。
でも、だんだんと相手のことを知るようになって、「意外といい奴じゃん」みたいな感じになって(上から目線でごめん🙏)、

気づいたら1時間以上電話していたり
好きなものや嫌いなものの共通点が見つかる度に「これは運命…?」とか思っちゃったり(運命とか信じてないけど、都合のいい時だけ使う)

これは友達として好きなのか?恋愛として好きなのか? 
Google先生に頼ってみても、答えは出なくて…🙄
今振り返れば「完全恋だろ!」って感じなんだけど、当時は恋愛わからないし恋だとしたところで傷つくのも怖くて自分の気持ちに蓋をしたかったんだと思う。



ひょんなことから二人で飲みに行った日🍺

そこで完全に自分の気持ちを自覚した。というより見えた。
この先、彼とずっと一緒にいる自分が。直感的に。


これまでも自分の直感を信じて生きてきたし、その直感に後悔はなかった。
だから、この直感も信じてみよう。
彼のことが好きなんだ。


もうね、自覚してからは気持ちが抑えられないというか。一人で抱えていられなくて、早く言いたい!言ってスッキリしたい!みたいな感じになって。

友達と遊んでる時もつい考えちゃったり、バイトも手につかないし。あぁ、じれったい。
向こうはどう思っているんだろう、とか、振られたら…とかぐるぐる考えたけど、そんなの私一人で悩んだところで、言ってみなきゃわからないし!!恋の駆け引きとか知らん!なんか振られても友達でいれる謎の自信あるし!
好きって言っちゃえ!私!


💌💌💌



そして飲みから1週間後。ディナーに行くことに🍷(この1週間が長すぎた。1カ月くらいに感じた)
告白するぞと覚悟を決めて臨んだデート。
いざ本番!!

が、しかし…


いや、いつ言う?なんて言う?え、ムズイムズイ!わからん!あー会話に集中しよう…!ピザおいしい!ソーセージもうまい!いいお店🍕🍷✨いやいやそうじゃなくて!!
気づいたら閉店時間。うーん、どうしよう。
お、なんとか公園に行く流れになったぞ!ここだ!
いや、無理。緊張。あー、またタイミング逃した。の繰り返し。

「好き」のたった二文字が言えなくて♪
なんて、恋愛ソングでよくあるやつだ…。まじでこれじゃん…😩😩


そんなことを考えているうちに、駅まで来てしまった。最後のチャンス。
改札内で一緒に電車待ってくれたけど、向こうは映画の話ばかり。
いや私、それどころじゃないんですけど!?と内心キレ気味。

もう電車に乗らなきゃいけない時間になってしまい、ホームまで一緒に歩いた。



😈「あー、もう今日は無理だろ。日を改めようぜ」
👼「いやきっと大丈夫!自分を信じて!」
なんて脳内会話を繰り広げながら、ホームまでの階段を一段一段降りていく。


最後の一段を降りたと同時に、


「あのさ、言いたいことがあるんだけど…」


って自分でもよく分からない声が出てた。スッカスカの声だったと思う。
よく覚えてないけど、
なんとか「好き」を言えたみたい。


そして、向こうも同じ気持ちでいてくれた…


“恋人”ができた。





というのが、約9カ月前のお話。
あのとき勇気を出した私を一生褒め称えたい👏👏👏👏👏

22歳のうちに、この一年の特大イベント「告白」を書き留めておこうと思って、つらつらと綴りました。長い。

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