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きろく 2022/10/08-10/10 we

8日。土曜日。
昨晩のうちに大移動して、F1観戦のために鈴鹿へ。3年ぶりの開催だったけど、2019年もリアル観戦したので一応2連続。前回も満席に近い印象だったけど、今年はとても人が多かった。3年ぶり、日本人ドライバー、ホンダ製PUのチャンピオン、と見どころたくさんだったからかな。諸事情でキャンセルになったけど当初はWシリーズも予定されていて、チケットはかなり争奪戦だった。快晴の下での観戦は、レースを楽しむなら画面越しには敵わないものの、それを補って上回るくらいの体験があると感じた。それって何なのか、もう少し言語化したい。

9日。日曜日。
F1決勝は予報通りレース開始直前から雨。雨量も増える中でスタートし、レースも荒れて赤旗中断に。2時間以上の中断を経ての再開時には自然と拍手が沸き起こったけど、レース自体は予定の半分程度の周回になり少し残念。レースはもちろん見どころもあったけど、辛抱強く待つ日本のファンとその姿を見て盛り上げてくれるドライバーやピットクルーの姿がとても素敵だった。他にもそれぞれがお互いにリスペクトする光景があちこちで見られて、日本にはあたたかい文化があることを再認識した。大切にしたいなと思う。来年もぜひ参加したいし、次こそは携帯ラジオを用意して臨みたい。

10日。月曜日。祝日。
高速SAでの仮眠のつもりがそのまま明け方を迎えるという、いつもながらの想定外を経て無事帰宅。F1観戦という大きなイベントが終わってしまい、寂しい気分で一日を過ごした。楽しかったなという満足感とともに訪れる、終わってしまったなという喪失感。もうちょっと純粋に楽しかった余韻に浸れるといいのになと思う。懸けた思いや時間や労力が大きいほど、その後の満足感と喪失感は比例してしまうのかもしれない。なんとも厄介な感情だけど、なにかポジティブな意味も見いだせるような気がする。考えてみたい。

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