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ワキガとはどんな症状?

ワキガが気になる時は、まずワキガがどのような症状なのか知っておく事が大切です。症状が分かれば適切な対処法も見つかりやすくなります。
ここからはワキガの症状について詳しくご紹介します。

「腋臭症」「臭汗症」と呼ばれる症状

ワキガは医学的には「腋臭症」「臭汗症」と呼ばれる症状です。症状の名前にある通り「汗」に関する症状で、汗腺からでる物質が原因でワキからツーンとする強いニオイがするのが特徴です。この原因となる汗腺は、ワキの下だけでなく性器・肛門周辺・唇周辺・乳首などにも多く存在しています。ワキガをそのまま放置しても体調を害することはありませんが、自分でも分かるほど強いニオイをしていれば周囲のことも気になるでしょう。

「アポクリン腺」という汗腺と常在菌が主な原因

ワキガの原因になる汗腺は「アポクリン腺」と呼ばれるもので、ベタベタした汗が出ます。このアポクリン腺から出る汗は、水分にたんぱく質や脂質が含まれており、ワキにいる常在菌が分解することで独特なニオイが発生します。このアポクリン腺の量が多い場合やワキの下の環境が悪く常在菌が増えると、ニオイが強く感じてしまうので注意しましょう。

汗腺は「アポクリン腺」と「エクリン腺」の2種類

汗腺には「アポクリン腺」と「エクリン腺」の2種類あります。エクリン腺はアポクリン腺と異なり、体全体の表皮に見られる汗腺でサラサラとした汗が出るのが特徴です。同じ汗腺でも、エクリン腺は体温調節のための汗を出す役割があり、成分のほとんどが水分です。基本的にエクリン腺から出る汗は無味無臭で、ワキの下から多く汗が出たとしても強いニオイは発生しません。

ワキガは体質のよる部分が大きい

ワキガの原因であるアポクリン腺の数は、生まれつきのもので遺伝によって引き継がれた体質による部分が大きいです。ワキガ体質の方は日本人だと10~15%ほどといわれているため、10人に1人はワキガ体質ということになります。しかし、もともとアポクリン腺の量が少ない人でも他の要因によってワキのニオイが強くなることがあります。例えば、ワキガは体質による部分が大きいですが、食生活も影響を与える要因になります。肉類などの高カロリー・高脂肪を多く摂ると、アポクリン腺が刺激されて活動が活発になってしまいます。
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