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適応障害休職記録12(休職8週目 復職直前人事と大荒れ)

こんにちは、あんぱんママ◎です。

「つぶやき」にも書いたとおり、先日父が急逝しました。
身近な人の死に直面したことは初めてでしたが、
悲しみに暮れる間もなく、葬儀の準備や各種手続きに追われる毎日でした。
ちょうど復職のタイミングに父の死が重なったり、とにかくバタバタしていたここ数日でした。

周りのことや自分の感情も少し落ち着いたので、
またnoteの記事を書こうと思いました。

前回は復職に向けた産業医面談の様子などを書いていきました。

今回は復職直前の動きについて書いていこうと思います。
もともとうちの会社とはいろいろモメてましたが、復職直前もまた大モメしました…。
私と同じような「復職の落とし穴」にハマる方が1人でも減るよう、経験談を書いておきます。


人事面談

産業医面談の結果を報告したいとのことで、人事面談をセットされました。
人事から伝えられたのは以下のようなことでした。

  • 産業医からは条件付き復職が許可された。

  • 「条件付き」とは、元の部署に戻らないことや、残業・深夜休日勤務・出張の禁止。

  • 人事としてもこのような条件で復職してもらいたいと考えている。

  • 異動については、希望している部署の上長と面談してもらいたい。面談の上、受入れOKであればその部署への異動が決まる。受入れNGだった場合は改めて異動先を検討する必要あり。

  • 今まで会社として育児・介護時短勤務の方々の残業チェックなどをきちんとできていなかった。そこは本当に申し訳なく感じており、今後は時短勤務の勤怠チェックにも力を入れていきたい。

という、とてもマトモな内容を伝えられました。
しかしこの後、この面談からは信じられないような事件が起こります…。

この面談、時間ギリギリまで通勤訓練の図書館にいたこともあり、録音するのをすっかり忘れてしまいました(大事な時に録音忘れるという…涙)

異動先上長との面談

休職前に社内公募で異動希望を出していたこともあり、異動先上長と面談するのは2回目でした。

まず開口一番に言われたのは
「来てくれるのを待ってたのに、異動希望を取り下げたのかと思った」
ということでした。
待っていてくれたということが、とてもうれしかったです。

私の休職についてはほとんどご存知ないようだったので、包み隠さずすべてお話ししました。
休職に至った経緯やその頃の体調、メンタル疾患による休職だったこと…。
私がメンタル疾患者になったことを知り、受け入れてもらえないかとも思いましたが、異動は問題ないと言っていただけました。

また、異動先はエンジニアをフォローするような間接部門であるため、原則残業はないことも聞き、とても安心しました。

この面談で希望する部署に異動できることが決まり、本当に安心しました。

人事との大事件

異動先も決まり、復職日も決まり、あとは復職するだけ…という状態だったのですが、人事から信じられないようなメールが届きます。

それは、復職後の労働条件を告げるものでした。
・残業…禁止
・深夜・休日勤務…禁止
・出張…禁止
・フレックスタイム勤務…禁止
・在宅勤務…禁止

私の会社はフレックスタイムと在宅勤務がほぼすべての社員に許されています(客先常駐しているエンジニアなどは適用外)
しかし、私傷病から復職する社員はフレックスタイムと在宅勤務が許容されないというのです。

人事面談ではそんな話は一切なく、また、休職時に渡された書類にもそのようなことは一切書かれていませんでした。

何かの間違いだろうと思い、人事に労働条件がおかしい旨連絡しました。
しかし、返ってきた内容は「会社のルールなので」といった内容。
しかも「面談でもこの説明は実施したはず」というようなことまで書かれていました。

ルールについて問い詰めるも、どうやら就業規定などで明文化されたものではないようでした。
やりとりの中で、曖昧な内容で回答されたり、人事の都合が悪くなる箇所を除いた形でルールブックのスクリーンショットが提供されたり、どんどん不信感が強くなっていきました。

このまま人事とやりとりを続けても意味がないと判断し、第三者に入ってもらうことにしました。

弁護士事務所への相談

私の会社は、ハラスメント相談窓口として外部の弁護士事務所と提携していることを思い出しました。
会社からの契約があるので、私に対して有利に働いてくれるとは思えませんが、せめて中立の立場では動いてくれるだろうと思い、以下内容で相談してみました。

  • 他の社員に適用されている労働条件が、私傷病からの復職者には適用されない

  • 理由を問い詰めるも、就業規則などの根拠がない

  • 都合の悪い箇所を除いて情報提供されるなど、恣意的な情報操作の意図も感じる

対応してくれた弁護士の先生も、
「復職する社員には、在宅勤務やフレックス勤務といった制度を適用し、徐々にフルパワーで働く社員に近づけていくことが多いが…どういう意図なのかわからないですね」という反応でした。

私からの相談内容に対し、会社の法務と連携しながらどう対処できるか検討してみると言ってもらえ、少し安心しました。

本記事の総括

  • 休職中の面談はとにかく全部録音することをオススメします!特に復職前の面談は、労働条件の話など、ご自身の給与や勤務体系に大きく影響する話が出やすいです。ここで「言った言わない」問題で振り回されないよう、証拠を残しておいてください…。

  • もし人事とモメてしまった場合、当事者同士では話が平行線で決着がつかないor人事に丸め込まれる可能性が高いです。頼れる第三者機関があれば、力を借りてみるのも有意義だと思います。

この記事を書いている現在は、もう復職しております。
ちなみに、弁護士事務所へ相談したことも大きな要因となり、理不尽な労働条件からは逃れることができました。

どう決着がついたかは、次回の記事で書いていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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