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マインドセットで親知らずの抜歯を乗り切った話

あなたには親知らずが生えていますか?

わたしには、左は上下、右は下だけ、親知らずがあった。
あることはずっと知っていた。
でも全部横を向いていて、抜くのは大変そう…と聞いていて、
長いこと見ないふりをして放置。。

タイに来てから、歯科矯正をしようと歯医者に行ったら、
まずは親知らずを抜こうということで、
矯正のために親知らずを抜くことになった。

2回に分けて抜いたのだけど、1回目の反省を2回目に活かせたので、
記録として残しておこうと思う。

まず、1回目。
その時は突然訪れた。矯正の相談をしにいった日に、
抜歯の先生いるから抜いちゃいましょう、と。

まさかと思った。こんなことが当日決まるなんて!
アメージングタイランドだ。

でも、早く抜ければそれだけ早く矯正も終わる、
という言葉を信じ、それに応じた。

その時のわたしはめちゃくちゃ緊張していて。
受付の日本人スタッフが手を握っていてくれたことに
すごく安心した。

そこで、手の温かさに意識がいったことで、
気持ちがまぎれたのだ。

2回目はこの「意識を別のところに向ける」ことをした。

1回目は右下1本、2回目は左の上下2本。
前回よりも多い。そして、ちょっと咳も出るので心配もあった。

咳はなんとか我慢できそう。
咳払いしたくなったら手をあげて作業を止めてもらうことにした。

咳をしてはいけない、ではなくて、咳をしてもいい、
になったことで少し緊張がやわらいだ。

そして、肝心の意識を別のところに向けるというのは
どういうことなのか、というと。

イヤホンで音楽を聞いてもいい?とお医者さんに聞いたら
大丈夫、とのこと。
「えっ、いいんだ。。」と思った。
(日本でもいいのかはわからないが…)

抜歯してもらっている間、わたしは
推しの曲を爆音で聞いていたのだ。

お医者さんの声が聞こえないと困るので、
イヤホンは片方だけにして。

でも、イヤホンから大好きな曲が聴こえることで
意識がそちらに向き、なんなら
「やっぱいい声してるなぁ〜」
と思う余裕すらあった。

あとは、
・顔を下に向けること
・深く呼吸をすること
この2つにも意識を向けていた。

そのおかげもあってか、
抜歯はあっという間に終わり、
なんなら少しリラックスしたまま終えられたのだ。

現在、抜歯後3日目なのだけれど、
・前回よりも痛くない
 (翌日にはもう痛くなかった)
・口が前回よりも開く
 (前回は指一本も入らないくらいで、今回は指2本入るくらい)
という違いもあって、リラックスしたことが
良かったのではないかと勝手に思っている。

ちなみに、右下の親知らずは4分割され、
左下の親知らずも5つくらいに分解されて抜いてもらっている。

人生においてかなり大きなミッションを
クリアできたと思っているのだけれど、
それを「意識の向き先を変える」ことで
乗り切れた自分、グッジョブ!


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